前回に引き続き、伊豆熱川温泉にある「熱川バナナワニ園」をレポートします。
当園では、絶滅の危機に瀕している貴重なワニを、世界でもトップクラスの16種(交雑含む)、約140頭も飼育しています。
立ってる姿が魅力的な“立ちワニ”です。
当園には、ガラス越しにワニの姿を横から観ることができる水槽があります。
普段は獰猛で恐ろしいイメージのワニですが、水中で楽な姿勢をとりつつ顔を水面に出している姿は、まるで2本足で立ち上がっているように見えます。
メガネカイマンです。
全長は、110-250センチメートル(300センチメートルに達する例もあり)です。
オスは全長150-180センチメートル、メスは全長110-140センチメートルの個体が多いとのことです。
気性は荒く攻撃的ですが、小型種のため自然下で人間を襲うことはないそうです。
クチヒロカイマンです。
南アメリカ中部のアマゾン川流域に生息する 爬虫綱ワニ目アリゲーター科カイマン亜科カイマン属の水陸両生のワニです。
吻が丸くて広く短いのが特徴です。
サハラ砂漠と南端部を除いたアフリカ大陸、マダガスカル西部に生息するナイルワニです。
主に河川や湖に生息しますが、河口や入江、マングローブ林などの汽水域に生息することもあります。
全長400-550センチメートル。
口吻は長く基部横幅の1.5-2倍で、瘤や隆起はありません。
陸上ではライオンに襲われることもありますが、川付近では反対にライオンを襲います。
ワニは、優秀なハンターです。
ワニの噛む力は1t以上あり、動物界最強とも言われています。
ワニは普段はあまり動かない動物と思われていますが、実は、瞬間的には早く動ける動物です。
普段はじっとしていて、近づいてくる獲物を一瞬で捕える、これがワニの習性です。
ワニは爬虫類の中ではとても頭が良く、飼育しているワニ達はフェンスがあることを認識し、周囲の状況をじっと見ています。
イリエワニです。
インド南東部からベトナム 、フィリピンにかけてのアジア大陸、スンダ列島からニューギニア島、及びオーストラリア北部沿岸、東はカロリン諸島辺りまでの広い範囲に分布しています。
日本では奄美大島、西表島[4]、八丈島などでも発見例があります。
現生のワニ類および爬虫類の中では最大級の一種であり、平均は全長4メートル、体重450キログラムになります。
野性、飼育下とも、巨大な個体は全長7メートル程になることもあります。
主に汽水域に生息し、入江や三角州のマングローブ林を好みます。
イリエワニという和名も、これに由来しています。
ワニの中でも特に攻撃的な性質であり、顎の噛む力は同種中で最大級(2トンあまり)とも言われます。
大型個体では空腹時に人間や家畜に襲い掛かり捕食した例もあります。
熱川バナナワニ園からのレポートは、まだ続きます。
申し訳ありませんが、16種全てを撮影できていませんでしたが、次回も数種類のワニを紹介する予定です。
それでは、また・・・。
ランキングに参加しています。
応援のポチッを頂けたら幸いです。