私のブログは、
約9年前に…
風邪すらひかない
超健康なサーファー旦那が
悪性脳腫瘍グレード４
神経膠芽腫を
発症した時からを書いています。
大切な人を亡くし…、
絶望感に襲われ、
「人生終わった」と感じ、
自死まで考えていた絶望未亡人が…
どうやって生きてきたのかを
赤裸々に綴っている…、
『３０代絶望未亡人
這い上がり物語』です。
初めから読んでくださる方はこちらから…
↓
３３歳旦那の病気、発症！
↓
病名が判明しました
↓
2歳と5歳のワンオペ育児をしながら…
↓
旦那の脳腫瘍が再発しました
↓
そして…
↓
旦那を失う前にも…
↓
これの続きです
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パパの亡き骸の横で、
スヤスヤと眠る3歳と6歳の娘たち
この子達の姿を、
パパは見ているのかなぁ
今、パパの魂は…
どこにあるのだろう
夜が明けて…
だんだんと外が明るくなっていくのを感じながら…
現実なのか？
夢なのか？
なんだかわからない、
ふわふわしたような感覚で、
私は思いにふけていました。
私は生きているし、
子どもも生きている。
旦那以外は、
何も変わらずに
生きているのに…
旦那だけが、
生きていない
目の前で起こっている現実に
ついていけないまま…
朝がきて…、
早朝から、
義母をはじめ…
親族？
本家のどうたら…とか、
実家の組の…偉い人？
やら…
とにかく沢山の人たちが、
うちのリビングに居たのを
覚えています。
「だんごを作らないと！」
「あれはあるか？
これはないのか？」
「お茶を出せ！」
「葬儀屋が来たぞ」
「葬式はいつにするんだ？」
沢山の年配の方々に…
色んなことを、
言われたような気がします
もう…記憶が…ないぐらい、
大変でした。
色んなことを言われたし、
自分が何をやっていたのか？
何かをやれていたのか？
も、
記憶は定かではありませんが、
はっきりと覚えている感覚が
ありました。
それは…
ここに…、
私の味方は
居ない
それだけは、
ハッキリわかったし、
覚えているのです。
葬儀の日程、
だんごの作り方、
葬儀の段取り、
葬儀や自宅の準備…
35歳の私は…
すべてが初めての経験
喪主なんて…
務めたことは、
ありません
旦那の実家の、
檀家のルールなんて…
知りません
そんな私をにらみつけ、
「あんたは世間知らずだ…」
と言わんばかりの、
言動
ん…
あの時の、
屈辱的な気持ちだけは、
忘れられない
いや、
知らねーし
すみません…つい口が悪くなってしまった
正直、
あの時の私の気持ちは…
こうでした
35歳で、
お寺での葬式のやり方、喪主のやり方、
だんごの作り方、並べ方、
納棺のやり方、
旦那の実家の寺の檀家のルール…
そんなん完璧に知っていて、
こなせる人なんて…
いるか
しかも…
夫を亡くした、
哀しみの中で…
我が子の、
パパを亡くした、
哀しみの中で…
そんなん冷静に…
できるか…
心の中では、
そんな怒りと屈辱を感じながら…
私はその、
味方がいない地獄のような空間で…、
母として…
嫁として…
妻として…
耐えるしかなったのです
もう…
限界だ…
そう感じていた時に…、
な、
なんと！！！
救世主が現れたのです
つづきます
