18レガリスLT2000S 娘のエリアトラウト用 兼 私のライトソルトルアー用です。
リールネタです。
先日購入したIOSグリスを18レガリスにも使ってみました。
前回はコチラ↓
分解します。
①ローターを外す
ハンドルとスプール、スプール受け(引き抜くだけです)を外します。
ローターナットの側にあるビスを外し、ローターナットを外します。このナットは普通のビスと同じで反時計回りに回すと外れます。ちなみに17アルテグラは逆ネジ。
②ピニオンギアを外す
2本のビスを外してワンウェイクラッチを取るとピニオンギアが抜き取れます。
③ボディを開ける
④リングを外す
⑤オシレートギアを外す
オシレートギアをプラスドライバーで外せば、分解完了です。
リールを弄る時は分解図があると安心ですね↓
スポーツライフプラネッツのサイトから分解図(PDF)をダウンロードできます。→SPORTS LIFE PLANETS
ギアとメインシャフトをパーツクリーナーで洗浄します。
ギアに傷や破損がないかチェックした後、筆でギアにグリスを塗っていきます。
今回は少し多めにグリスを塗ってみました。ベアリングとメインシャフトにはIOS-02 PROをさします。
元々巻きが軽いレガリスがしっとりした感じになりました。巻きの重さはほとんど変わりません。17アルテグラと比べるとグリス交換前後の差はありませんでした。複雑なウォームシャフト方式を採用するシマノの方がグリスの影響が大きいということですね。
しっとりした巻きのフィーリングが好みならIOSグリス、軽い感じなら純正グリス、そんな使いわけができそうです。
気になるのは温度による粘度の変化と耐久性です。こればかりは長く使ってみないとわかりませんね。
他のリールにも試してみたくなりました。マグシールドがないリールは...
まだ実践投入していないリールです。巻きは軽くて良いのですが、スカスカ感が否めません。IOSグリスで粘性のある巻き心地にできるのでしょうか???
つづく。
*ご自分で分解・改造されたリールはメーカーの修理・サービスが受けられなくなる場合があるので、ご注意ください。
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おまけ その1
18レガリスは良いリールだと思います。巻きが軽いです。今回のグリス交換でただ軽いだけではなく、しっとり感が加わり、自分好みのフィーリングに近づいたと思います。
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安い...。無論、上位機種の方が細かい部分で良いのは確かです。しかしこのリールの基本的な駆動部分はかなり良いと思います。
唯一(?)の弱点はリールフットの剛性の低さかもれません。店舗で触ってみたり、ネットで調べたりしたところ、剛性の低さは番手が大きくなるほど顕著なようです。
LT2000Sでは気になりませんが、力を加えると僅かに撓みます。15ルビアスや18カルディアは撓みません。
番手の大きいリールを買うならザイオンやアルミボディのリールを選択するのも"あり"かと思います。例えば、アルミボディのレグザシリーズは剛性が高くて良さげです。
ターゲット(魚種)に適したリールを選ぶことが大事ですね。
おわり
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おまけ その2
ノーマルの18レガリスのスプール受けのワッシャー(スプールW(A))は樹脂製で、柔らかいです。私はここをシマノの金属製のワッシャー(付属品)に交換しています。
プラシーボですけどね。
おわり