私は2023年7月5日(水)にきらめき病院で腹腔鏡下大腸ガン切除手術を受けました。

同年6月にS状結腸ガンが発見された時点でStage IVでした。

 

術後は、2023年7月31日からXELOXというレジメンで抗がん剤治療を受けています。2023年10月末に撮った造影剤CTの結果、ガンが小さくなっていることがわかり、以来エルプラットは休薬。分子標的薬とゼローダだけ続けています。

 

2024年1月15日にきらめき病院で門松先生の診察を受けました。

 

門松先生:今日、抗がん剤治療の後で造影剤CT撮るからね。

 

ララ:え、今日ですか?びっくり

 

ララ心の声:せめて前回の診察で予告して欲しかったな。こっちもそれなりの準備というものがあるから。今日はスカートはいて着ちゃったし、ティファニーの繊細なペンダントも付けてきちゃったじゃない。これを検査室で付けたり取ったりしているうちになくしたらショックだから、検査があるならつけてこなかったのに。

 

ララ:前回のCTで造影剤を入れる針を血管に刺す看護師さんが左の肘に針を刺した後「今、血管に針が入っているけど、ちょっと圧をかけると血管の壁に当たっちゃうんです。だから抜いてやり直しますか?」って聞いてきたの。そんなの私に判断できるわけないじゃない。(しょんぼりして)またあの人だったら嫌だな...😢」

 

門松先生:どうしてそんなふうに考えるの?

 

ララ:だって前回と同じ月曜日だし、あの人、シフト入ってるかもしれないでしょ。

 

門松先生:(無言)

 

この日、私は重大な決心を胸に門松先生と対峙するつもりで来ました。

それは、天才肝臓外科医の藤堂先生の診察を申し込んでもらうことです。私は大腸ガンが肝臓にも転移しているので、肝臓外科医の藤堂先生に診てもらう資格があります。でも、本当の目的は藤堂先生のお人柄に直接触れること。

 

藤堂先生にどうやって診察を申し込むか、占い師のカコちゃんと話し合っている記事はこちら。

占い師のカコちゃんと話す(2)

 

いろいろ考えた末、私は、担当医の門松先生を通してお願いすることが、結局は王道であり、門松先生の顔も立てることになると判断しました。

 

そして、年明けの今日の診察でそれを実行すると決心してきました。

 

ララ:ところで、藤堂先生に診察してもらいたいので、診察を依頼してれますか?

 

門松先生:(大慌ての強い口調で)それをやってるときりがないから、こっちで診させてください!

 

ララ心の声:どうしてこんなにムキになるのかしら。先生、怖いよ。でもここで引き下がったらダメ。

 

ララ:でも、どうしても藤堂先生に診てもらいたいの。どうしても藤堂先生に会いたいの。

 

ララ心の声:あ、しまった。「会いたい」って言っちゃうとEmotionalな印象になるから言わないように気を付けてたのに、門松先生があんまり怖いから言っちゃったよぉ。

 

門松先生:(厳しい口調で叱るように)ただ会いたいだけでは会えませんよ。公的な資金でやってる公的な病院なんだから。

 

ララ:でも、どうしても藤堂先生に会いたいの。(涙目になってきて)会いたいの。芸能人に会いたいっていうミーハーなことじゃないです。

 

門松先生はしばらく考えていたようですが、私の様子を見て

 

門松先生:じゃあ、ちょっとやってみるけど、どうだかなぁ…

 

ララ心の声:藤堂先生は門松先生より10年ぐらい年次が上の有名な先生だから、門松先生も遠慮があるのね。今まで自分の患者の診察を藤堂先生に申し込んだことがないんだわ。でも、やってみるって言ってくれて良かった。

 

私の熱心な説得(泣き落とし)により、門松先生から藤堂先生に診察を申し込んでもらうことになりました!やったー!藤堂先生は超多忙なので、先生が診察して(会って)くれるまで、私はいつまでも待ちますよ。おねがい

 

とうわけで、明るい心で化学療法室に行き、その後、造影剤CTも撮りに行きました。

今回は男性看護師さんが登場して(もしかしたら研修医かも)、右腕をビシビシ叩いて血管を見えやすくした後(痛かった)、一回で針を血管に入れてくれました。

 

めでたし、めでたし。グッ

 

藤堂先生といつ会えるのか楽しみです。キラキラ