「想い出ぼろぼろ」 内藤やす子 | 昭和歌謡ブログ マンボウ 虹色歌模様

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想い出ぼろぼろ 内藤やす子

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前年「弟よ」で鮮烈デビュー

淋しい天使」を挟み、「想い出ぼろぼろ」が大ヒット

 

想い出ぼろぼろ 昭和51年(1976年)

ドアを細目に 開けながら
夜更けにアイツが 帰ってくる
蛇口に顔を 近づけて
水飲む音が 聞こえてくる
言い訳繕う その前に
やさしさ装う その前に
聞いておきたい事がある…だけど
幸福ぼろぼろ こぼれるから
寝がえり打って 夢ん中


作詞・阿木燿子 

作曲・宇崎竜童

 

歌は

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ドスのきいた野太いハスキーな声が、宇崎竜童のいわゆる”カタカナ演歌”にピタリはまりました。

 

昭和51年のレコード大賞最優秀新人賞に内藤やす子

対象曲はこの「想い出ぼろぼろ」

 

作詞賞と作曲賞は阿木・宇崎コンビ

山口百恵の転機となる「横須賀ストーリー」もこの年

 

ちなみに、レコード大賞は都はるみ「北の宿から」

最優秀歌唱賞は八代亜紀「もう一度逢いたい」でした

 

内藤やす子はその後も「こころ乱して 運命かえて」「六本木ララバイ」などもヒット

内藤やす子は母親が浪曲師、自身も二葉百合子の弟子だったりして、独特のハスキー声はそういった経緯によるものでしょうか。


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