私のブログは、
約9年前に…
風邪すらひかない
超健康なサーファー旦那が
悪性脳腫瘍グレード４
神経膠芽腫を
発症した時からを書いています。
大切な人を亡くし…、
絶望感に襲われ、
「人生終わった」と感じ、
自死まで考えていた絶望未亡人が…
どうやって生きてきたのかを
赤裸々に綴っている…、
『３０代絶望未亡人
這い上がり物語』です。
初めから読んでくださる方はこちらから…
↓
３３歳旦那の病気、発症！
↓
病名が判明しました
↓
2歳と5歳のワンオペ育児をしながら…
↓
旦那の脳腫瘍が再発しました
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そして…
↓
旦那を失う前にも…
↓
これの続きです
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旦那が精神科に入院してからは、
平日は、
子ども達を幼稚園と保育園に
送り届けたら、
家のことを少しやってから、
旦那に会いに行っていました。
（いつでも面会可能な病棟だったのも、
救われました
）
旦那はいつも…、
談話室（陽が燦々と当たる食堂）で、
椅子に座り、
じーっとテレビを観ていました。
それは、
自宅に居た時と同じ。
ほとんど一日中、
リビングのソファーに座り
テレビをじーっと観ていました。
毎日会いに行くたびに、
そんな旦那の姿を見て…
「あぁ…、
やっぱり私の旦那は、
病気なんだな
」
と…、
残酷な現実を、
突きつけられるのでした。
旦那は…、
私を見ても、
無反応
でも…、
妻って言うことはわかっているし
ずっとそばに居る…と、
思っていたのかなぁ
私を見ても、
驚かないし…、
「来たの？！」って反応もない
話かけると…、
返事はしてくれる。
が…
子どもの事とか、
旦那から聞いてくることはない。
ただ、
私が話す子どもの話しは、
優しい顔で、聞いてくれました
旦那がお昼ご飯を食べるのを
見届けて、
歯磨きをしてもらい…
（渡すと自分でやってくれました）
時間を見ながら…
「じゃあパパ、
子ども達の、
お迎え行ってくるね
また明日ね〜」
と言って帰る。
すると旦那は、
じーっと私を見ている。
手を振るわけでもなく…、
怒るわけでもなく…、
ただじーっと私のことを、
見ていました。
どんな気持ちだったのかなぁ
状況を理解していなかったら、
気持ちも何も、
なかったのかなぁ
それとも…
言いたいことはあったけれど、
言葉にはできなかったのかなぁ
その答えは、
今となってはわかりませんが…
その時の旦那は、
とても小さく…、
弱々しく感じて…
毎日私は、
後ろ髪を引かれる思いで、
病院をあとにしていました
あんな苦しい思い…
2度としたくない
今でも、
そう強く思います。
つづきます
