kyupinの日記 気が向けば更新

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kyupinの日記 気が向けば更新 (精神科医のブログ)
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黒ネコのポスター

黒猫と餌やりポスター「片づけは猫にはできニャイ」

 

このポスターには「片づけは猫にはできニャイ」とある。

 

餌をやったまま放置せず、後片付けをきちんとして下さいというポスター。モデルはメスの黒ネコである。この地域には「ネコに餌をやらないで下さい」というポスターはない。

 

実際のところ、ネコおばさんが餌をやると必ずカラスがやってきて、残飯を待っている。良くも悪くも後片付けはカラスが完璧にやっている。

 

黒ネコが落ち葉の上で座る

 

この辺りはたまたまだろうが、ぶちネコが多い。黒ネコはあまりいないが2匹は確認している。上の黒ネコは現在3歳くらいのメスネコ。この周辺のネコは3年前に一気に仔猫が増え、ほぼ同い年のネコが多い。その後、ネコおばさん達の尽力でノラネコの避妊手術が進み、今は仔猫を滅多に見ない。(例外は鍵しっぽのネコ)

 

黒ネコ「黒ちゃん」が石の上でこちらを見つめている

 

ネコおばさんからエサを貰って食べているところ。純粋な黒ネコではなく、少しキジネコも混じっている。僕は黒ちゃんと呼んでいる。

 

黒ちゃんはシャイで仔猫の頃、おばさんのエサやりの際、他のネコと一緒にエサを貰えなかった。皆とちょっと離れた場所におり後で貰っていた。それだけではなかろうが、やや身体が小さい。

 

黒ネコと白ネコ、岩の上で猫餌

 

大きな石の影にみこちゃんの顔が見える。そちらを振り返ったところ。みこちゃんはとっくに食べ終わっている。

 

左耳が白くなっているが、一時期、酷い皮膚病で出血していた。ある日、現場は見ていないが、ネコおばさんが薬を塗ったらしく、傷が真っ白になっていた。その後、一時は悪化したかのように表皮が剥がれ痛そうにしていたが、次第に治癒した。ネコおばさんの治療が素晴らしい。

 

ノラネコは一旦皮膚病になるとなかなか治らないのも時々見る。

 

黒ネコとぶちネコ、石と草むら

 

みこちゃんが去るところ。

 

ネコおばさんはおそらく自宅でもネコを飼っており、ノラネコが死にそうにしていたら自宅に持ち帰り看病までしているほど。ネコへの愛情が半端ない。

 

また、それぞれのネコが、どのネコが母親かも把握していた。その後、母親猫も避妊手術を受けさせている。

 

黒ネコ「黒ちゃん」とみこちゃん

 

黒ネコは人懐っこいとか言われるが、黒ネコの黒と言うより、それぞれのネコの個性による部分が大きいように思う。

 

なぜならこの地域にはぶちネコが多くいるが、それぞれ性格がだいぶん違うからである。

 

みこちゃんの記事。

 

 

 

 

ターミネーター2に出てくる精神科の警察病院

 

 

アーノルド・シュワルツェネッガー主演のターミネーター2は、SFアクション映画では傑作中の傑作だと思う。この映画は1991年に公開されている。

 

2000年のアメリカ旅行でロサンゼルスのユニバーサル・スタジオに行った際も、ターミネーター2のアトラクションがあり3D体験をすることができた。当時、そこまで混んでおらず、あまり待たなくても良かった。

 

大阪のユニバーサル・スタジオは僕は1度も行ったことがないが、嫁さんは友人と一緒にコロナの時期以外は毎年行っている。ユニバーサル・スタジオはシンガポールのセントーサ島にもあり、シンガポール旅行の時に行った際、嫁さんが大阪とは全然違う映画のアトラクションだと話していた。それぞれの国民の嗜好に合わせてアトラクションが設計されているのであろう。

 

ターミネーター2では、シュワルツェネッガー扮するT800とジョン・コナーがサラ・コナーを救出するために精神科の警察病院を訪れる。映画では、この精神科病院がどのようになっているか良くわかるような描写があり非常に興味深いと思った。特別な点はアメリカの一般の精神科病院ではなく、精神科患者のみの警察病院であること。

 

なぜサラ・コナーがここに収容されているかと言えば、彼女がサイバーダイン社の爆破を試みるも失敗して逮捕され、未来のスカイネットと人類の戦争について語ったことが妄想ととらえられて精神病患者として治療をされているのであった。

 

上のYouTube動画では、サラ・コナーが体力が落ちないように懸垂している場面から始まる。精神科の独房的な部屋では、縊首自殺できるような設計にはなっていない。最初、そこに気付いたが、まあ映画だからでしょう。

 

また専門の精神科医、シルバーマン医師は、サラ・コナーの理解者のように振る舞っていたが、全く彼女の話を信用していなかった。「理解者のように」と言うのは、共感的ということでしょうか?

