Potez 62 Air France
(scissors and Planes 1453)
フランス旅客機 ポテ62
1:144スケール ペーパークラフト
久しぶりの航空機です
先日セントレアで旅客機プラモ展示会を見てから旅客機モデルを
作ろうかなんて思っていたのですが色々物色している間に
旅客機は旅客機でも戦間期のプロペラ機となりました
フランスの航空機メーカー・ポテ(Potez)社が製造した機体
同メーカーが開発した爆撃機/多用途機のポテ54シリーズを元に
胴体を旅客機型に再設計した乗客16人を乗せられる民間旅客機でした
原型が爆撃機、しかもやや時代遅れ気味の機体であり同時代の旅客機としては
速度が遅かったようですが軍用機由来の頑丈さと信頼性の高さから多くの航空路線で
運用されたそうです
高翼単葉の主翼と胴体下側の小翼+支柱で支える双発エンジン、という配置がユニークな機体
戦間期の旅客機と言うのも初めて作りましたがこうしてみると
旅客機で尾輪式だと地上姿勢が機首上りでなんとも乗り込み難そう
ドアも地上姿勢の角度に合わせて水平になるようになっているのが面白いですね
モデルはいつも通りのscissors and Planesシリーズより
原型のPotez54シリーズから当機の軍用型Potez650までバリエーションが
一通り網羅されています
そういえば今年に入ってから飛行機は初めてですね
色々思い出しながら製作
尾翼を作り
いつも通り主翼はヘタレないように針金を通して補強
エンジンと下側の小翼
小翼+5本の支柱でエンジンを固定、なかなか面倒な構造です
両側にエンジンが付きました
着陸着は部品だけ見てもどこがどの部品なのかよく判らないので
実機の写真を見ながら組立
残すはプロペラ
久しぶりの航空機なのでリハビリ気味に…というにはややカロリーの高い機体でしたが完成です
大戦以前の民間機と言うのも面白い物ですね
また原型機の爆撃機Potez540のほうにもいずれ挑戦してみたい所です