三木富久子です。
「私のビジネス理論100本ノック」
今日も張り切って更新です。
今日は、
「値上げのしかた」
についてです。
値上げの仕方やタイミングは
コンサルの中でもよく
ご質問をいただく話題です。
値上げはしたいけど
お客様に悪い印象を与えたり
それで売り上げが下がってしまわないか、、
色々と悩みは尽きないですよね。
今日はどんなポイントに
気を付けながら値上げを
していけばいいかについて
書いてみたいと思います。
まず、大前提として
頭に入れておいていただきたいのが
「値上げはお客様にとっては
好ましくないことである」
ということです。
いくら真っ当な理由があっても
「値上げ」そのものに対しては
誰もがマイナスな印象を持ちます。
だからこそ大切なのは
①お客様のための値上げであること
②説明責任を果たすこと
③真摯に、誠実に対応すること
④何度も値上げをしない
この４点です。
①お客様のための値上げであること
ありがちなのが、
・売り上げをもっと上げたい
・価格が実力に見合っていない
・もっと利益率を高くしたい
などの、
「売り手都合」
による値上げです。
ビジネスを続けていく上で
もちろんこういった値上げも
必要な時はありますが、
それをそのまま伝えたのでは
お客様は納得できません。
ですのでまずは、
「値上げをすることがお客様のためである」
「値上げが引いてはお客様に還元されていく」
という根拠を探して下さい。
例えば売上を上げたい、は
上げた売上で商品力を磨くなどして
お客様に還元していくとか
実力に見合った価格にするにしても
値上げして終わりにするのではなく
より沢山のお金をいただくことで
質の向上に努めて
顧客満足度を高める
という意識を強く持つなど。
何度も書いていますが
ビジネスは
商品価値とお金の等価交換
ですので、売り手の都合で
値上げをしたところで
お客様がそれに相当する価値を
感じて下さらなければ
買ってはいただけません。
つまり、
値上げをする＝お客様が手にする価値が高まる
でなくてはイコールにならないのです。
きっかけは売り手都合だったとしても
それに相当するだけの価値を
きちんと見出していかないと
結局は自分の首を絞めることにも
なりかねません。
常に、どんな時でも、
お客様のことを一番に考え、
できるだけ損失を与えないよう、
その上で見合った価格に上げていく
というスタンスをまずは
持っていただきたいと思います。
②説明責任を果たすこと
値上げの理由が明確になったら
次にやるべきは
きちんとお客様にご納得いただけるよう
説明責任を果たすことです。
いくらお客様のためにもなる
値上げだからと言って、
何も説明がないまま
金額だけを上げては
こちらの意図は伝わりません。
しかも値上げはどうしても
マイナスな印象を
与えてしまいますので、
伝え方には配慮が必要です。
商品によっても
多少打ち出し方は変わるので
あくまで参考程度ですが、
・お客様が納得できる理由を用意すること
（消費税率アップ、商品の質の向上、内容量アップなど）
・いつから値上げかを明記すること
・値上げに見合う価値を見せること
（フォロー内容の充実、特典増加、コンテンツのブラッシュアップ、実績など）
などを準備しつつ、
できるだけマイナスな印象が
強く残ることを避けるために
値上げ前キャンペーンや
値上げ後のキャンペーン
など
お客様の得になるような企画を
打ち出すのも効果的です。
（キャンペーンはポジティブな印象を与えます）
また、これとは逆に
「一切値上げのアナウンスをしない」
という方法もありますが、
これは人気商品に限った戦略で
全てには該当はしないので
今回は割愛しますね。
③真摯に、誠実に対応すること
これは売り手の在り方になりますが、
値上げはお客様にとっては
「損失」に感じてしまいやすいからこそ
丁寧に、しっかりと、誠実に
説明を行うことが肝心です。
特に、個別にメッセージなどで
やり取りをする場合などは
お金の話というのは
誰もがセンシティブになりやすいですので、
誤解が起こらないように
不快感を与えないように
丁寧なコミュニケーションが肝要です。
多少くどいと思われようとも、
言わないことで後でクレームになるよりは
明確にご説明をしておく方が
トラブルになりにくくなります。
実力がついたら
人気が出たら
値上げは当たり前
というスタンスでは
「お客様不在」となり、
それが言葉や態度に表れ
お客様に伝わります。
ビジネスはお客様あってのもの。
それを決して忘れては
成り立たないんですよね。
④何度も値上げをしない
値上げはマイナスイメージを
残してしまうからこそ、
細かに何度も値上げをすれば
マイナスイメージが濃くなるだけ。
気分で、とか
思い付きで、などは
もってのほかで、
しかるべきタイミングを見計らい
スマートに値上げをした後は
その金額を受け入れていただけるよう
努力に励みましょう。
受け入れていただけたかどうかは
集客の具合が答えですので、
（お客様は正直ですｗ）
もしも集客力が下がってしまっても
そこで立ち止まるのではなく
しっかりとアピールをしていくことです。
だからこそ、値上げに
自信と根拠をしっかりと持ち、
上げるからには堂々と。
値上げをしたものの
「やらなきゃよかったかな、、」
なんてブレてしまえば
その不安が伝わってしまい
お客様を不安にさせてしまいますからね。
値上げは一見すると
難しいことのように思えますが、
明確な根拠と
適切な打ち出し方に
気を付けさえすれば
私はむしろお勧めしたいのです。
なぜなら、単価が上がることで
責任感が増し、より良い商品に
磨きをかけていけるきっかけになるからです。
売り手の本分は
「良い商品を生み出し続けること」
だと私は思いますので
値上げをすることで
そこが活性化されるのであれば
値上げは必ずお客様に還元されます。
ビジネスにおいては
どんな行為も本質は一つで
お客様に対して誠実であること
そのスタンスを大切にしながら
売り手にとっても
お客様にとっても
Win-Win
になるような値上げを
心掛けながら、
チャレンジしてみて下さい。
＊
コンサル生には
よく伝えているのですが
「信用と信頼を築くには時間がかかるが、失うのは一瞬」
です。
特にお金に関することは
どれだけ配慮を重ねても
足りないということはないくらい。
一番スムーズな値上げは
先に商品価値を高めること。
「安すぎます！」
というお声をいただいてから
上げるくらいがちょうどいいと
私は思います。
販売価格というのは
なんとも悩ましいものですが、
もしお困りの際には
お話会でご質問いただければ
個別にお応えできますので
ぜひご活用下さいね♪
次回もお楽しみに！
他の記事はこちらから♡
こちらの100本ノックもどうぞ♡
三木富久子のLINE@はこちらをタップ
またはLINEアプリで「＠miki.fukuko」で検索でも登録できます。
（登録・受信は全て無料です）
《イベント》
《お話会》
あなたのお悩みをポジカルに解決する《三木富久子のお話会》
《講座》
《コンサルティング》
ポジカル魅力開花半年コース
マインド構築基礎コース（3か月）
*
《お勧め記事》
私が起業してから今に至るまではこんな感じでした♡
ビジネスマインドを知りたいなら必見！
ネガティブ時代の私はこんなでしたｗ
ネガティブだった頃の私・リンク集
アメブロ・Faceookのお役立ち記事
アメブロ・Facebookお役立ち記事リンク集
現在更新中！
私のビジネス理論100本ノック・リンク集
メニューに関するお問い合わせはこちら
お問い合わせフォーム取材や講師依頼等のお問い合わせはこちら企業様向けお問い合わせフォーム