あるテレビプログラムを観ていて
どうしても気になってしまうことがありました。
一つ目は
アスリートのタトゥー(日本的に言えば刺青(いれずみ))です。
韓国で行われている世界陸上という大会で
女性のアスリートの肌に
激しく、それは刻み込まれていて
ファッションなのか
何かの意思表示なのか
緊張を解きほぐすような、心のよりどころなのか
本人にしかわからないことだし、自分のカラダですから「どうぞご自由に」なのですが
美しく鍛え上げられたカラダには
そんな虚飾は
なんとももったいない気がしますし
競うのは
そこじゃないでしょう。
じゃぁ、サングラスやユニフォームやシューズのデザインはどうなるのかって
実は
機能美以外は
同じなのかもしれません。
サングラスには、集中力アップとか、ユニフォームやシューズには身体能力アップとかの本来の目的があります。
使用される商品の宣伝効果という、本来付加しなくてもイイものが刻まれているという観点からすればそれほど違いがないかもしれません。
ただし
これが付加価値だったり、他社商品との差別化につながって
商品の売り上げ、結果、大会の運営や選手たちの活動費に配分されていくというシステムとなって
ギヴ・アンド・テイクで、切っても切れないものとして経済活動のサイクルが回っている現実は
否定すべくもありませんが。
もうひとつの違和感は
仕草と癖です。
手を組んだり離したりを繰り返す人の行動の裏には、不安や緊張があるといわれています。
会話の中で、視線を合わせようとしない人や、視線をキョロキョロさせている人、視線を合わせない人は
自分になんらかのコンプレックスを抱いていて、他人にどう思われているのかが非常に気にしているのだそうです。
視線を下にそらしてしまう人は、気が弱くて相手を怖がっているそうです。
そして、視線を左右どちらかに逸らす人は、その人に対して好意を抱いておらず、拒否している現れでもあります。
さらに、視線をキョロキョロさせている人は、不安の表れや警戒心を抱いています。
足癖の貧乏ゆすりは、イライラしている現れで、早くその場から離れたいとか。早く話を打ち切って欲しいといしう現れのひとつです。
このすべてを満たしてしまっている人が
テレビに出ていました。
ある政党の代表を選出するための公開討論会のようなテレビプログラムにです。
その方ばかりを特別意識してみていたわけではないのです。
次の日本の首相になるらしい五人の方々ですから
前にも書いたストレス耐性も含めて
ジロジロ見ていましたから
その一人の方の手遊びのような落ち着きのなさは際立って見えてしまいました。
期せずして
口から出てきたことばもそれまでの主義主張とは異なるものが多かったです。
海外のメディアも「ブレイクダウンした。」と表現を使っていました。
何度も書きますが個人攻撃などするつもりは毛頭なくて
トップの資質に言及しているのです。
さてさて
今日のお昼ごろに
誰かが選ばれます。
どんなプロセスを経たかとか
どんな政策なのかとか
どんな人なのかとか
あまり関係なく
それは
選ばれてしまいます。
だから
決まった時点から
また
足の引っ張り合いがはじまります。
どこかで
なんとかして
この無限地獄のような状況に
終止符を打てないものでしょうか。
少し前に
変化を期待し、容認したぼくら国民が
いま望むべきは
無駄な飾(かざり)じゃなくて
目標達成に向かって
美しく研ぎ澄まされた
肉体と精神
シンプルで
ピュアに
トップでゴールテープを切っていくような
圧倒的なリーダーシップと行動力、推進力
なのです。
フライング一発失格は
許されませんから。
This is HASHIMOTO☆QUALITY