千葉県台風 その被害とは
先日、台風により甚大な被害を受けた千葉県南部を訪れました。
被災当日から高速道不通による孤立化、及び通信インフラの遮断。
翌日からの猛暑に対しても、停電により家電の起動すらままならない
過酷な状況を目の当たりにしました。
社用車で昼頃出発し、港区:天現寺に差し掛かる頃、弊社デザイナー安藤が
「たった今、館山道と富津館山道が全面開通しました!」との連絡を受け
君津市から一般道で向かう覚悟でいた我らにとって、この朗報に沸き立ちました!
しかし、そんなにわかな喜びは高速を降り館山市内に入る頃には吹き飛びました。
まず、ほぼ全域の信号機が機能していなく、交通整理の警官もいない交差点は
譲り合いをしながらも牛歩状態で、500m進むのに30分以上も掛かる場所もあり
高速を降りてから南房総市に入るまで、普段の4倍ほどの時間を要しました。
市内ほぼ全域のコンビニ、スーパー等、飲食関係は停電と輸送遮断によって閉店。
中にはこんなに被災した店舗もあったようです(ネットページからの引用)。
我がタニシ庵のご近所でも復旧活動が各所で行われていて
いつもののどかな風景が一変していました。
そして、そして、我が家といえば・・・ ・
ガビーン!!な状態・・・ ・
室内もほぼ全室が浸水し、畳などは再起不能。家電類も全て水をかぶった状態でした。
被災の一報を頂いたり、畳などをはくってくれたりしたご近所の皆さんにお礼がしたく
冷たい蕎麦や氷をクーラーボックス一杯に仕込んで行き、振る舞わせてもらいましたが
皆さん本当に喜んでくれ、たくさんの笑顔を見れたことで、我々も元気を頂きました!
そして一緒に汗を流してくれた安藤にも大感謝!!
さて、これから復興に向け動き出します!
前よりいい形になるよう頑張るんで、皆さん宜しくです!!
では
プロ・ボクシング DANGAN227
来る21日㈯に後楽園ホールで行われるプロ・ボクシング DANGAN227の
魅力的なカードの一つ、ミニマム級日本タイトル・マッチへの挑戦権を賭けた
元WBO-AP王者:谷口選手vs同級ユース王者:石澤選手の一戦が行われます。
本日、フェローズもサポーターとして応援する石澤開選手から素敵な画像が届きました!
そうです!当日着用するトランクスが完成しました!!どうです、ステキでしょ。
シルバーと金箔をあしらったグリーンをゴールド・パイピングで組上げたメタリックな仕上がり。
いよいよ試合が近づいて来たって感じですね!
6戦全勝6KOと絶好調の開選手「今回もKO勝ちに拘ります!」と闘志満々ですが
相手も熟練の経験値を武器に攻略を計って来ると思いますので、わたくし的には
最終Rまでもつれても勝ち切る体力と、狡賢さを駆使した試合運びでの勝利も観てみたい。
とにもかくにも決戦の日まで2週間強。
是非、開選手の応援に後楽園ホールへお越し下さいませ!
わたくしデザインの石澤開応援Tシャツ第二弾も販売予定です。
では
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド
シアター、結構混んでました。
1960〜'70年代をアメリカン・ドラマで育ったジジ&ババでw
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」
レオ様とブラピの初共演。
新世紀ハリウッド黄金期の1969年。
2001年宇宙の旅、明日に向かって撃て、猿の惑星、等々。
ニューシネマと言われた前衛的作品が生まれた伝説的な年が舞台。
かつてTVドラマの人気者(レオ様)も、新進気鋭の若手に突き上げをくらい
再起を賭けマカロニウエスタンに存命を託す(クリント・イーストウッド?)
その陰で、スタントマンの相棒、バディとしてレオ様に寄り添うブラピ。
やがて思わぬ角度から事件に巻き込まれる2人のドラマへと続くストーリー。
'60s〜'70sの街並み、車、衣装などワクワクするビジュアルはパーフェクト!
