京都から世界へ -藤田功博の京都日記-

京都から世界へ -藤田功博の京都日記-

「京都の魅力を日本へ、世界へ」をキーワードに活動する観光企画会社のぞみ代表・藤田 功博のblogです。アイデアとフットワークを武器にして、観光業界を盛り上げていきたいと思っています。

2020年の年末に試合中に負傷(肉離れ)をしてから約2.5ヶ月の休養。
そこから復活して、季節も暖かくなり、いよいよシーズンが再開します!

4月度 日本テニス協会 ベテランランキング 40-45歳の部 全国102位 京都府1位になりました!

(今後の予定)
2021年 
4/24 大阪毎日オープン
4/29 京都市長杯 シングルス35歳以上の部
5/2 プチシングルス大会
5/16 関西ハードコート選手権
6/5 関西オープンテニス選手権

(過去の結果)
2021年
1/2 京都東山正月トーナメント 京都新聞杯(京都)  ケガのため不出場
1/17 新体連 男子シングルスAランク(京都) ケガのため不出場
2/27 大和まほろばオープンベテランテニス選手権大会 ベスト4
4/18 京都新体連 シングルスAランク 優勝

2020年

6/7 新体連 男子シングルスAランク(京都) ベスト4

6/21 プチシングルス大会(京都) 優勝

6/27 プチシングルス大会(堺) 優勝

7/12 JFTP150 男子シングルス(奈良) 優勝

7/25 プチシングルス大会(堺) 優勝

8/16 大文字トーナメント(京都) 男子シングルスBランク ベスト8

9/6 新体連 男子シングルスSランク(京都) 予選リーグ敗退

9/21 オータムトーナメント(京都) 予選1R敗退

10/3 九州ベテランテニス選手権(福岡) ベスト16

10/17 プチシングルス大会(堺) 優勝

11/3 京都市長杯 シングルス(京都) 1R敗退

11/22 プチシングルス大会(京都) 優勝

12/5 ダンロップ選手権 (京都) 1R敗退
12/5 プチシングルス大会(堺) 優勝
12/19 兵庫クリスマスベテラン<ITF Seniors in Hyogo ワイルドカード選考大会>(兵庫) 1R棄権

12/30 プチシングルス大会(京都) ケガのため棄権



 

「白足袋に逆らうな」は、京都で仕事をする上での鉄則です。白足袋とは、普段から白い足袋を履いておられる、お坊さんや、女将さん、お茶やお花の先生、舞妓さんに芸妓さん、などなどを指します。意外なところでは、着物屋さんや帯屋さんもそうですね。要はこういった方々と仕事やプライベートで関わるときには、失礼がないようにくれぐれも気を遣う必要があるという格言ですね。

 

京都に本社のある大きな企業の社長さんでも、この白足袋のみなさんには最大限の敬意を持って接しています。仕事でこれらの方に「お願い」をすることが生命線の僕にとっても、まさに絶対的ルールです。

 

「白足袋」のみなさんがやっかい、いや、丁重な対応が必要な理由は主に2つ。1つは、普段から様々な方と会われていて、振る舞いをよく見極める目を持っておられるため、失礼がないよう心して対応せねばならないから。

 

もう1つは、京都は狭い街ゆえに、異文化のお偉いさんどうしがつながっているから。あるお坊さんの前で粗相をしてしまえば、それが他のお寺のお坊さん、そこから華道家の先生、そこからお茶屋の女将さん、舞妓さんという風に広がってしまうわけです。先述の「着物屋さん」が白足袋族に入るのはそこで、良い着物や帯を作る会社の偉いさんともなれば、仕事やプライベートで街のあらゆる人とつながっています。

「白足袋の皆様」は「一般庶民」を招いての食事会や飲み会をホストされる機会も多く、本当に誰とつながっているかわかりません。

 

いくら稼いでいるとかフォロワーが何人とか、現代資本主義のステイタスと異なる次元の「ご身分」があり、それをきっちり理解して行動しないといけません。

 

さらに余談を言うと、よく笑い、にぎやかな「白足袋」の方はさらに注意です。感情表現が豊かということは、怒ったときにはそれだけ、強い炎になるということですから、あまり感情を表に出さない大人しい方よりも、社交的でハキハキとされている方と接する時に、特に気を払うようにしています。

 

誰とつながっているかわからないゆえに、白足袋の先生から何か頼まれたり、手伝いを依頼されたら返事は一択。仕事で直接関係があろうがなかろうが、関係ありません。むしろそうやって平時からお手伝いを重ねてポイントを貯めておくと、いつか困った時に思わぬ形で事が進む場合があるのです。何かしてほしいから、何かする。ではなくて、何かしておくと、何かしてほしいときになんとかなるかも、といった感じでしょうか。

