いよいよ、
じゃあ素粒子の場合は?
なんですが、前に書いたブログで、
↓ こんな画像を載せたんだけど、
まさしく、これなんですな。
ここでちょっと、「場」についてのまとめ。
場とは?
「無の空間」(=真空の空間)のあらゆる所は、「場」で満たされていて、「場」によって力が伝えられる、という物理の基本的な考え方。
・磁場
磁力が0の時は磁場の強さは0。プラスになると強くなる
・重力場
質量が0の時は重力場の強さは0。プラスになると強くなる
「無の空間」(=真空の空間)のあらゆる所は、「場」で満たされていて、「場」によって力が伝えられる、という物理の基本的な考え方。
・磁場
磁力が0の時は磁場の強さは0。プラスになると強くなる
・重力場
質量が0の時は重力場の強さは0。プラスになると強くなる
答えを先に言っちゃうと、
素粒子はモノじゃなくって、
場にエネルギーが集中して、
単に「1つ2つ」って、
数えられる状態になってる
のを素粒子って呼んでるだけ〜
なんだってさ。
Oh, my god( ̄□ ̄;)!!
なんだ〜、そんなことなら、もっと早く言ってくれよ〜〜
19世紀の後半に、イギリスの物理学者の
ジェームズ・マックスウェル(1831〜1879)君が、
磁力と電気力の2つをまとめた方程式を完成させた(↓)
【マクスウェルの方程式】
で、
磁力の「場」=磁場と、電気力の「場」=電場をセットにして、
「電磁場」という名前にした。
なんで、2つをまとめたかというと、
電場の変化が → 磁場の変化を引き起こし
磁場の変化が → さらに電場の変化を促す
みたく、互いに相手を揺り動かしながら、
波のように伝わっていくからだよ。
それで、この波を「電磁波」って名付けたんだ。
で、専門的なことはわかんないんだけど、
マックスウェル君が完成した方程式なんかを使って、
電磁場の速度を出してみたら、
当時、すでに測定されて分かっていた
光の伝わる速度と一致した(近かった)んだって。
だから、光の正体は「光は電磁場によって伝わる波」
つまり、「電磁波」だって分かったのよ。
どうやら、物理方則を「方程式」にしたものと、
実際の「測定結果」が一致すると、その法則が正しい
というか、OKになるみたいなんだよね。
で、この電磁場をイメージ画像にするとこんな感じ。
この画像は、波のように伝わっていく「場」の状態を
描いたもので、あくまでイメージだからね。
空間を満たしてる「場」を、小さな球体と
それをつなぐゴム紐で表して、
「場」の変化のない所は、真空(無)の状態で
「場」の盛り上がってる所は、素粒子(光子)が存在してる所
ってことを表してる。
光は「光子」という素粒子で出来てるから、
同じ素粒子ってことで、「2重スリットの実験」の
「電子」も同じだってことですね。
だから、「場」の理論(量子場理論)を取り入れると、
あの、イミフ?だった
素粒子は粒子と波の性質を持っている
が説明できるようになったのね。
それで、素粒子にはそれぞれの「場」、
電子の「場」なら「電子場」
クォークの「場」なら「クォーク場」
っていう具合に、何もない空間には、
素粒子ごとに「場」があるって考えると
素粒子の不思議は、説明できちゃうって訳です。
(但し、重力場の量子化は未完成だって)
あとね、もっと頭に理解してもらうには、
電光掲示板を思い出すといいよ。
「場」が電光掲示板で、「素粒子」が点灯してる所。
エネルギーが集中して、素粒子が存在してる所が、
掲示板の点灯してる所ってことだよね。
新幹線に乗ると、車内に電光掲示板があるでしょ?
あれって、文字が左に流れてるように見えるけど、
実際は電球が点灯したり、点滅してりしてるだけだよね?
文字が動いてる訳じゃない。
ってことは、すべての物質は素粒子から出来てるから、
あの電光掲示板が3D(立体)になったものが
私たち人間って、感じなんだよね。
そんなイメージなんですよ。