時代のスーパー・スター、スティーブ・マックイーン(結構似てた!)や・・・ ・
マックイーンやジェームズ・コバーンの師匠としても有名だったブルース・リーまで登場!
当時のスターがカメオで大暴れ!(このシーンでのブラピとリーのタイマンが超見もの!)
そして当時の実写映像にも感涙! でも一向にタランティーノ監督節が拝めない・・・ ・
しかし、大団円!最後の最後には残虐タランティーノ真骨頂が炸裂!!
いつも通り、刺さる人には刺さるけど、門外漢はおいてけぼり
アメリカでこそ、50代以上のジジ&ババor映画バカは狂喜乱舞か!
これ、日本はおろか、米国以外ではダメだろな〜・・・ ・
でも、オレは大好きな構成でした!
うすら笑いが多すぎて、隣席から冷たい目線を送られていた事もしばしば
ディカプリオ、そんなに好きな俳優ではないけれど、本作がキャリア・ハイになる位
出色の出来ではないんですか!と思わせるほどの演技でした!!
多分、早期打ち切りリストに入る作品となる・・・ ・ やも知れませんので
興味を持たれた方は是非劇場へ!!!
では
アルキメデスの大戦
迂闊にもスルーしたら・・・ ・ 人生のちっちゃな損をするところでした。
いやー面白かった!!
冒頭、VFXの粗さは否めないが、大型戦艦と米戦闘機との攻防は、表現力の向上
&構成の巧みさが、ここまで進化したかと思わざるを得ない程に引き込まれました。
それにも増して、俳優陣の攻防も迫力あったな~!
橋爪功の人を食った様な秀逸演技に苦笑いし
江本佑の俳優としての成長ぶりにはビックリ!
そして何と言っても菅田将暉、巧いなー!ハリウッドで言えばディカプリオ・タイプか。
(お顔の輪郭も何となく似てる)
アクションは先に書いた冒頭のみで、その後は大日本帝国海軍の派閥抗争が
果てしなく続く政戦となるが、この静かな戦いを一瞬も飽きさせずに魅せる編集の手腕は流石!
と思ったが、これも原作は漫画なんだって?日本の漫画、どれだけ優れているの・・・ ・
そして全編をピリッと〆るサントラには感動
硬派な物語に、より一層深みと緊張感を与えていました。
日本が誇る作曲家、佐藤直紀さん。ガーサスです!!
皆様も今週末は是非、劇場で魂を揺さぶらせて下さいませ!
では
Pherrow'sフェローズ2019AWカタログいよいよ配布
フェローズ・ファン待望のPherrow's 2019AW カタログが完成しました!
今回は久々に女性モデルも起用し「紳士たるもの!」をテーマに組み立てました。
トラッドからミリタリー、スポーツに至るまで多岐に渡るコレクションが満載の一冊です!
ロケ地もこ~んなに広い台地で行いました! さて、何処かな?
後ほど撮影手記でお披露目しますが、まずは店頭にて刷りたてホヤホヤの本誌をご覧下さい。
関東近県は明日9日㈮以降、岩手県以北、兵庫県以南は明後日以降着の予定ですので
ご希望の方は事前に取扱店へご確認の上ご来店下さいませ。
では
トイ・ストーリー4
「トイ・ストーリー4」
後回しにしていた本作、知人の辛口評論家 武田英明が絶賛してたことから
急遽、観に行ってきました!
子供たちがどんな反応で観るのか興味があり、吹き替え版を選択。
確かに!よく練られた脚本に、どんでん返しの連続。
不覚にも涙してしまいました・・・ ・
持ち主が成長すれば、オモチャもゴミに・・・ ・
ただのゴミも、その子にとっては大切なオモチャに。
いい歳こいて、幼年の頃を思い起こさせてくれる良作でした。
期待通り、子供たちは大はしゃぎでウッディに歓声を送りながら観ていました。
ただ、子供のお供だけで観る作品ではないですよ!
大人の皆さん、是非お一人でも劇場で子供の頃を想い出して下さい。
おもちゃ好きの志村からでしたw
では
チャイルド・プレイ
「チャイルド・プレイ」 チャッキーが帰って来たぞー!
