自閉症スペクトラムの窓 -2ページ目

自閉症スペクトラムの窓

~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。明日から、寒気がはいり寒くなると天気用法でやっていました。例年、これが普通の1月の天候だと思います。

 

3学期が始まりました。実は、3学期は、自閉症の子にとって落ち着かないものです。以前のブログでも書きましたが、以下のような理由です(再掲載あり)

 

自閉症の子は、冬休みや夏休みといった、長期休みの後は、生活が乱れるという話をよく聞きます。

 

自閉症の子にとって、やはり学校より、家での生活のほうが、本人にとって、ストレスが低く、落ち着いて過ごせるからだと思います。

 

休み中は、自分のペースで家で過ごしていたのが、学校が始まり、勉強や行事、お友達や先生とのことで、対人面のストレスも高くなり、問題行動やトラブルが起こると思います。

 

3学期は、勉強も、年度終わりに向けて、結構駆け足になります。また小学校は、学習発表会や、卒業に向けてのイベント練習もあります。先生もクラスメイトも必死になるので、それに合わせることは、かなりストレスになります。

 

新年度がきたら、先生やクラスメイトが、かわってしまうという不安も、学年が上がると出てきます。

 

中学生は、高校受験に向けて、周りのクラスメイトが必死になっている中、養護学校や通信制、サポート校進学などで、進路が決まってしまっていると、嫌味を言われたり、仲間外れにされることもあるようです。

 

養護学校は、就活が上手くいっていればいいですが、まだ就労先が決まっていないと親も学校もかなり焦っています。サポート校や通信制だと、大学受験や専門学校、就職など進路の最終段階で、決まらなかったらどうしようと、不安にかられる時期です。

 

三学期は、子どもたちが不安定になる要因が沢山あります。

 

親の方で、子どもが不安定になったり、落ち着かないかもしれないことを、理解しておくことが大事です。

 

「3学期だから仕方がない」と、割り切れるとずいぶん気持ちが楽になります。親が、ゆったり構えると、子どももリラックスできます。

 

スケジュールを過密にしない。疲れていたら、美味しいものを食べさせて、安らげるように、家の環境を整える。好きなことや、ストレス発散できるような活動に誘うなど、親が意識して、子どもが疲れないようにしてあげてください

 

話しができるなら、子どもの話を良く聞いて、子どもが追い詰められないように見守ることが大事だと思います。

 

【今日のいいとこ探し】

 

今日、新発売のマックのベルギーショコラパイとバタースコッチパイを、息子が会社帰りに買ってきてくれました。お代、210円は、請求されています。

 

2個を、3人で分けて食べました。息子のおかげで、流行の美味しいスィーツを頂きました。

 

 

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LADです。今日から、仕事始めの方も多かったようです。お正月明け、初めてのプラゴミの収集日だったので、すごい量でした。我が家も、45リットル2袋なので、息子と手分けしてゴミ捨てに行きました。

 

今日は、久しぶりに勉強会に参加してきました。

 

障害者全般の内容でしたが、65歳になったら、「障害者総合支援法」から、「介護保険法」にのっとり、適応される法制度がかわるというお話でした。

 

気になったポイントは、以下です。

 

○障害者年金制度から老齢年金制度への移行は、金額が同じなので、特に何もしなくていい。ただし、企業就労して、厚生年金が出るなら、老齢年金制度へ移行手続きが必要。

 

○介護保険に無い(存在しない)サービスは、継続利用が可能。行動援護・同行援護、就労移行支援、就労継続支援。

 

○障害者の入所施設に入所している場合は、そのまま「障害者総合支援法」で、介護保険に移行しない。

 

○介護保険の要介護度で、サービス必要量がカバーできない場合は、上乗せ支給も認められている(市町村判断で併用出来る)

 

○ケアプラン(介護保険法)とサービス利用計画(障害者総合支援法)、基本的にケアプランが障害部分もカバー。ケアマネジャーが書く。

 

子どもが65歳というと、私たち親は、90歳になっているということです。子どものことをきちっと託せる相手(相談支援事業所等)と、今から連携を密にして、親が、先に逝くときは、後を任せられるようにしておかないといけないと、あらためて実感しました。とても、ためになった勉強会でした。

 

【今日のいいとこ探し】

 

推しの5等分の花嫁のキャラ鉄写真を、ブログに載せて欲しいと息子がいってきました。四葉ちゃんだそうです。

 

しばらく、ブログを書いていなかったので、写真は載せられないと断っていたのですが、再開したことを理解してのお願いでしたので、載せます。

 

 

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LADです。今日は、主人の頭痛が酷くて、予定をキャンセル。寒中見舞い葉書を書いたり、溜まっていた本の整理をして過ごしました。いい休暇になりました。

 

読みたいと思って買ってあった本をいくつか読みました。その中で、子どもの視点を解説した本「マンガでわかる!発達っ子が見ている世界」という青春出版の本が興味深ったです。新刊では、ありません。

 

 

脳科学者の茂木健一郎さん監修、ADHD当事者の元体操選手の南友介さんが著者です。「保護者が見ている世界」と、「発達っ子が感じている世界」の様々なケースを、マンガで詳しく解説しています。

 

診断を受けたばかりの小さい子のお母さん向けのようなのですが、発達障害のある子の子育てで、親がどう受け止め、何を指針にすればいいのかが、わかり易く説明されています。自閉症の子の見ている世界が垣間見れました。

 

中に出てくる、発達障害は、「治す」ものでなく、「寄り添う」ものとという言葉が、胸にささりました。

 

保護者は、育て方がどうかとか、治すためにどうすればいいかではなく、発達の凸凹に寄り添い、苦手をサポートし良い部分を引き出し、伸ばしていけばいいと書かれていました。息子の子育て経験から、その通りだと思いました。

 

20年前、自閉症の診断を受けても、息子は、息子で何もかわりませんでした。かわったのは、親の考え方や受け止め方、周りへの配慮の求め方でした。

 

電車を見るのが好き、回るものが好き、ポケモン指人形を並べるのが好き、水遊びが好き、言葉が出ない、いつもと違う道は歩かない、公園で遊びだしたら帰れない、物が壊れるとパニックになる等、親を悩ませる言動は沢山ありました。

 

息子の常識外れな行動に驚きましたが、それは、障害特性からくるものと、割り切ることができました。

 

人に害を加えない、迷惑にならない、自分が怪我をしない(死なない)こと以外は、好きなことには、とことん付き合ってきました。

 

親が、子どもの障害や特性を受け入れて、子どもの見ている世界を理解しようと歩み寄ることで、子どもは、親を信頼します。安心して日々をおくることができます。安心は、自信につながり、自己肯定感を高めます。

 

自己肯定感を高く持ち、毎日通う仕事場があり、自分の安全基地(家)を持つった自閉症の子は、将来的に、自分で考えて動ける大人になり、自律していきます。親亡き後を考えると、自己肯定感は、大事に育てるべきことだと思います。

 

【今日のいいとこ探し】

 

息子も、電車を見に、駅まで行くと言っていましたが、お正月疲れが出たのでしょうか「明日から仕事だから、今日は、家でのんびり体力温存!」と言って、好きなキャラ鉄の絵を描いたり、5等分の花嫁の登場する小説を書いたり、のんびり過ごしていました。

 

明日のことを考えて、自分の体調管理が出来るようになっていて、すごく成長を感じました。

 

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