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九大昆虫班のブログ

九州大学生物研究部昆虫班です。班員が交代して更新します。

次の日の分からは班長にタッチ交代です。佐藤です。

 

それでは、六日目(3/27)です。

 

午前中は姶良という場所へ。川を三回くらい越えて必死の思いでたどり着いた場所は、普通種の楽園でした。

サイズを間違えた長靴で痛む足を引きずった結果がこれですかそうですか。

最後は日向ぼっこしつつ、とりあえずウスキシロチョウやヒメアサギマダラをやけになって採り時間をつぶします。

 

何も報告できるものがない虚無感。

 

そのあと、とある林道でルリタテハと、ようやく採れたスジグロカバマダラが本日の収穫らしい収穫でした。

ツマベニチョウの姿がありましたが、速い!高い!止まらない!の三拍子そろい踏みであえなく撃沈。

つらいです。

 

ライトトラップのことはきかないでください。

 

自分が書く分の最後がこれなのはむなしいものがあるので、この日以降のめぼしい収穫を少し書きます。

まず、29日にアオタテハモドキが雄雌セットで二匹ずつほどとれました。あと、石垣に戻ってからシロオビアゲハを二匹ほど。以上です。解散。

 

先輩からさんざん期待を高められるようなことを言われてたので、リュウキュウムラサキなど採りたかったものが採れなかったのは残念ではありましたが、それでも本土では通常お目にかかれない蝶の数々に出会えて大変楽しい遠征でした。

機会があれば来年も行きたいものです。

 

それでは、次からは変わって班長のレポートをお送りします。お楽しみに。

 

早速行きます五日目(3/26)

 

本日から西表島へ移動です。

ほぼ満席のフェリーで熟睡すること45分で目的地へ。

ついたキャンプ場の第一印象は、きれい…設備がある…でした。

ようやく温水シャワーが浴びられます(感銘)。

 

石垣島と同じように、テントを立てればキャンプ場の周囲で採集へ。

ヒメウラナミシジミとイシガケチョウ、ヒメウラナミジャノメ、マサキウラナミジャノメなどなど。

見たことのある名前ばっかりですか?気のせいですよ...気のせい。

 

西表の夕焼けです。ライトトラップの光もあいまって綺麗ですね。

何が言いたいかというと、あまりに虫が来ないのでついに風景を撮り始めた哀れな人間をご覧下さいということです。

つまりは、そういうことです。

場所を変えたらワンチャンあるんじゃないかと思ったのですが、あえなく裏切られた形ですね。世界は残酷です。

先輩は、やはり何かを失わなければ得られないのだなどとおっしゃっていましたが、そんなオカルティック等価交換、理系として認めるわけにはいきません。犠牲になるのは、班長に貸したら曲げられた私の竿で十分です。

 

ちなみに、西表での主食は食パンと魚肉ソーセージになりました。たんぱく質おいしいです。

このあたりから記事にするようなことがなくなります佐藤です。

 

それでは、四日目(3/25)です。

 

この日は朝からオオヒゲブトハナムグリをとるために山へ。

たどり着いたスポットにはすでに多くの虫屋が陣取っておられ、われら一同出遅れた感じです。

最初は山の中に入ってましたが、一向に何も飛んでこないので、飽きて車道まで下りて先輩の横で長竿を構えました。

そしたらですね、驚くことに、長竿が振れないんですよ...筋力の敗北です。

あきらめて蝶を追ってました。

収穫はツマムラサキ(♀)、ヤエヤマイチモンジ、リュウキュウアサギマダラとそこそこです。

網を振り続けて四日目ともなるとだいぶ感覚が研ぎ澄まされたのか、そこそこの成功率で虫をゲットできるのが楽しいですね。

 

ついでに採ったギンヤンマです。やっぱりトンボは色彩がきれいですね。

複眼の立体的な配色、胴体のやや透明感のある黄緑色、薄いけど丈夫な透明の翅、大好きです。

 

諦めないこと、投げ出さないこと、逃げ出さないこと、信じぬくこと。

というわけで敢行された夜のライトトラップ、本日はなんとタイワンカブトがやってきました。

ようやくの収穫と呼べる収穫です。

かっこかわいい。

なおこちらのカブト、翌日班長の不手際で行方不明と相成りました。

生きた虫の保管は厳重にするという貴重な教訓を我々に与えてくれた教官に、敬礼!

 

明日からは西表です。石垣島ではおもにクリームパンとコンビニ弁当を主食にしていましたが、人間意外となんとかなるものですね。