 

続く場面では、研修医風の若手医師らと患者を紹介しながら回診している。サラ・コナーについて「彼女の妄想は独創的だ」と語り、「未来からターミネーターが自分を殺しに来る」と語っていると説明している。よく見ると男性看護師の胸には連邦警察?風のバッジがあり、患者に対する扱いも暴力的である。

 

シルバーマン医師は研修医に対し、サラ・コナーは「急性統合失調感情障害」だと説明しているが、これがなかなか良い味を出しているとしか言いようがない。なぜなら、荒唐無稽の妄想はあるが、あまり統合失調症らしく見えないことを示唆する診断名だからである。

 

サラ・コナーが気性が激しい女性キャラクターなのもなお良い。

 

 

この記事から抜粋。

 

統合失調感情障害は、増悪時は統合失調症にしか見えないが、寛解すると病前とまったく変わらなくなる。仕事も普通にできる。そもそもこのタイプの疾患では、寛解後に精神病の痕跡がないので、履歴すら見えない。これは病型がそうなのでいったん中止してみるのも有力である。むしろ服薬を継続させる根拠が乏しいが、仕事のタイプによれば服薬根拠がある人がいる。上に挙げた「再発すると非常に問題が生じる職種の人」である。

 

この視点から厳密なことを言えば、サラ・コナーは話していることを変えなかったので、シルバーマン医師から診て、未だ寛解してはいない。

 

回診場面ではソラジンの話が出てくるが、これはアメリカのクロルプロマジンの商品名である。実際にはアメリカ人レベルの用量でソラジンを服薬させられると、まして警察病院だと、懸垂どころではないと思う。

 

なお、リスパダールの承認はアメリカが1993年、日本が1996年なので、ターミネーター2の当時は、まだ非定型抗精神病薬の時代に入っていなかった。

 

警察病院中でシルバーマン医師の目の前で、T800とT1000が遭遇し銃で撃ち合う場面に続くが、これはサラ・コナーの話してたことが決して妄想ではなく、真実だったことを証明するものである。彼がターミネーターに殺されず、誤診していたことを目の当たりするのが、強烈な皮肉になっている。

 

 

そこまで考えて映画制作していないと思うが、他の多くの場面と同様、傑作に間違いないと思ったのである。

 

この場面ではT1000が、鉄格子を開けずにそのまま通り、シルバーマン医師の前を通り過ぎる。

 

T1000は液体金属なので鉄格子をそのまま通過できるが、彼の拳銃が鉄格子に引っかかるのがまた良い。

 

ターミネーター3に出て来る女性ターミネーターTXは、液体金属かつ身体の一部を銃にも変えられるが、T1000は身体の一部を刀のように変形できるが、銃には変形出来ないことを示している。

 

追記)

2000年のロサンゼルスのユニバーサル・スタジオのアトラクションがどのようなものだったか今思い出した。ハーレー・ダビッドソンのバイクにT800のシュワルツェネッガーがジョン・コナーを乗せて走っており、空からスカイネットの攻撃機が地面を爆撃する場面で始まる。ジョンがシュワルツェネッガーに質問する。「おじさんは何処から来たの?」シュワルツェネッガーは「future」と答えた。その後、全員の観客は特殊メガネをかけているため、T1000の液体金属の刀が、目の前まで伸びて来ると言う3D体験。

 

参考

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コンサータの供給が逼迫していること

 

 

 

 

今年、次第にコンサータが不足するようになり、クリニックや精神科病院によれば7日間程度しか処方できない事態になっている。

 

この原因だが、ADHDが増加していることやストラテラ(アトモキセチン)など他のADHD薬の出荷制限の影響なども影響していると言われている。

 

そもそもコンサータはジェネリックが存在しない。ジェネリックがないと言うことは、関係が悪化している中国からの原末の輸入が制限されるというものではない。(抗生剤では、あまりニュースになっていないが大変な事態になっている)

 

コンサータは処方が管理されている薬であり、急激に処方件数が増加するものでもないと思う。

 

今回の不足には腑に落ちない点はある。

 

全国的に、薬局によりコンサータが偏在していると言う話もある。

 

コンサータは時間をかけて徐々に放出されると言う特殊な技術が取り入れられた製剤であり、容易にジェネリックなど出来ない。先発品のみで供給されるタイプの向精神薬である。

 

GoogleAIを検索すると以下のように表示される。

 

コンサータ薬不足、ADHD治療薬の供給危機

 

この検索内容に「ステラテラの供給制限により、コンサータに切り替えが集中」とあるが、これはどうなんでしょう?と言う感想である。そもそもストラテラとコンサータはタイプが違うためストラテラがないからコンサータを処方すると言う感覚にならない。

