リールネタです。
先日、IOSグリスが届きました。貧乏釣り部五時レンジャー仲間のta氏オススメのグリスです。ネットで調べると高評価です!価格を除き...。
【IOSファクトリー】 IOS ギアグリス
3,240円
Amazon |
SHIMANO 17アルテグラで試してみます。ローギア(巻き取り量57cm)にしているので遠投の必要のない釣り場でクランク用に使っています。
シマノ(SHIMANO) リール 17 アルテグラ C2000S
11,178円
Amazon |
17アルテグラには、15ストラデイック(無印ストラ)の駆動メカニズムと同じものが使われています。16ストラデイック CI4+や17ソアレ CI4+等のリールも同じです。
パーツリストをご覧頂くとわかりますがギアの品番は共通のモノが多いです。中身と駆動方式はミドルクラスと同じなので、価格帯はエントリークラスでもポテンシャルはミドルクラスと同等のものがあると考えています。
大きな違いはボディの素材です。素材は重要ですが、強化プラスチックであっても大型魚を専門に狙うのでなければ1000番クラスの小型リールでボディが捻れてハンドルが巻けなくなることはまずないと考えます。
軽さについては如何ともしがたいですが...。
少々残念な点はベールです。機能としては問題ないのですが、17アルテグラのベールがワンピースベールだったらなと思います。
ちなみに17アルテグラにワンピースベールを積んでアジング仕様にしたのが18ソアレBBだと思います。
シマノ(SHIMANO) リール アジング メバリング スピニングリール 18 ソアレ BB C2000SSPG
12,936円
Amazon |
エリアトラウトを始めたい!リールの予算は1万円位!という方がおられたら、このリールはオススメです。
①コアソリッドシリーズ、②スーパーシャロー(SS)スプール、③パワーギア(PG、巻取り長さ57cm)、④ねじ込み式ハンドル、⑤低めのドラグ耐力(1kg)など、エリアトラウト向きのスペックだと思います。
話を戻します。
バラします↓
分解についてご参考までに↓
トライブギアやピニオンギア等をパーツクリーナーで洗浄します。
IOSグリスを塗っていきます。ネットで調べると筆や刷毛を使っている方が多かったので、筆でグリスを薄く塗りつけていきます。
筆は100円均一のもので十分です(写真奥)。
メインシャフト等にグリスを塗ると動きが重くなるので、IOS-02 PROを使います。
組み直します。グリスが変わったので併せてクリアランス調整を行います。
良い感じです。
ネチョっとした感じの柔らかい巻き心地になりました。ウォームシャフトからのカタカタ音は完全には無くなりませんが、全体的にノイズは減りました。
IOSグリスはSHIMANOのサービスグリスより固めで、耐久性は高そうです。塗る量を調節することで自分好みの巻き心地にできると思います。少々高額なグリスですが、試す価値はあると思います。
お次はこのリールにIOSグリスを使ってみようと思います。
エントリークラスほど効果が体感できると期待してます。マグシールドがないので作業は楽なはずですね。
自宅にいる時間を使い、リールいじりを楽しみます
つづく。
---------------------------------------------------------
おまけ
17アルテグラの人気が思ったほど出なかった理由として、12アルテグラがクイックレスポンスシリーズ(軽量ローターが採用)だったのに、17モデルがコアソリッドシリーズになったことが挙げられると思います。
ちょっと前にマニアックスに行った時に12アルテグラの中古品があったので触ってみました。たしかに17モデルとは性格が全く異なりました。12アルテグラの正常進化を期待したユーザーが17アルテグラにガッカリしたのはわかる気がします。
正常進化という意味では16ストラディックCI4+が12アルテグラの正常進化版と言えなくはないですが価格が高すぎます。
マグナムライトローターを積んだエントリークラスのリール(実売で¥14,000くらい)が出てくれると嬉しいですね。
21アルテグラCI4+とか...(笑)。
おわり