読みに来てくださり
ありがとうございます
私のブログは、
約9年前に…
風邪すらひかない
超健康なサーファー旦那が
悪性脳腫瘍グレード４
神経膠芽腫を
発症した時からを書いています。
大切な人を亡くし…、
絶望感に襲われ、
「人生終わった」と感じ、
自死まで考えていた絶望未亡人が…
どうやって生きてきたのかを
赤裸々に綴っている…、
『３０代絶望未亡人
這い上がり物語』です。
初めから読んでくださる方はこちらから
↓
３３歳旦那の病気、発症！
↓
そして…
↓
旦那を失う前にも…
↓
下の兄は、
突然行方不明になりましたが…
⬇︎
それから、数年後の…
これの続きです
⬇︎
兄との別れは…
突然でした
そして…
亡くなり方が自死だったこともあり、私は誰にも言えませんでした。
友人にも…
同僚にも…
誰にも言えませんでした
だから…
何事もなかったかのように
日常生活を送り…、
友人や知人に
兄のことを聞かれた時には…
戸惑いながらも、
あたかも生きているかのように、
嘘の話をしていました。
それが…
とても…苦しかったし…、
実は…
今もそれは続いていて…
このブログを見て、
知ってくれた友人、知人以外は…、
いまだに、返答に困ってしまいます
そんな兄の死を、
兄の友人にも言えずに
数カ月過ごしていました。
父
「こんなこと……、
〇〇（兄）は…、
誰にも知られたくないだろ…
生きている間に
あいつを…
守ってやれなかったから…
せめてこれからは…
守ってやりたいんだ
」
父が、
涙ながらにそう訴えていました。
しかし…
兄には…、
そんな父の気持ちを
跳ねのけてくれる人が…
居たのです
ある日…
実家のインターホンが鳴りました
ピ〜ンポ〜ン
母が玄関のドアを開けると…
そこには…
兄の中学校の同級生2人が、
立っていました
兄の同級生
「こんにちは！
急に来てすみません…。
〇〇（兄）に、
何度電話しても…、
メールしても、
自宅に行っても…、
まったく返事がなかったので、
お母さんごめんなさい🙏
心配で…、
実家に来てしまいました
あいつがこんなに連絡しても
返事が無いなんて…
今までになかったんですよ。
だから…
何かあったんじゃないかと思って…
あいつ…
大丈夫ですか？！」
その友人2人は、
兄が中学の頃から仲がよかった2人です。
だから、
私も含めて、
家族みんなが知っている2人。
そして、
大人になってからも、
ずっと仲が良い2人です
母は…、
兄を心配して訪ねてきてくれた
2人を見て…、
涙ぐんでいました
（たまたまその日、私も実家に居ました）
そして、
すぐに父を呼び…、
2人をリビングに案内しました。
父
「いや〜、2人とも…
わざわざありがとうねぇ…」
父は…
涙をためて…、
こう続けました。
父
「もう、2人だから言うね。
他の誰にも言ってないことなんだ。
びっくりしないで、
聞いてくれるかな。
実は…
数カ月前…、
〇〇は…亡くなったんだ…」
父は、
亡くなり方も含めて、
2人に話をしました。
友人2人
「………………」
「え……………
」
2人は…
びっくりしていました…。
そりゃそうですよね…
友人
「そ…そんな……。
その、つい2週間前も、
3人でドライブに行ったんですよ。
あいつの誘いで…、
あいつが運転して…。
その時だって…、
普通だったのに…。
あいつ…
悩んでることなんて
まったく言ってなかった…。
普通に笑ってたし…、
元気だったし…。
な…なんで何も言ってくれなかったんだ…。
俺らも…
気づけなかったなぁ…
なんでだよ…」
2人は…、
亡くなった日の
2週間にドライブに行ったこと、
兄はまとめ役で、
ムードメーカーだったこと。
兄が…
真面目で頑張り屋だったことなどを…
沢山話して教えてくれました
そして…、
兄の死を…
一緒に偲んでくれました
兄は…
ひとりぼっちではなかったんだ。
気の合う仲間、
支えてくれる仲間、
連絡が取れなかったら、
わざわざ実家まで来てくれる仲間が…
居てくれたのです
それなのに…
誰にも相談せず、
弱音を吐けずに…
逝ってしまったのです
現役看護師、心理カウンセラー、
グリーフ専門士
のかずママが
かずママのプロフィール
【2人の兄についての記事】