私は2023年7月5日(水)にきらめき病院で腹腔鏡下大腸ガン切除手術を受けました。

同年6月にS状結腸ガンが発見された時点でStage IVでした。

 

術後は3週間に1回の通院でXELOX療法で抗がん剤治療を続けています。

 

最初にJ大学病院でS状結腸ガンが見つかったときは既にStage IVで癒着が激しいため大腸の原発巣は切除不可能。腸閉塞を避けるために横行結腸に人工肛門を作るしかないと言われて絶望的な気分に。その後セカンドオピニオンでS病院でも同じことを言われましたが、きらめき病院で門松先生診察を受けたら、腹腔鏡下手術で大腸の原発巣を切除できて人工肛門にする必要は無いと言われて天にも昇る気持ちになりました。ハートのバルーン

 

きらめき病院での手術に関して不安は一切なく、明るく入院生活を終え、その後も一度もネガティブな気分になることなく、軽やかな気持ちで生活できていました。

 

でも、2023年11月の門松先生の診察で、突然気持ちがネガティブにシフトしてしまいました。2週間泣き暮らし、3週目に出会ったのが天才肝臓外科医の藤堂先生のブログとご本です。

通院(2023年11月13日)門松先生の一言ですべてが虚しくなる

 

藤堂先生は普通は無理と考えられる肝転移の手術も、専門医が丁寧に見れば切除できる場合も多数あること、手術の腕がいいのは外科医として当たり前、その後長丁場にわたる治療で患者さんの心に寄り添うことが一番医師に求められること、と書いています。

 

藤堂先生は、奇跡的にきらめき病院に勤務する先生でした。キラキラ

 

それで、どうしてもご本人に会ってお人柄に触れたくなり、私は行動を起こして、2024年2月5日に実現しました!

 

救い - 天才肝臓外科医との出会い

 

通院(2024年1月15日) 門松先生に天才肝臓外科医、藤堂先生の診察を依頼する

 

通院(2024年2月5日)夢にまで見た天才肝臓外科医、藤堂先生の診察(2)

 

藤堂先生に会えたときの感動は忘れられません。キラキラ

 

2024年5月の今、藤堂先生の診察を振り返ると、細かいやり取りは全部1つに温かく融合して、泣いている小さい女の子をパパがお膝に乗せて一生懸命優しくあやしてくれていたような感じがします。

 

あのときの私に一番必要な治療を藤堂先生は全力でしてくれたんだと思います。薬

 

藤堂先生は、患者は病院は選べても主治医は選べないので、どんな主治医になるかは患者の運に左右されてしまうけど、主治医と信頼関係を築いていくのが「患者力」です、とも書いています。

 

Cancer Journeyは不安や心細さが常に付きまといます。だから、心に寄り添ってくれるドクターがいてくれたら、どんなに癒されるか、励まされるか。ニコニコ

 

私の担当医の門松先生はまだ30代半ばだからか、本当は優しい先生かもしれないけど、ちょっと「寄り添う心」の「表現」が足りないところがあるのかもしれません。私は時々(というより、たびたび)門松先生から突き放されている気がして寂しいです。ショボーン

 

そこを補うために神様が藤堂先生と出会わせてくれたんだと思います。おねがい

 

藤堂先生とはたびたび会うことはできないけど、この先生がいてくれると思うだけで私は励まされます。そして、診察の最後に言ってくれた「なるべく長く生きて」という藤堂先生の言葉は、私が捨て鉢な気持ちになりそうなとき、いつも思いとどまらせてくれています。

 

「なるべく長くいきて」という藤堂先生のその一言に、私の心はずっとずっと救われています。キラキラ

 

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