ナイル殺人事件 (1978年公開版)
ケネス・ブラナー版が公開されていますね。
でも脚色されている気がして(←偏見(^^;))
改めて、オリジナル版を観ておこうと思いました。
莫大な遺産を相続した美女・リネット・リッジウェイは、
親友ジャクリーンの婚約者を略奪し、結婚。
エジプトへ新婚旅行に行くのだが、
行く先々にジャクリーンが現れ嫌がらせをした。
ナイルの川下りの豪華客船カルナーク号にも乗り合わせるのだが、
リネットは何者かに銃殺される。
船には旅行中の私立探偵ポアロが乗っており、
旧友レイス大佐とともに船上で捜査を開始するのだが。。。
原作もかなり昔に読んでいるのですが、
怪しい人はなんとなく覚えているのですが、
話をすっかり忘れておりましたf(^^;)
しかし物凄い豪華キャスト(+o+)
ミア・ファロー、マギー・スミス、ジョージ・ケネディ、
そして、ベティ・デイヴィス!
オリヴィア・ハッセーが綺麗過ぎる!
これ、ナイルじゃなくても良いような(爆)
動悸も割と普通(爆)(爆)
豪華キャストを楽しむって感じの映画でした。
ちなみに私、
映画のロケに使われたホテルに泊まったことあります(自慢)
ロケに使われたのは本館ですが、
私が泊まったのは新館。
お値段が違うのです(^_^;)
原作ももう一度読んでみようかな。
ストーリー ★★★
映像 ★★★
音楽 ★★★
総合評価 ★★★
爆弾
記録的なヒットとなった「国宝」の陰でも
かなり話題になったので、
是非観たいと思ってました。
原作の小説は未読です。
酔った勢いで自販機と店員に暴行を働いた中年男が野方警察署に連行される。
男はスズキタゴサクを名乗り、
霊感を持っていると称して都内に仕掛けられた爆弾の存在を予告する。
取り調べに同席していた刑事・類家は半信半疑だったが、
実際に爆発が起こり、さらにスズキはこの後3回の爆発が起こると予見する。
類家は取り調べのビデオテープを見返し、
スズキの示したヒントを見破りその場所を割り出すのだが。。。
面白かったです!
このスズキダゴサクは佐藤二朗さんしか出来ないと思うけれど、
他の出演者の皆さんもとても良かったです。
よくわからないところもあるのだけれど、
それはあまり気にならなかったです。
人間て単純ではなくて、
それだけ闇が深いと思いました。
個人的には「国宝」より映画として面白かったです。
ストーリー ★★★
映像 ★★★
音楽 ★★★
総合評価 ★★★☆
96分
2025年台湾映画の興行収入1位を記録した映画ということで、
興味があって観てみました。
ソン・カンレンは、
3年前の爆弾テロで亡くなった人たちの追悼式に参加するため、
母親と妻のホアン・シンと共に
台北から高雄へ向かう高速列車に乗車していた。
カンレンはその事件で爆弾処理を担当し、
1つ目の爆弾は処理したが、2つ目の爆弾を防げなかった罪悪感で、
国家の英雄として称えられたものの、警察を辞めていた。
ところがその列車内でかつての上司リ・ジエから
「車両内に爆弾が仕掛けられている」「爆弾を探すのを手伝ってほしい」
と連絡が入るのだった。
「新幹線大爆破」のパクリ過ぎてびっくりしました。
台湾の方には、1975年公開のこの映画か、
草なぎ剛さん主演の同じタイトルのNetflix配信でも
観て欲しいです。
どうしてもこの2本と比べてしまうので、
脚本がちょっと雑に感じてしまいますね。
普通に観れば面白いのかも。
いつの世にもいわゆる“トロッコ問題”というのはあって
それをどうするか、
なのですけれど、少数の方に自分の大事な人がいたら
やっぱりきついですよね。。。
この映画では私は、
爆弾自体ではなく、逃げようとした人の下敷きになって亡くなった、
というエピソードが印象に残りました。
人間の敵は人間なのか。。。
大きな期待をしなければ、
楽しめる映画だと思います。
ストーリー ★★☆
映像 ★★★
音楽 ★★★
総合評価 ★★☆
フランケンシュタイン(2025年公開版)
