太陽と月の結婚 -206ページ目

江戸の雪見

~!ついに関東も雪ですね。なんだか止む気配もないようなので、しばらく降るのでしょうか。

雪が降ると、交通機関になんらかの支障がおきてしまう現代。用事がない限り、あたたかい家の中でのんびりと過ごしたいなぁなんて思ってしまう私ですが…、昔はどんな暮らしだったのか気になります。

意外や意外!江戸時代、人々は「雪見」を楽しんでいたみたいじゃないですか?!『旧暦日々是好日』(2007年版)に記載されたコラム「江戸の雪見」をご紹介したいと思います。


**江戸の雪見**

隅田川 水のうえにもふる雪の きえのこれるは都鳥かも



高月美樹『旧暦日々是好日』
(江戸名所花暦)江戸の人々は花見や月見、菊見や紅葉狩りと、ことあるごとに物見遊山にでかけた。冬のレジャーといえば「雪見」で、風流な人々は雪見舟に乗り、雪見酒と洒落込んだという。江戸時代は現在より寒い小氷期にあたり、雪が多く、隅田川が凍ってしまうこともあった。人通りの多い街中はすぐぬかるんでしまうため、わざわざ愛宕山、高輪、長命寺、山王などの高台にのぼり、遥かに見える海や山、綿で作ったかのような家の景観を眺めて楽しんだ。(掲載コラムより抜粋)


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スタッフ(と)

【旧暦:師走(12月)16日】

今日は大寒! 1/24(木)イベントのお知らせ




今日は、二十四節気の「大寒」です。もっとも寒さが厳しくなる頃ですが、陽射しが強まり春の足音を感じてくるときです。七十二候では「ふきのとう咲き始める(七十候)」。寒い寒いと思っていても、大地は少しづつ春の準備をはじめているのですね。寒さが最も厳しい頃だからこそ、春を待つ気持ちに心躍るのでしょうね。







さて、今週1月24日(木)に行われるイベントのご案内です。







旧暦と暮らすことは月や自然のリズムを感じ、都会で失いつつある五感を取り戻すということ。そんな旧暦暮らしは実は夢を実現するツールともなります。旧暦の仕組みから日本人の伝統や自然観まで、幅広くお話します。







自然とともに暮らす旧暦の世界を体感してみませんか?










■日々旧暦暮らし~感性を研ぎ澄ます暮らし方~











日時: 2008年1月24日(木) 18:30~20:00




申し込み制: 先着40名



参加費:1,000円(旧暦にちなんだお菓子とお茶含む)








講師:高月美樹











主催:Think the Earthプロジェクト







場所:丸の内さえずり館



(千代田区有楽町1-12-1 新有楽町ビル1F)



連絡先:03-3283-3536





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スタッフ(と)

【旧暦:師走(12月)14日 大寒 (72候)ふきのとう咲き始める】











LUNAWORKS:旧暦ダイアリー「旧暦日々是好日」

1/19(土)お正月料理のメニューを追加しました!

1月19日(土)「お江戸の暮らし衣食住~冬」 での中村史江さんのお正月料理を、昨日写真でご紹介しましたが

「どんなメニューだったの?」

とのお問い合わせをいただきましたので、メニューを追加しました!

鰤大根、小鯛と菜の花の昆布〆、烏賊の炊いたん、身欠き鰊昆布巻き、数の子、田作り 、なまこ酢、生麩とか、アワビ、蛤のみそ焼き、煮〆、牛蒡、人参、蝦芋、蒟蒻、椎茸、黒豆、金柑、金団、合鴨焼き 、おから、ご飯 、小柱飯 、ちっちゃな、おみやげ(きんとん)などです。

この種類の多さだけでもすごいですよね。

今回のお料理~冬


【旧暦:師走(12月)14日 大寒】