企画の「内容」(何名来てどんな時間割で……)よりも、はるかに、大義名分の話が大切です。「このイベントにどんな社会的意義があるのか」という建前について、しっかり風呂敷を広げることが大切です。加えて、「そのような意義のある会を、なぜここで開催したいと考えているのか」という理由の部分。 この2点が非常に重要なポイントです。

大きなお寺や神社ほど、意味や意義、そして社会的な役割について考えて続けておられます。お寺や神社は自分たちが作ったものではなく、「先祖からの借り物」であり、今の代を預かっているに過ぎないという認識を持っておられます。 ですから、悪しき前例を作ってしまうことに対する心配があるのです。「お金目的でビジネス利用を受け入れた」という誤解を生んだり、そう思われるような利用のされ方はしたくない。誤解を生むくらいなら、なんぼ大金を積まれても断るべきだ。と考えておられるのです。この点をよく理解することが大切です。

 

と言いながらも、洋モノのブランド力には弱かったりするので、あっさり貸してたりするのがお茶目なところですが……。くれぐれも、先方の美学を理解して寄り添うことが実現の可能性を高めます。

 

お金の話をしないわけにもいかないので、最後にします。話がきちんと進めば、予算の話は、あまり大きな問題になりません。価格表もないですし、企画がよければ「お金はどうでも良い」「支払いのことは係のものと適当に決めといて」となるケースも多いからです。なにより、僧侶や神主さんは、面と向かってお金の話をするのは嫌い(苦手)な方が大半です。

 

そうやって、節度を保った話し方をしながらも熱意を伝えて交渉するわけですが、最大のポイントは、自分の提案を伝えるだけでは不十分ということです。話しているときの相手のうなづき方、反応などを見て、見込みがありそうかを判断せねばなりません。なぜなら、京都のほとんどのお偉いさんは、明確に断ることがまずないからです。訪問が終わって、待てど暮らせど何にも返事がないということが、一般的です。

 

もし駄目だったら別の会場候補を探して交渉を始めねばなりません。会場がないとなればツアーの依頼者に迷惑をかけてしまいます。一方で、別のお寺を交渉しておいて、元々のお寺がOKになったので途中で提案を取り下げる、なんていうのは最もやってはいけません。今度はお寺さんから自分に対する信用が失われてしまいます。読み違えは自分の看板に関わることですから、くれぐれも慎重に可能性を読まねばなりません。

 

「金曜日にもういっぺん来てもらえますか」は8割見込みあり、「来週末くらいまでにお返事しますわ」は7割OK、「いつまでに返事をしたらよろしいんですか?」は五分五分。「係のもん(者)とも相談してみますわ」は7割アウト。「ちょうどその時期は別のお茶会がありましてな、調整が必要ですねん」はほぼ見込みなし。といった感じです。

アポが取れたら訪問をします。京都時間という概念があって、約束した時間よりも早く行くのは無礼だというものです。相手は約束時間を意識して準備をしているので、それより早く行くと、相手の予定を崩してしまい、慌てさせてしまうというような考え方から来ています。

とは言え、時間に対する感覚は人によって違うため、相手の考え方が見えないうちには時間ぴったりが良いでしょう。

 

まず、ピッシリとしたスーツなどは避けた方が無難です。過度に硬い服装で行くと、ビジネス的な空気が出すぎてしまい、先方からの警戒感が高まるからです。昔は「白靴下」が基本でしたが最近はそこまで色についてはうるさく言われなくなりました。女性は靴下を忘れる方もおられるので要注意です。もちろん、すごく厳しいところもあり、玄関で、持参した白靴下に履き替えないと入れていただけない場所もあります。

 

玄関での靴の脱ぎ方(お尻を相手に向けない)、和室の上座下座、ふすまの開け方、忘れられがちなのはお菓子とお茶の頂き方です。こういったものは事前に本を読んだり料亭へ行ったりして練習しておくと、慌てなくて良いですね。下足棚に靴を入れるときも、靴をどちらに向けて入れるかにこだわりのあるお寺などもあります。

 

で、いざ対面した際には、用件をいきなり切り出さず、「世間話」から始めます。世間話といっても、銭湯で隣のおっちゃんと話すような、天気や相撲の話ではありません。由縁、つまりそのお寺や神社と自分がどう関係あるのかというのを、こじつけでもなんでも良いから丁寧に説明するのです。自分史の中にそのお寺がどう関係あるのかという話ですね。