アカデミー賞に沢山ノミネートされていて、
「ギレルモ・デル・トロのピノッキオ」も良かったので、
観ることにしました。
ヴィクター・フランケンシュタインは、
厳格な外科医の父と優しい母のもとで育ったが、
幼い弟・ウィリアムを出産すると、母は亡くなってしまう。
まもなくして、一家は破産し、父もまた亡き人となってしまう。
ヴィクターは医学の道に進み、
クリミア戦争で莫大な利益を上げている武器商人・ハーランダーが
スポンサーになり、不死の生命体を作ることに挑む。
また、親戚に預けられていたウィリアムと再会する。
彼はハーランダーの姪のエリザベスと婚約していた。
ハーランダーは研究資金だけではなく、戦死した死体をも提供してくれ、
研究は進んで行った。
大きな実験をするところにハーランダーは
自分が余命が少ないことを打ち明け、実験体に自分の体を移送することを
頼むのだが。。。
私はこの話をほとんど知らなかったのだけれど、
フランケンシュタインというのは、
作られた人間の名前だと思っていた(+o+)
しかも、作られた怪物が悪者だと思っていたけれど、
全然違った(>_<)
私がずっとフランケンシュタインだと思っていたものは
この映画では“怪物”と呼ばれていた。
始めは言葉も話せなかった“怪物”が
他の登場人物よりも、人間が本来持つべき心を持つようになり、
最後には赦しの境地まで行くという皮肉で悲しい話だった。
映画の最後に
“And thus the Heart Will Break Yet Brokenly Live on(心が砕かれ、打ちのめされても、生き続けるのだ)”
というバイロンの言葉の一節で締めくくられている。
衣装が素敵だったけれど、
音楽が本当に素敵で、
先述の言葉と余韻に残る作品でした。
フランケンシュタインと言えば、
ホラーのイメージでしたが、
ギレルモ・デル・トロ監督に手にかかると
ダークファンタジーという感じになりますね。
ストーリー ★★★
映像 ★★★☆
音楽 ★★★★
総合評価 ★★★
白蛇伝
私は映画検定の2級を持っているのですが、
この作品は、参考書に
日本最初のカラー長編劇場用アニメーション映画として
紹介されていました。
これは一度は観ておかなければと思っていたのですが、
なかなか機会に恵まれず。
東映アニメーションミュージアムチャンネルが
期間限定で配信していたので、
やっと観ることが出来ました。
そういえば、昨年は蛇年でしたね。
宋の時代の中国。
西湖の畔に住む許仙(シュウセン)は、
美しい女性・白娘(パイニャン)に会い恋に落ちる。
しかし、パイニャンは、
シュウセンが子供の頃に飼っていた白い蛇だった。
高僧・法海(ホッカイ)は妖術に惑わされているシュウセンを救おうと思い、
考えをめぐらす。
ある日、パイニャンのお付きの小青(シャオチン)が
悪気もなく宝物殿から持ち帰った宝石がもとで
シュウセンは泥棒と疑われ、蘇州に送られてしまう。
パイニャンは愛するシュウセンを追って蘇州へ向かうが、
そこでシュウセンの身を案じて先回りしたホッカイと遭遇する。
予想以上に映像が綺麗でびっくりしました。
これが1958年に公開されたなんてびっくりです。
映画館で観たら凄い迫力だと思います。
思えば、この作品より前に公開されている、
ディズニーの「ふしぎの国のアリス」の
トランプが襲ってくるシーンも凄い迫力ですよね。
声の担当は森繫久彌さんと宮城まり子さん。
また、
台詞構成を劇作家の矢代静一さんが担当していて、
それも驚きでした。
話自体は、本編には関係ない、
動物たちの面白シーンが多かったり、
ツッコミどころ満載なのですが、
見ごたえは十分でした。
登場人物のキャラクターも
特にシャオチンが良かったです。
っていうか、パンダ強すぎ(^_^;
今のアニメも凄いですが、
一度は観ても良い作品だと思います(^ ^)
ストーリー ★★★
映像 ★★★★
音楽 ★★★
総合評価 ★★★
トレイン・ドリームズ
またもやNetflix作品ですが、
