障害児の子育てと仕事は両立できるのか・・・ | 自閉症スペクトラムの窓

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。駅近くの公園で、すずかけの木の実を見つけました。別名プラタナス、こちらの名前の方がわかり易いかもしれません。葉が落ちると目立ちますね。クリスマス、オーナメントのようです。

 

 

4歳で、自閉症スペクトラムの診断を受けたお母さんからの相談でした。お仕事をされている方で、今は、保育園にお子さんが通われています。

 

子どもに障害があると分かったのだから、仕事を辞めて、療育へ通ったり、子どもと向き合ったほうがいいのか悩んでいると、相談がありました。

 

自分のお仕事に、真摯に向き合っていることも感じましたし、お子さんの将来をとても心配していることも伝わってきました。

 

お話ししたのは、障害のある子を育てながら働いているお母さんは、沢山いるということをお伝えしました。

 

旦那さんにも、自閉特性があり、子育てに協力的でなかったり、自己中な言動に振り回されて家族が疲弊してしまう等の理由で、離婚する方がいるので、自閉症の子を育てているシングルマザーさんは、沢山いらっしゃいます。

 

皆さん、小さいうちは、保育園等を障害枠で利用して、小学校に入学すると、放課後デイサービスや学童保育を利用して、仕事を続けています。

 

福祉サービスの利用時間に上限がある場合でも、子どもが小さい間の数年だけ、利用時間を期間限定で増やしてもらうことを、ケアマネジャーさんに相談することを、おすすめしました。

 

ずっと増やして欲しいというのは、受け入れてもらえなくても、一定期間だけというのは、行政も納得しやすいようです。

 

療育型のデイサービスもありますし、月1回の療育を、うまくお仕事の休みと合わせるようにすれば、療育時間の確保もできます。

 

住んでいる市には、「ファミリーサポート」という、行政委託のチャイルドシッターの制度があります。普通は、小学校までですが、障害のある子の場合は、中学まで使えます。

 

利用料を払えば、仕事に関わらず、レスパイトや習い事の送迎もしてくれます。

 

以上のことを、お伝えしました。うまく仕事と両立ができると、いいと思います。

 

【今日のいいとこ探し】

 

朝、息子に、「寒さが厳しいので、カイロを持っていけば」・・・といったのですが、「ジャンパーを、厚いほうにするから、大丈夫だよ」と言って、自分でチョイスしたかっこうで、出勤していきました。

 

自分で、着ていく服装を選べるようになってきました。自律へ近づいていると実感しました。

 

追伸

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