 

たとえば出身の高校が近くにあり、いつも部活帰りに境内を通っていたとか、受験生のときにこの神社で合格祈願に来たとか、知人の結婚式で参拝したとか。何もないなら、ガイドブックで○○というエピソードを拝見してからずっと興味を持っていたとか、なんでも良いので話します。

 

そうやって、「縁」というものを前に出すことが重要で、だからこそ、知人の紹介やツテがあるとこの部分の話がスムーズに進むのです。知人からの紹介の場合は、自分と知人の関係を丁寧に説明することが大切ですね。(もちろん、その知人の方を大いに立てます)

 

有名寺社の僧侶や神主ともなれば、対面しただけで感じる圧というか、オーラ・威厳のようなものがあり、緊張感が高まります。慣れていないと会話をつなぐのも大変ではありますが、この導入部分を焦らないことです。

 

数分経つと、お茶とお菓子などが運ばれてきます。間違っても、いきなり飲んではいけません。話の切れ目に、先方から「まぁお茶でもどうぞ」と言われてから口にします。

 

そうやって、ほんの少し空気がほぐれた頃、ようやく提案のタイミングが訪れます。その時機も、自分から切り出すべきなのか、「ほんで、今日はどんな御用ですか?」と聞かれてから切り出した方が良いのかは、場の状況によります。場を読む力こそが、経験によって培われるものですね。

通常非公開の庭園を見学させてもらうツアーをしたり、ライトアップをしていないお寺に1晩だけの特別企画を頼んだり、広い神社で飲食を伴うパーティーをさせてもらったり。そういった依頼がお客さんから入ったときには、代わりに交渉をします。
 

東京なら代表アドレスに企画書を添付したメールを送って返事待ち、といった感じでしょうが、京都ではそういう方法は使えません。だいたいの場合、電話しても「今はいない」と言われ、メールにも返信がありません。
 

ですので、実際には企画書を持参して実際に出向くことになります。厳密には、企画を提案するためのアポイントを取りに、実際に寺社に出向きます。会ったいきなり最初の日に提案するのは「拙速」とみなされます。

 

そのときに手ぶらではいけないので、何を持っていくか?を考えねばなりません。気に入られるために、何か豪華なお菓子でも?と考えがちですが、京都では手みやげを持っていく際にあまり豪華なものは避けた方が良いのです。

 

なぜかというと、今回のように依頼をするケースで、1回目がご不在なら手みやげだけ渡して2回目、下手したら3回目……と何度も行かねばなりません。

 

1回目で豪華なものを持っていったとしたら、2回目も同じかそれ以上の品にしないといけない。グレードダウンしようものなら、「やる気がない」と思われる可能性があるからです。そうやってエスカレートしていく(気張る)のはお互い疲れるので、豪華な手みやげは「これっきり」の時だけです。たとえば、とんでもなく大きいトラブルを起こして、取引停止が明確なとき、そのお別れとお詫びの際に持っていくなどです。

 

逆に、相手と長く関係を続けたいと思うときには、豪華すぎず、かといって駅前で適当に買ってきたようなものを選びます。価格で言うと1,500円から2,000円くらいでしょうか。自分の生まれ育った街のお菓子屋さんとか、凄く気に入っているとか、何か語れるエピソードがあればベストです。要は配慮がなされた(気の利いた)ものが必要になるのですね。

 

そういう「大したことがないもの」を手みやげに持っていくことが、最も相手のことを考えた行動ということになるわけです。あー、ややこしいですね。

 

そしてアポが取れたら、いよいよ交渉です。ここに最大限の注意を払って臨まねばなりません。

Go To トラベルについては、第3次補正予算で1兆円強の追加となっており、これが丸々使われていない状況です。あくまで補正予算なので、年度末の3月末までに使わねばなりません。
 

Go To の元々の消化ペース(月3,000〜4,000億円)を考えても、3/8で再開されたとしてもどうやっても使い切れないので、

・エリアを限定して再開しちょっとでも予算を消化する

・とんでもなく割引が大きいキャンペーンとして復活する

・直接事業者にバラまく(観光事業持続化給付金とか?)