アカデミー賞にノミネートされているようなので、
観ておくことにしました。
20世紀初頭のアメリカ。
幼くして孤児となったロバート・グレイニアは、
太平洋岸北西部の森林地帯で成長し、
グラディスという女性と出会い、結婚。
川沿いに丸太小屋を建て、娘・ケイトも生まれ、
幸せに満ち溢れていたが、生活のために、
国が推し進める鉄道事業に出稼ぎに行き、
家族と離れ離れの生活を余儀なくされる。
そして、思わぬ悲劇がロバートを襲う。
良い作品でしたが、
辛い作品でした。
特に、家族を不慮のアクシデントで亡くした方は
辛いと思います。
美しい景色、その中で淡々と描かれるドラマ、
こういう作品が評価されるのは良いですね。
ストーリー ★★★
映像 ★★★
音楽 ★★★
総合評価 ★★★
喝采(ジェシカ・ラング主演)
たまたま時間が出来たので、
丁度やっていたこの作品を観ることにしました。
ブロードウェイの第一線で長年活躍してきた、
伝説の女優リリアン・ホールは、
チェーホフの「桜の園」の公演を目前にしていた。
ところが、セリフが出なかったり段取りを忘れたりすることが増え、
医者の診察を受けると認知症と告げられる。
人生を舞台に捧げてきた彼女は、
何とかこの公演をやり遂げようとするのだが…
何の前情報もなく観たのですが、
「喝采」という題名から名作映画の
デジタルリマスターされた再上映だと思ったのです。
でもその映画の出演者までは知らなかったので、
ジェシカ・ラングという大女優の名前でそう思ってしまったというか。。。
で、キャシー・ベイツが出てきて、
あれ?これって最近の作品なのかな、って思い始め、
QRコードのチケットが出てきて、
すっかり勘違いだったことに気づきました(爆)
100席もなかったのですが、
私がギリギリで買ったときは残2席で、
私が買っている最中に隣の券売機で買ってた女性がいて、
多分満席で、さすが名画!って思ったんですよね、ああ勘違いf(^^;)
それはともかく。
ジェシカ・ラングが、伝説の大女優という役はピッタリで、
彼女が「桜の園」をやっていたら観に行きたいです。
舞台俳優の身としては、
どうなるんだろう、どうするんだろう、、、と思いながら観ました。
でも公演は1回だけではないので、
映画が終わってもどうなるんだろうという気持ちは残りました。
映画としては、認知症ということを表したかったのかもしれませんが、
セリフは体に入れるので、
ふとした時に出てきてしまいますよね。
俳優あるあるで、冒頭のシーンはちょっと笑いました。
「桜の園」はもちろん、
古典の有名な作品を知ってる方なら
なお楽しめると思います。
ピアース・ブロスナンを久しぶりに観たのですが、
イケオジの引退した大俳優という役が
これまたぴったりでした。
観て良かった映画でした(^ ^)
ストーリー ★★★
映像 ★★★
音楽 ★★★
総合評価 ★★★
パスト ライブス/再会
アカデミー賞で作品賞と脚本賞にノミネートされた作品ということで
恋愛映画は好きではないのですが、
ずっと興味がありました。
ソウルで暮らす12歳のノラとヘソンは、
幼なじみの親友だったが、
ノラは家族とカナダに移住することになり、
二人は離れ離れになってしまう。
12年後。ニューヨークで脚本の勉強をしているノラは、
インターネットのSNSでヘソンが自分を探していることを知る。
オンライン通話で二人は再会を果たすが、すれ違いも起こしてしまい、
連絡を絶ってしまう。
さらに12年が経ち、
36歳になったノラは作家のアーサーと結婚していたが、
ヘソンはそれを承知で彼女に会うためにニューヨークへ向かう。
うーん、、、
ノラという人物が好きになれなかったためか、
全く感情移入が出来ませんでしたf(^^;)
多分、二人とも頭の中でお互い美化してしまっているのだと思います。
女性の方が、少しだけ現実的というか。
韓国語が全くわからないわけじゃないのに
旦那さんがいるところで、そんな話をしていいの?
