アンチエイジング世代の習慣 -41ページ目

アンチエイジング世代の習慣

<健康長寿>
☆例え病気を持っていても元気であること
☆人生の目標と生き甲斐を持つこと
☆前向きな暮らし
加齢という生物学的なプロセスに介入しつつ、加齢に伴う動脈硬化
癌のような加齢関連疾患の発症確率を下げれるような健康情報発信して参ります!

こんにちわ、一ノ瀬です。

 

本日のテーマ
内臓脂肪が少ないことがハッピーな人生
(健康長寿であること)

ぽっこりお腹.jpg

なぜここまで
運動にこだわるのか?
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健康寿命を延ばす
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三浦雄一郎さんの父親(三浦敬三さん)は、
亡くなる101歳までスキーヤー、
スキー山岳写真家として現役で活躍。
元気に人生を謳歌すること。

謳歌まで華々しくなくとも、
わたしはある日突然この世を去る・・・
ピンピンコロリが理想です。

このことは,
わたし自身のためだけではない。
健康長寿であることは、
家族にとっても幸せなことです。

なぜ健康長寿だと幸せなのか?
↪︎現実問題。
 要介護になる原因
 1位:女性認知症(17・6%)
    男性脳卒中(26・3%)

たとえば
女性の場合
関節を痛めて歩けなくなる。

関節疾患(変形性膝関節症)
転倒によって骨折(大腿部骨折など)
要介護になる(29・5%)
足腰が弱る人の比率は、
認知症よりも多くなる。

骨が弱くなり確率は、
閉経に伴ってカルシウム代謝が低下する。
骨粗鬆症になることが進むやすくなる。

家の中での転倒による骨折は
全体の75%と高い。
足腰が衰えて転び、
しばらく寝たきり・・・
トイレにさえも自分で出来ない。
介助が必要になってくる・・・

介護状態になると、
家族の負担が大きくなるし、
金銭的な負担も・・・



前置きが長くなっています。
話を進めてまいります。
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内臓脂肪が少ないハッピーなデブ
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50歳代が最後のダイエット!
なぜ50歳代が最後なのか?
以前にも話しましたが、
60歳代からのダイエットは、
低栄養の危険が高くなる。

なので
50歳代でしっかりとダイエットして、
体つくりに取り組むことが、
人生を分けることになるからです。

つまり
50歳代のわたしやあなたには、
2つの道しかない。
1:メタボ人生
2:ハッピーなデブ人生


メタボとは?
↪︎英: Metabolic syndrome)
 内臓脂肪型肥満(内臓肥満・ 腹部肥満)に
 高血糖・高血圧・脂質異常症のうち
 2つ以上の症状が一度に出ている 状態をいう。
 日本語に訳すと代謝症候群。

1:メタボ人生
  ↪︎脂肪は一定以上大きくなる
   ↓
   炎症を起こす。
   細胞膜が引っ張られて火傷(炎症)
   状態に陥る。
   ↓
   炎症を起こした内臓のまわり
   脂肪細胞から
   ・高血圧
   ・動脈硬化
   ・糖尿病
   ・血栓
   ・がん
   など
生理活性物質が噴出する。

いやですね・・・
メタボ人生は、
病院と仲良くあの世へ行くことになる。
がっかりすることはない。
50歳代での体つくりは手遅れではない。

話を進めてまいります。

たとえば
相撲取り
↪︎メタボはいない(お腹は出ている体型)
 食事はたくさんの野菜を食べる。
 よく運動する。
 内臓脂肪ではなく、皮下脂肪。

つまり
内臓脂肪の少ない人特徴
↪︎運動で消費されている。

デブでも
運動すれば、内臓脂肪はたまらない?
↪︎よく運動をする人は健康的
 内臓脂肪が少ない。

もう少し客観的科学的根拠を
あなたへシェアします。
ーーーーーーー
疫学的データー
ーーーーーーー
a:太っていて体力がない人
b:痩せていて体力がある人

8年間の病気の死亡率
↪︎aの方の死亡率はbの10倍!高い。

c:太っているけど、
  週5〜6回運動する人
d:痩せているけど運動をしていない人

cの人の方が死亡率が低い。

痩せている事務系の仕事の人より、
太っている体育会系の人(ガテン系)
長生きの傾向がある?!

