私のブログは、
約9年前に…
風邪すらひかない
超健康なサーファー旦那が
悪性脳腫瘍グレード4
神経膠芽腫を
発症した時からを書いています。
大切な人を亡くし…、
絶望感に襲われ、
「人生終わった」と感じ、
自死まで考えていた絶望未亡人が…
どうやって生きてきたのかを
赤裸々に綴っている…、
『30代絶望未亡人
這い上がり物語』です。
初めから読んでくださる方はこちらから…
↓
33歳旦那の病気、発症!
↓
病名が判明しました
↓
2歳と5歳のワンオペ育児をしながら…
↓
旦那の脳腫瘍が再発しました
↓
そして…
↓
旦那を失う前にも…
↓
これの続きです
⬇︎
⬇︎
私
「旦那〜!!
私のこと……
わかる」
目を潤ませながら聞く私に……
旦那
「……………………。」
しーーーん。
しかも、
目も合わせません
私
「ちょっと〜!!
今、看護師さんとしゃべってたよねぇ
なんで私には、
しゃべってくれないのさーー
あっ
もしかして…、
今まで、
しゃべれるけど…
しゃべらなかったの
私にだけ〜」
すると……、
旦那は、
コクリとうなずきました笑
おいっ
私
「もしかしてだけど…、
面倒くさいから」
すると……
旦那
「そう」
とうとう…、
はっきりと答えましたよ
私
「ちょっと〜!
だいぶん前から、
話せたんじゃないの
なんで私だけ、
スルーしてんのさぁ〜笑
もーーぅ。
話せないじゃないかと思って
心配したよぅ…」
すると旦那は…、
笑うことまでは出来ませんでしたが…、
明らかに表情が…、
柔らかくなったのです
あぁ…
だ、旦那が…
しゃべったぁ
そして……、
ちょっと、笑ってくれたぁ…
この日のことは、
9年経った今でも、
はっきりと覚えています
あの日を…、
私はずっと待っていたのです
病気によって、
沢山の機能が奪われてしまったかもしれない。
病気をする前の旦那とは、
変わってしまったかもしれない。
それでも…、
旦那が返事をしてくれる
旦那が声を発する
会話は成立しにくいかもしれないけれど…、
表情が柔らかくなるような
コミュニケーションがとれる
もうそれだけで…
十分でした
1カ月近く、
呼吸さえ止められていた旦那
(人工呼吸器を装着していました)
そんな旦那が…
言葉を発してくれましたぁ