1980年代後期のオリジナル版では、殺人鬼が断末魔の命を
玩具店にあった「グッド・ガイズ」というドールに込め、生身の身体を求め
チャッキーとして生まれ変わるという設定だった(確か・・・)が
今回のビギニング版というかリブート版は、時代の進歩に沿った設定に変化。
IT各社がこぞって開発中の最新型音声認識装置を本体に備え
同社の家電やスマホと同期化する機能を備えた、ハイパー人形として登場。
その名も「バディ」がチャッキーと化す!!
でもこのバディ・・・ ・ 最初っからキモイのだが、これ買わんよな普通・・・ ・
チャッキー化すれば同じなんだが、グッド・ガイズの方がよっぽどまとも。
お話しとしては、持ち主の少年をつけ狙う(動機は別だが)ことと
母親と隣人の刑事がタッグを組んで解決へと向かうなど、プロットはほぼ同じだが
チャッキーの凶暴さはアナログ時代の方が強烈か!
まあ、ただの人形からの激変ぶりも強烈だったが、今回のチャッキーは
最初っから不気味な分あまり変化はないのだが、冷静に殺戮を繰り返すその様が
現代社会の闇を体現しているようで怖かったかな。
そしてもちろん、お約束のお笑いパートもふんだんに盛り込まれていましたよ
同じく80年代を代表する、キャメロンの「ターミネーター」も帰って来るようですが
あの当時では完全な絵空事と思って観ていたモノが、今の世の中
AIの進化やロボット技術等、フィクションでは片づけられない状況になっている
もしかすると、この先リアル・チャッキーがどこかの子供部屋で生まれるかも・・・ ・
そう思えてしまう技術の進歩って・・・ ・ もしかして無い方が幸せだったかも。
あっ、あとお決まりのグロい描写もガンガン出てくるので、苦手な方はご注意を。
では
スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム
今回のスパイダーマンは、高校の化学研修旅行で
教師やクラスメートと共に旅へ出るピーター・パーカ―。
まさに”家から遠く離れた”ヨーロッパがその舞台だ。
いやー、相変わらず面白い!
前から言っているが、アベンジャーズの様な質より量(あくまで主観ね)より
単体シリーズの方が、主役や適役をきっちりと掘り下げていて感情移入しやすいし
初めて観る人にも話しの流れに焦点を合わせ易いんだよね。
(ただし本作もMCU:マーヴェル・シネマティック・ユニバースを通して観てないと?な所はある)
さて今回のお話しですが、MCU前作「エンドゲーム」直後の世界が舞台設定。
トニー・スターク亡き後”アイアンマンを引き継ぐ者は誰だ”がテーマとなっている。
まあ当然悪党が出てくる訳だが、これがまたよく考えられたギミックとなっていて
シナリオもどんでん返しの連発!!
どこから突いてもネタバレしかねない・・・ ・ まるで張り詰めた水風船の様w
なので内容には触れませんが、とにかくアッという間の2時間ですので是非劇場へ!
そしてお約束、場内が明るくなるまで絶対に席を立たない事。これMCUの鉄板です。
で・・・ ・
おーっと、忘れてた!
一つだけ文句というか、制作側のエロい(エグイ?)部分をさらけ出してるのが
スパイダーマンのコスチューム・・・ ・ 本作だけで4形態も登場するのだ!
1.アイアンスパイダー(個人的に、いかり肩過ぎて好みではない)
2.ホーム・カミング(一番初期オリジナル形態に近い)
ナイト・モンキー(ステルス:もうSWATかNAVYシールズにしか見えない)
4.最終形態(アップ・グレード: 2 → これの二形態でいーじゃん )
これは明らかに仮面ライダー商法で、一作から多数のグッズを販売する手法。
アベンジャーズの様に、腹一杯になるほどキャラを出せないM D部の苦しさは
理解は出来るのだが、ちょいと大人の事情が明け透け過ぎて白けてしまうのですよ。
まあ、この流れが現代のヒーロー物の王道といえば王道なのだが・・・ ・
では