つまり
運動しているから、
内臓脂肪が少ない。

内臓脂肪が少ないことのメリット
↪︎生活活性物質が分泌されていない。
 ↓
 死亡率が低い。

体型的に太っていても、
よく運動して、
内臓脂肪が少なければ
そのこと自体問題はない。

つまり
2:内臓脂肪が少ない状態。
 (健康診断・人間ドックの数値)
 ・血圧
 ・中性脂肪
 ・LDLコレステロール
 ・HDLコレステロール
 ・血糖値
 が正常であれば問題はない。

多少お腹が出ていても
メタボとは言えない。
ハッピーなデブということです。

体脂肪率は
痩せていると(BMI)
数値が低く出ることもある

インボディなどの体組成計なら
比較的正確に測定できる。

インボディとは?
↪︎体を構成する基本成分
 ・体水分、
 ・タンパク質
 ・ミネラル、
 ・体脂肪
 定量的に分析。

 つまり
 栄養状態に問題がないか、
 体がむくんでいないか、
 身体はバランスよく発達しているか
 など。
 人体成分の過不足を評価する検査。

結論
お腹が多少出ていても、
運動の習慣があり、
健康診断の数値が正常範囲なら
心配はいらない。

いかがでしょうか?
体重だけの数値に一憂しないこと。

さて、
日々医学や研究報告は更新される。
過去のデーターがあるから、
新しく理論がでてくる。

なので
最新の情報を常に気にしながら、
そこまでに至った経過を踏まえて、
50歳代のダイエット&
体つくりに取り入れてください。

太っているイコール悪ではない!
大事なことは、
運動を習慣化して、
内臓脂肪を少なくする。


最後まで読んでいただきありがとうございました。

わたしの健康情報元
=>https://www.naturalsuccess.jp/xpower/opt/#oTzG3Y

 

こんにちわ、一ノ瀬です。

 

本日のテーマ
50歳代最後のダイエット&体つくり
脂肪と筋肉が熱を作り出す仕組みを手にいれる
(ヒント:薄着で痩せる?!)

マッチョな男性.jpg

代謝の高い人は、体温が高い。
代謝が低い人は、体温が低い。


つまり
子供は体温が高い。
平温が37度くらいあり薄着。

時折、
冬でも半袖半ズボンで
遊んでいる小学生を見かける。

そういえば、
わたしの小学生の頃、
体育の時間は半袖+半ズボンで
授業を受けていたなあ〜

思い出しました!
今でも小学生は半袖半ズボンでした・・・

高齢者は体温が低い。
平温が 35度くらいで寒がり。

脂肪と筋肉が熱を作り出す。

なので
エネルギーを効果的に作り出す

60歳代以降も寒がりでなく、
健康な体作りができる

前置きが長くなりました。
本日は体温調節と脂肪の関係です。

まずは脂肪には2つの種類がある。
代謝を上げるには、
わたしやあなたの体にある、
脂肪を知ることからです。
ーーーーーーー
2つの脂肪細胞
ーーーーーーー
・白色脂肪細胞
 ↪︎皮下や内臓に分布し、
  体内の余分なエネルギーを、
   脂肪として貯蓄する。
  中性脂肪をためこむ脂肪

・褐色脂肪細胞
 ↪︎脂肪を燃焼して、
   熱を産生する働きがある。
  首や背中に存在する。

この褐色細胞には個人差がある。

つまり
・ 数が多い人:どんどん発熱して脂肪を燃やす。
       体温が高い
・数が少ない人:熱を産生する力が弱い
       冷え性になりやすく、
        太りやすくなる。

え〜!
では頑張っても、
冷え性は解消できないのですか?

