自閉症スペクトラムの窓 -33ページ目

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日も寒かったです。ですが、1階リビングは、自分しか居ないので、節電でエアコンをつけず、Nウォームのコタツ布団にもくるまって我慢しました。

 

先日の小さい子のお母さんとのお話し会で、偏食が酷くて心配だという相談がありました。

 

ご飯やうどんなどがメインで、お肉もナゲットや唐揚げ、ソーセージなどだけ、肉々しているものは食べられないとのこと。野菜は、フライドポテト、枝豆、プチトマトだけとのことで、お母さんが凄く心配されていました。

 

今、年中さんということで、これから偏食は、少しづつなおっていくだろうという、お話しをさせていただきました。

 

実際、成長期になり、食欲が出た時に学校給食のおかげで、偏食が少なくなって行くケースを沢山知っています。中には、うちの娘のように、そのまま偏食がなおらず、大人になるというケースもありますが・・・

 

いろいろ食べられるにこしたことはありませんが、無理強いして、偏食を直すことも無いと思います。

 

お肉がダメなら、魚や豆腐でたんぱく質を。野菜も食べられるものがあれば、それを出し続けるので、いいと思います。どうしても足りないなら、子どもの飲めるサプリメントもあります。

 

私たち大人も、苦手なもの、嫌いな食べ物があります。それをあえて、食べたりしません。トータルで、栄養が足りていて、健康なら問題なしです。

 

偏食で体を壊したり、病気になるというケースが心配なら、定期的に血液検査をうけるといいそうです。

 

学校や療育で取り入れてくれる、食育も子どもの偏食を和らげる手助けをしてくれます。本人が納得して、食べたい、食べた方がいいと分かればいろいろなも物を食べる用になってくれます。

 

【今日のいいとこ探し】

 

息子が、仕事帰りに、マックの新作「とろけるホットチョコパイ」を買ってきてくれました。

 

偏食の妹ですが、「ベルギーチョコ」なら、たべられるだろうと、考えて買ってきたそうです。優しいお兄ちゃんです。

 

 

 

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LADです。駅近くの公園で、すずかけの木の実を見つけました。別名プラタナス、こちらの名前の方がわかり易いかもしれません。葉が落ちると目立ちますね。クリスマス、オーナメントのようです。

 

 

4歳で、自閉症スペクトラムの診断を受けたお母さんからの相談でした。お仕事をされている方で、今は、保育園にお子さんが通われています。

 

子どもに障害があると分かったのだから、仕事を辞めて、療育へ通ったり、子どもと向き合ったほうがいいのか悩んでいると、相談がありました。

 

自分のお仕事に、真摯に向き合っていることも感じましたし、お子さんの将来をとても心配していることも伝わってきました。

 

お話ししたのは、障害のある子を育てながら働いているお母さんは、沢山いるということをお伝えしました。

 

旦那さんにも、自閉特性があり、子育てに協力的でなかったり、自己中な言動に振り回されて家族が疲弊してしまう等の理由で、離婚する方がいるので、自閉症の子を育てているシングルマザーさんは、沢山いらっしゃいます。

 

皆さん、小さいうちは、保育園等を障害枠で利用して、小学校に入学すると、放課後デイサービスや学童保育を利用して、仕事を続けています。

 

福祉サービスの利用時間に上限がある場合でも、子どもが小さい間の数年だけ、利用時間を期間限定で増やしてもらうことを、ケアマネジャーさんに相談することを、おすすめしました。

 

ずっと増やして欲しいというのは、受け入れてもらえなくても、一定期間だけというのは、行政も納得しやすいようです。

 

療育型のデイサービスもありますし、月1回の療育を、うまくお仕事の休みと合わせるようにすれば、療育時間の確保もできます。

 

住んでいる市には、「ファミリーサポート」という、行政委託のチャイルドシッターの制度があります。普通は、小学校までですが、障害のある子の場合は、中学まで使えます。

 

利用料を払えば、仕事に関わらず、レスパイトや習い事の送迎もしてくれます。

 

以上のことを、お伝えしました。うまく仕事と両立ができると、いいと思います。

 

【今日のいいとこ探し】

 

朝、息子に、「寒さが厳しいので、カイロを持っていけば」・・・といったのですが、「ジャンパーを、厚いほうにするから、大丈夫だよ」と言って、自分でチョイスしたかっこうで、出勤していきました。

 

自分で、着ていく服装を選べるようになってきました。自律へ近づいていると実感しました。

 

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LADです。今日は、雪は降るかも言われていましたが、寒かったですが、降らずに済んでよかったです。まだまだ最強寒波は続くようです。

 

幼稚園の年長のお母さんから、今は、子どもが「幼稚園を休みたい」といえば、休ませていたが、4月から小学校に通わすようになったら、休ませていいのかどうか、迷っているという相談がありました。

 

一度休ませると、学校に行かなくなってしまうのではないかと、思う親御さんが多いと思います。学校にいきたくないは、子どもからのSOSです。無理強いしても、子どもが辛くなるだけです。

 

子どもが行きたくない理由がはっきりしている場合は、対応がしやすいです。その理由、子どもが嫌だと思っていることを、親が学校と話し合って、取り除くか、緩和できる具体的な方法を考えていくことで、解決していきます。

 

例、運動会の練習が嫌だとすると。嫌な練習が何かを洗い出し、その練習には、参加しないとか、参加しやすくする工夫をする。究極、運動会に参加しないので、練習しなくていいとしてしまう等。

 

理由がはっきりしない場合もあります。子ども自身も、理由がわからないという場合です。ですが、不安があるなら、少しクラス、学校を離れる時間をつくることもできます。体と心を休ませる、環境を親が用意する方法です。

 

小学校は、義務教育なので、お休みをどんなにしても、退学になったり、転校させられたりしません。

 

障害のあるなしにかかわらず、不登校の子が増えている実情をかんがみて、住んでいる市には、各小中学校に不登校担当の先生がいらっしゃいます。

 

普通級在籍であれば、特別支援コーディネーターの先生もいらっしゃいます。その先生たちと、親がコンタクトをとって、情報や使える支援を教えてもらいましょう。

 

不登校の子が通う通級教室を、市の教育委員会が用意しています。また中学生なら、県の教育特区利用の「不登校の子のための中学校の分教室」も作られています。

 

支援級の子の不登校には、市の相談室が、特別支援教育センターをつくり、学校に行けない子のいる家庭への訪問指導や通級教室を開いて支援をしてくれています。

 

また、市内の放課後デイサービスでも、午前中に支援員をつけて、不登校の子の居場所作りをしてくれています。

 

まずは、親御さん、家庭だけで抱え込まないことが大事です。学校や療育、福祉サービスと連携して、その子にあった支援、居場所作りをしましょう。ヘルプを出せば、必ず、答えてくれます。まずは、困り感を外部に発信しましょう。

 

相談のお母さんには、学校が始まってみないと、行き渋るかどうか、分からない。不登校になってしまっても、様々な資源が住んでいる市にはあることをお伝えしました。

 

【今日のいいとこ探し】

 

先日、出かけた息子が買ってきたのが、JRコンテナ20×12センチです。実は、これ、鮭と磯辺焼きの入った駅弁で、食べ終わった後は、小物入れになるという優れものです。

 

以前よく買っていた新幹線弁当箱より、実用的だと思います。

 

 

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