私は2023年7月5日(水)にきらめき病院で腹腔鏡下大腸ガン切除手術を受けました。
同年6月にS状結腸ガンが発見された時点でStage IVでした。
術後はXELOX療法で抗がん剤治療をしています。
腹壁瘢痕ヘルニアが悪化して、2024年4月1日(日)に予約外で門松先生の診察を受けることに。
通院(2024年4月1日)腹壁瘢痕ヘルニア悪化のため予約外で受診(1)
午後1時半過ぎに、やっと門松先生が処置室の私のベッドサイドに登場!
託児所で最後まで残っていてやっとパパが迎えに来てくれたときの幼児の心境ってこんな感じかも。
門松先生は、右手に処置用の手袋をしていて、横になっている私のお腹を押して状態をチェック。
門松先生:診察室に行こうか。歩けるよね。
そして、医療従事者しか通らない廊下を通って裏側から門松先生の診察室に入りました。
ここなら他人に話を聞かれることも無いから安心、安心。
私もちょっとリラックスして、
ララ:この前、門松先生がお休みだったから冨山先生が代診してくれたけど、あの先生、すごく若くないですか?冨山先生を見た後、門松先生を見ると、大人に見える。
門松先生:(真顔で私をじっと見て)僕のこと、ずっと子どもだと思ってたの?
ララ:いや、子どもとは思ってないですよ(笑)。あくまでも相対的な問題です。
ララ心の声:あ、いつもPCの画面ばっかり見てる先生が、今日はちゃんと私と向き合って話してる。嬉しいな。
門松先生:ヘルニアは手術しないと治らないけど、手術するかどうかは患者さんの希望次第です。(満面の笑みで)手術する場合は、全身麻酔で腹腔鏡下でします。お腹の中で開いてしまった傷口に網状のものをかけて、釘で止めるの。(急いで付け足すように)この釘は溶けるよ。
「お腹の中の傷に網をかけて釘で止める」と聞いたら、怖くて私はたちまち涙目に。
ララ:手術は怖いけど、このままだとお腹を手で押さえないと歩けないの。お腹を押さえながらだと疲れてあんまり歩けない。だから積極的に生きるには、やっぱり手術で治すしかないと思う。
門松先生:じゃあ、今日CT撮って問題無ければ近いうちに手術しましょう。
ララ:そのときは門松先生がしてくれるの?
門松先生:(大喜びのお顔で)うん。僕がやるよ。もう夏休みとか全然関係ないから心配ないよ。
そして、ニコニコしながら院内PHSで緊急CTの予約を取ってくれました。
ララ心の声:それにしても門松先生って手術の話になると急にニコニコして機嫌よくなるよね。そんなに手術が好きなのかな。「釘は溶ける」って言ったのは、私がCVポート設置の手術を受けたとき「抜糸は痛いから嫌」って言ったのを覚えていて、とっさに出た言葉だったのかも。あのときは「溶ける糸で縫ったから抜糸はしない」ということで落着したのよね。
通院(2023年9月11日) CVポートの手術を門松先生にお願いする
この日、一番びっくりしたのは、門松先生が物理的にちゃんと私と目を合わせて話してくれたこと。いつもPCの画面しか見てないから、嬉しかったです。
そして、いつもの若干言語障害っぽい話し方でなく、普通に明るく話してくれました。これがこの先生の「素」なのかな。
これからもずっとこんなふうに接して欲しいな。