早とちりしないでください。
今の季節すぐにできることです。
裏技です。
ーーーーーーーーーー
褐色細胞が少ない人の
数を増やす方法
ーーーーーーーーーー
↪︎気温10度の環境で生活する。
 ↓
 1日400キロカロリー消費する。

つまり
寒冷の環境に身を置くと、
褐色細胞の数が増える。

たとえば
雪が降る外にいると、
体の筋肉がブルブル震える。

熱を発生させようとする。

なので
単純に計算:薄着で過ごすと
1日400キロカロリー消費するので、
褐色細胞の働きだけでダイエットができる。
まあ〜気温10度くらいなのは、
日本では3ヶ月くらいなので、
400×90日間=36000キロカロリー
7000キロカロリー=1kg
36000÷7000=約5・1kg減量可能

なので
この季節は薄着で過ごすことも・・・
え?風邪引いてしまう?

では別の方法。
運動で筋肉の細胞を刺激する。
ーーーーーーーーーーーーー
運動で白色細胞を
ベージュ細胞に変換する
(褐色細胞と同じ働きとなる)
ーーーーーーーーーーーーー
↪︎運動刺激によって、
 筋肉内で分泌される:アイリシン
 生理活性物質
 ↓
 白色細胞を褐色化させる

アイリシン(Irisin)
↪︎2012年1月
(ネイチャーに発表された論文)
 ハーバード大学医学部
 ダナファーバーがん研究所
 ↓
 Spiegelmanらによって、
 発見された骨格筋由来のホルモン.
 名称:ギリシャ神話の女神にちなんで名づけられた.
 ↓
 白色脂肪組織中の
 ベージュ脂肪細胞に作用して、
 褐色細胞化を促し、
 熱産生を促進する。

なぜ、ベージュ細胞と呼ばれるのか?
↪︎完全な褐色ではないからです。

運動すると体温が上がる。
↪︎2012年:サルコリピン発見
 ↓
 たんぱく質の一種
 身体の筋肉に作用し、
 熱を産生させる働きがある。

どのように働くのか?
筋肉が動く時に熱が産生されるとは?
↪︎筋肉の細胞の中
 カルシウムを貯蓄する袋がある。
 ↓
 脳の指令でカルシウムが、
 筋小胞体から2つの細胞が収縮
 ・アクチン
 ・ミオシン
  (最小単位の細胞)
 ↓
 筋肉が動く。

つまり
サルコリピンは、
カルシウムの放出に作用

熱を作り出す。

エネルギーを使い込む。
(無駄使い?!する)

少々難しいですね。
ラットの実験があります。
あなたへ話を進めてみます。

寒冷での薄着すると
代謝が上がる、体温調節を行う
(エネルギーが無駄使い)
体温調節を司っているのは?
ーーーーーー
ラットの実験
ーーーーーー
低温の環境
・褐色細胞が
 あっても、
 なくても体温は変わらない。
 が
・褐色細胞があり、
 サルコリピンがないマウスは
 体温が急激に下がる。

結論
↪︎寒冷時の体温調節は
 サルコリピンが行う。

ということは
どのように行動すればいいのか?
2つの行動が痩せる!
体つくりになる。

1:運動でベージュ細胞を増やす
2:サルコリピンの働きで、
  体温を上げる。


脂肪はエネルギーを
どんどん消費してゆく。

いかがでしょうか?
運動して、薄着をする。

運動の種類は、
X-POWER四次元肉体進化では、
有酸素運動+筋トレを勧めています。

しかしながら
50歳代はジョッキングを始めると、
膝を痛めてしまうことになるので、
最初はウオーキングを勧めています。
筋トレは自重トレーニングです。

わたしは筋肉量が少ないので、
ウオーキングを、
日常の生活に取り入れています。

やり方は・・・
これは受講して学んでください。

本日の話はここまでとします。
次回は運動を継続させるヒント

話したいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

わたしの健康情報元
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こんにちわ、一ノ瀬です。

 

本日のテーマ
自律神経と脂肪の関係
(50歳代食事だけでは痩せない)

肥満の女性考える.jpg

50歳代になってくると、
閉経を迎える女性が多い。
女性ホルモンの激減は、
自律神経に影響を及ぼす。

その中で本日のテーマは、
脂肪にも関係がある、
です。
ーーーーーーーーーーーーーー
肥満者は交感神経の活動が低い
ーーーーーーーーーーーーーー
研究報告から抜粋です。
1991年アメリカ
モナリザ仮説
と呼ばれています。
「Most Obesities kNown Are Low Sympathetic Activity」
↪︎頭文字をとって呼ばれている。
 ↓
 理由
 交感神経の活動性が低い
 ↓
 食欲を抑制するホルモンが出にくくなる。
 ↓
 満腹感が得られないために、
 過食につながる。
 