 

また精神科医は、コンサータは管理された処方薬なこともあり、処方人数を増やすことは心理的にも抵抗がある。僕は既に処方されている人の増量にも抵抗がある。逆に、既にコンサータを処方している人の他の処方薬への切り替えも難しい。

 

もしかしたら、このような抵抗なくバンバン処方しているクリニックや精神科病院があるのでは?と思ってしまうくらいである。

 

そうであれば「コンサータの偏在」の説明はつくと思う。

 

今回のコンサータ不足には謎が多い。

 

 

 

 

 

きれいな小川で水を飲むぶちネコ

 

 

 

これは先日、アオサギの動画と同じ小川で水を飲んでいたぶちネコ。向かって右側の耳がカットされているのでメスネコである。僕は「みこちゃん」と呼んでいる。特徴はキジ模様の長いしっぽ。

 

他、みこちゃんはかなり頭が良い。ヒトの話すことの理解力が、他のネコに比べて良いと思うことが多い。過去ログでは以下のように記載している。

 

だからダーウィン第4惑星では、人工知能のロボットを使い、1つずつ判断させて探査を進めるのである。その人工知能は4歳のヒトのIQを持つという。それでも、ネコよりずっと賢い。ネコは年齢にもよるが、ほぼ2歳から2歳半程度の幼児の知能を持つと言われる。
 

 

おそらく、みこちゃんはネコのIQの上限だと思う。

 

以下は先日のアオサギの動画。

 

 

アオサギがカラスに追いかけられていることはあるが、ネコに襲われるのは見たことがない。鳥とネコは平和共存している。

 

 

人が集中できる時間が短くなっていると思われること

 

 

上の記事は2025年5月の時点で、アメリカではストリーミングによる視聴が、従来型の放送およびケーブルの合計割合を超えたことを伝えたものである。

 

ストリーミングとは、YouTube、Netflixなどを言うが、概ね時間とともに視聴時間を増やしている。

 

 

上の記事からストリーミングは、

 
YouTube 11.6%
Netflix      8.2%
Disney+   4.8%
Amazon prime  3.5%
従来型放送   21.2%
ケーブルテレビ   23.2%
 
となっているが、ストリーミングのトップのYouTubeは、長尺の動画よりショート動画が好まれて視聴されていると言う。
 
主なSNSの動画、TikTok、Instagramなども非常に短い動画が特徴で、これらを見るとSNS動画が従来のテレビ番組を侵食し次第にシェアを伸ばしていると見ることもできそうである。
 
おそらく今の若い世代の嗜好の影響が大きくなっているのである。
 
最近の記事は、テレビの主役交代という視点で書かれているものが多い。しかし、実は今の人は集中できる時間が次第に短くなっているのでは?と感じている。
 
例えば日本の大河ドラマは長期的な低下傾向にある。かつて黄金期には40%ほどの視聴率があったが、近年は10%前後に低下している。この原因の1つにテーマのマンネリ化を言われているが、もし傑出したテーマの大河ドラマが放映されたとしても、たいして視聴率が上がりそうにない。
 
今後、長尺のドラマや映画などのコンテンツの嗜好がどのようになっていくか注視している。
 
このような嗜好の変化は、dopamineが連続して出るようなコンテンツがより好まれている印象である。例えばYouTubeの特にショート動画が増えているのを見てもわかる。短い時間で多くの動画を見ることができるからである。
 
おそらく今の人は、長尺の連続ドラマを見続けることは、エネルギーの消耗が大きすぎるのであろう。脳が欲求するdopamineが続かないのである。
 
特に映画でもイントロがダラダラした展開だと観続けることのハードルが高くなる。その点ではジュラシックパークやスターウォーズのようにいきなりクライマックス的な場面から始まると集中が続きやすい。
 
これらは、若い世代でも特にZ世代の嗜好が大きいと思っていた。Z世代とは、2025年時点で約13歳〜29歳の人たちである。
 
しかし、最近はそれだけでもないと思うようになった。実は、認知症ではない高齢者も充分に集中できる時間が短くなっている。テレビの番組に集中して視聴することもエネルギーが必要だからである。
 
このようなことを考えていくと、現在の高齢化社会への移行も嗜好変化に影響している。
 
認知症の人が病棟のフロアでぼんやり?テレビを観ている光景は案外奥が深い。
 
認知症で理解力が低下すると、映画やドラマなどの展開ではdopamineは出てきそうにない。今は地上波であまりないが、ボクシングなどのスポーツは視覚的にインパクトはありそうである。
 
しかし、その光景はじっとテレビを観ているのは確かであり、脳内がどのようになっているのか推測がつかないところはある。
 
ひょっとしたら長年の習慣でテレビの前に座っているだけかもしれない。
 
おそらく集中力と言うワードの枠外なのである。
   
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