って思ってしまった。
だって、自分の名前が出たらさすがにわかるし、
なんだろ?て思うでしょ。
旦那さんが良い人すぎるし、
この俳優さんはとても良かったです。
それにしても韓国勢は凄いですね。
今回の映画自体はあまり好みではありませんでしたが、
日常的で、シーンによっては緊張感がある演出はとても良かったです。
ストーリー ★★★
映像 ★★★
音楽 ★★★
総合評価 ★★★
KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ
Netflixで話題のこの作品、
なんと、ゴールデン・グローブ賞のアニメ映画賞&主題歌賞を受賞しました。
アニメで日本が負けるのは何とも悔しい思いですが、
まずは観てみないとね。
世界的に人気のK-POPガールズグループ「Huntrix」のルミ、ミラ、ゾーイは、
昼はアイドルとしてステージを沸かせ、
夜は秘密裏に、人間の魂を吸い取る悪魔と戦う、
凄腕の“デーモンハンター”として活動していた。
3人の歌声は人間を守る結界「ホンムーン」を維持していて、
悪魔を封じる「ゴールデン・ホンムーン」の完成まであとわずかだった。
そんな折、デーモンの親玉・グウィマは、
ボーイズグループ「Saja Boys」に扮した悪魔を送り込む。
とっても楽しい映画でした。
そして、ちょっと泣けた。
楽曲も歌も良いし、
映像もカラフルです。
笑いどころが、アメリカのアニメに似てるところが
万人受けしてるのかも、と思いました。
配信映画が賞レースの対象になっていることには
ちょっと引っ掛かりはありますが、
楽しい作品であることには違いないです。
ストーリー ★★★
映像 ★★★
音楽 ★★★☆
総合評価 ★★★☆
怪物
明けましておめでとうございます。
近年はあまり更新出来てませんが、
懲りずに本年も宜しくお願い申し上げますm(_ _)m
さて、今回は、
気になりながらも、まだ未見だったこの作品です。
シングルマザーの麦野沙織は、
小学5年生の息子・湊の様子に不審を抱き、
問いただすと湊は
「自分の脳は豚の脳と入れ替わっている。担任の保利先生にそう言われた」
と言う。
沙織は学校に抗議に行くのだが、
保利は「湊は同級生の星川依里という少年をいじめている」と言い、
沙織は愕然とする。
しかし、依里は「自分はいじめられていない。保利はいつも湊に暴力を振るっている」と証言し、
保利は退職に追い込まれる。
この映画は、
沙織、保利、湊と依里の
3つの視点から描かれています。
最初から最後まで、なんかゾワゾワして、
何か良くないことが起こりそうな感じがずっとしていました。
嘘をついてしまう、のは、
大人も子供も同じ。
どうすれば良かったのか
それもわかりません。
答えはないのかも。
キャスティングが、皆、役に合っていて
良かったです。
角田晃弘さんの「ちんあなご」には
思わず笑ってしまいました。
坂本龍一さんの音楽も素晴らしかった。
ご冥福をお祈りいたします。
ストーリー ★★★
映像 ★★★
音楽 ★★★★
総合評価 ★★★