 交感神経の活発な場合
 ↪︎脂肪細胞を分解して、
  脂肪を減らす働きがある。


交感神経とは
↪︎自律神経の一つ。
・どのような働きか
 ↪︎心拍数や血圧を上げる。
  筋肉への血流量を増やす。
  瞳孔が開く
  など

逆の働きをする副交感神経
↪︎心拍数や血圧を下げる。
 胃腸に血流量を増やす。
 ↓
 リラックスした状態に持って行く
 働きをする。

さて、
気になる脂肪分解に関係してくるのは、
交感神経の方です。

どのようにして脂肪分解するのか?
↪︎食事をする
 ↓
 脳の満腹中枢が刺激
 (交感神経の支配下にある)
 ↓
 満腹感を感じたら、
 自律神経が活発化
 ↓
 アドレナリンというホルモンが分泌
 ↓
 脂肪細胞に働きかける
 ↓
 脂肪の分解
 燃焼に働きかける。

このように話を進めてくると、
交感神経の活動が低い人は、
痩せにくいのかあ〜と
ぼんやりとながらわかりますよね。

もう少しわかりやすくあなたへ
話を進めます。

50歳代の女性なら、
更年期外来の存在は知ってますよね。
(婦人科の中にある専門外来です)
ーーーーーーー
自律神経活動と
体組成との関わり
ーーーーーーー
・更年期外来の患者さんのデーター
 (2002年7〜12月
  東京医科歯科大学
  更年期外来受診:243人の患者)
・総自律神経活動
     BMI    体脂肪率
 低活動 22.2 28.2
 高活動 21   25・8

結果
↪︎活動性が低い人は高い人に比べて、
 BMI・体脂肪率も高い。
 ↓
 自律神経の活動が悪い=太る。

まあ〜だらだらしていると
太るなあ〜とは思います。

科学的なデーターを突きつけられると、
やはりそうか!
と納得できませんか?

データーの対象者が少ない

思いましたか?

肥満大国アメリカからの報告です。
ーーーーーーーーーーー
アメリカ
生理学学会の報告論文から
ーーーーーーーーーーーー
1年間に50kgダイエットした
超肥満者を対象とした運動効果。


長年肥満状態にあった人
↪︎体重を落としても、
 筋肉の脂肪分解能力が
 普通体重の人と比べて、
 半分以下。

理由・考察
↪︎太っている人は、
 膵臓からインスリンを分泌して、
 脂肪を合成することは行う
 が
 脂肪を分解する働きが
 ほとんど行われない。
 つまり
 交感神経を経由した、
 アドレナリン分泌がみられない。
 しかも
 ダイエット中は、
 エネルギーがマイナス状態
 ↓
 交感神経が働かない。
 ↓
 50kgダイエットしても、
 脂肪を燃やす能力は低いまま!!
 
このままでは
すぐにでもリバウンドしそうですよね?

そこで、
・10日間運動を行う。
 ↪︎筋肉の脂肪分解能力が上昇!

ーーーーーーーーーーー
筋肉が脂肪を分解する能力
運動で向上する
ーーーーーーーーーーー
・脂肪酸酸化量
    運動前  運動後
やせ  51   70
肥満者 48   70
減量した
肥満者 30   75

おお!
痩せた人よりも、
減量した肥満者の方が、
脂肪酸酸化量が増えましたね。

結果から導き出されたこと。
↪︎脂肪分解の能力を上げてから、
 ダイエットするのが効率的。


つまり
食事制限だけで体重を落としても、
自律神経の活動性が低い
(リバウンドしやすい)
脂肪を分解すること=運動する。

ダイエットには、
運動が重要である

あなたもわかりましたか?

え?
10日間行った運動内容ですか?
↪︎毎日30分
 (最大酸素摂取量の60%の運動)

それはですね・・・
話が長くなっています。
本日はここまでとします。

次回は脂肪と筋肉を作り出す!
エネルギーを使い(脂肪を分解する)
話をします。
楽しみにしていてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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