ゴールデンスランバー | 映画、言いたい放題!

ゴールデンスランバー

完成披露試写会に招かれて行ってきました。

舞台挨拶もあったのですが、

これが豪華メンバー!

中村義洋監督を始め、主演の堺雅人さん、

竹内結子さん、吉岡秀隆さん、劇団ひとりさん、

香川照之さん、濱田岳さん、渋川清彦さん、貫地谷しほりさん。

豪華!\(^0^)/

劇団ひとりさんは笑いを取ってました、さすが。

ところが、司会がね、、、

この人、「ラスト・ブラッド 」や「鈍獣 」の舞台挨拶の時と同じ人で

今一つ、ダメなのよね~。

仕切れないっていうか、素人臭い。
今回も、なんだかな~という質問を登壇者にして、

皆さんは答えようとするのだけれど、

あまり盛り上がらなかった。

ニュースでは“大爆笑”と報道されてましたが、

実際は苦笑失笑。。。みたいな感じでした。

キャストの方がなんとか盛り上げようとしてました。

で、最後に

「中村監督、しめて下さい!」とか言っちゃって。

それ、あんたの仕事だろ。( ^ _ ^;

この人、いつもいつもいつも登壇者に助けられている気がする。(-"-)

これだけ豪華なメンバーなのだから

もうちょっと考えて欲しかったです。

画面で観る竹内結子さんがとてもお綺麗なので

楽しみでしたが、

黒でシックに決めてらして、地味な印象でした。

というのも、この日、

濱田岳さん以外は皆さん、

申し合わせたのか、黒い衣装だったのです。

濱田岳さんは“黒いパーカーの男”という役なのに

彼だけが黒くなかったのが面白かったです。

それでも全体的に地味な感じでした。

せめて女性は明るい色の服を着て欲しかったです。

お綺麗でしたけどね。(*^^*)


首相の凱旋パレードが行われている仙台の街中。

そのすぐ近くで宅配ドライバーの青柳は、

大学時代の友人・森田と久しぶりに再会していた。

その時、爆発音がして、首相が暗殺される。

森田は青柳に「逃げろ!オズワルドにされるぞ」と言い

森田が乗った車は爆発する。

追ってくる警官たちから、反射的に逃げ出す青柳。

身に覚えのない証拠と見えない力によって

青柳は首相暗殺犯に仕立てられていく。

絶体絶命の中、

青柳は大学時代の友人たちに助けを求めるのだが…。


香川照之さんが、

「今までの中で一番好きな作品かもしれません」

と言ってましたが、テンポ感もよく楽しめました。

濱田岳さんが「フィッシュストーリー 」とは全く違うキャラクターで

こちらもとても良かったです。

あと、永島敏行さん。

存在感が凄かった。

子役も面白かったです。

原作は伊坂幸太郎氏の小説なのですが、

監督が

「原作は情報量が多いので、どこをカットしようか迷ったのだけれど、

主人公の見たものを中心に描いたら最終的に原作と同じになりました」

と言ってました。

私は原作は未読なのでわからないのですが、

後から考えると、

大学時代の元彼女と

青柳に助けられたというアイドルはともかく、

何故そんなにも皆が彼を助けようとするのかが

今一つわかりませんでした。

打ち上げ花火って結構なお値段するのでは?

それと、コピーに

「事件のカギを握るのは、ビートルズの名曲、ゴールデンスランバー」

とありましたが、

大学時代の思い出の曲って感じで、

事件のカギは握ってないような。。。( ^ _ ^;

観ている間は面白いのですが、

後に残るかというと疑問な作品ですね。

同じ中村監督の作品でしたら

私は、「フィッシュストーリー 」の方が好きですね。

重力ピエロ 」と同じで、仙台が舞台です。
仙台に住んでいる方は

生活の場が沢山出てくるので楽しいのではないでしょうか?


上映が終わると拍手が起こりました。

驚いたことに出口に中村義洋監督がいらっしゃいました。

写真や握手にも気軽に応じていらっしゃいました。

大抵の場合、舞台挨拶が終わったら

皆さん、帰られるんですけどね。

映画への愛情がとても感じられて好印象でした。(^^)



ストーリー  ★★★
映像     ★★★
音楽     ★★★
総合評価  ★★★

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