のどちらかになると思われます。

どちらにしても拙速なことでは妙案は出てこないと思うので、焦らない方が良いと思いますが、政治的案件なので「時間がない」ことを理由にウルトラCが飛び出してきそうな状況です。

バラまくにしてもものすごく短い募集期間になりそうですね。

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旅行業へ支援検討と国交相 GoTo停止長期化で

2/5(金) 13:25配信

共同通信

 赤羽一嘉国土交通相は5日の記者会見で、観光支援事業「Go To トラベル」の全国停止が長期化していることを受け、宿泊施設や旅行業者への支援策を検討していると明らかにした。「新型コロナウイルスの感染状況が落ち着くまでの厳しい時期を乗り越えられるよう基盤を整えたい」と述べた。

 赤羽氏は「停止期間中に感染防止の強化に取り組む事業者を支援する仕組みを創設する」と表明した。詳細は近く公表する。

 赤羽氏は相次ぐキャンセル対応や補償の申請で「事業者に追加的な事務費用が生じた」と説明。こうした負担についても支援する考えを示した。

京都に京料理のお店は数あれど、料理の質、価格、サービス、雰囲気の総合バランスが最も優れていると思うお店の1つです。まず前提として、お料理が素晴らしい。高級食材を多用することなく、近隣の農家さんの鮮度の良い野菜や柑橘、そして近海の魚を巧みな技術で盛り込み、見た目も美しく提供されます。

 

完全なるオープンキッチンで、目の前で4-5名の板前さんがきびきびと動かれ、見事な連携技で次々とお料理が出てきます。

お料理の一つ一つを秋山さんが丁寧に、ときには笑いを交えて説明してくださるのも楽しい。説明も食材の産地のようなわかったようなわからないような固有名詞ではなく、お料理にどういう工夫をされているのか、どう味わうと美味しいのかといった、お客さん目線が盛り込まれています。

 

カウンターは約10席、昼も夜も1回転ずつのため、予約は至難ですが、ご夫婦やカップルにおすすめする理由は、店内にとても温かい雰囲気が流れていること、通い慣れた常連さんが上品な方ばかりであること、お料理が主張しすぎずお客さん自身が主役になれるからです。他にも、もてなしの様々な仕掛けがありますが、それは行ってからのお楽しみです。

 

昼でも夜でも、お店を出たら閑静な住宅街。食事のあとの会話もゆっくり楽しめます。

タクシーでも電車でも、北山通までの約10分が、幸せなエピローグとなることでしょう。

 

情報誌というメディアができ、食べ歩きの面白さが発信された当初から、ラーメンはその筆頭ジャンルでした。安くて味のバリエーションもあり、短時間で終わる。今やすっかり「1億総ラーメン評論家」時代ですね。京都は学生の街であり、インバウンド観光客にも人気のことから、オーソドックスな豚骨醤油系から、東京由来の二郎系、家系まで賑わいを見せています。

これほどに「美味しいお店」を紹介するのが難しいジャンルは他になく、結局は、個人的な思い入れのあるお店を紹介するのが最も良いと思っています。どこまでいっても、最後は味よりも物語になる。お店を紹介するときの基本をラーメンというジャンルが教えてくれます。

銀閣寺にあるこちらは、20年前に京都ラーメンの新星として現れ、瞬く間に大ブームになりました。僕のように学生時代から通うファンもたくさんいます。鶏ガラと豚骨、さらにはたっぷりの野菜を煮込んだスープは、白濁していて見た目こってりですが、実際にはとても軽い飲み口。根っからのラーメン好きだと少し拍子抜けしてしまうかもしれない、穏やかな旨味です。でもこれが、飽きずに通える1番の理由なんです。自家製のちぢれ麺が良い塩梅でスープとからみ、勢い良くすするのが止まりません。辛く煮たニラや味噌などで味を変えながら楽しんでいるといつしかスープがなくなります。

支店ができたり減ったりと、端から見ていても本当にいろいろありました。実際にはもっといろいろなことがあったのだと思います。そんなご苦労を乗り越えて20年。今でも毎日、代表の森本さんが調理場に立たれているのを見て、積み重ねてこられた努力に敬意を表したい、素晴らしいお店です。

現在は、「東龍」としてはお昼の営業のみ。夜は「福仙楼」と屋号を変えて、同じ場所で違うラーメンを出されています。

銀閣寺の近くと、少し街なかから離れたロケーションにあります。個人的京都ベスト5の残り4店は、四条烏丸「風花」、百万遍「メントメシ ザコヤ」、京都駅前「第一旭」、花園「親爺」です。近くに行かれた際にはぜひ。

 

 

 

「好きを仕事に」のキャッチフレーズが広がり、自分の好きなことを仕事にするにはどうしたらいいか?という質問を受けることがあります。僕の答えはシンプルで、好きなことは本業でなく副業にしたらいいと思っています。

 

本業にしてしまうと、きちんとお金を稼がないといけないから、稼げることしかできないし、毎月毎月、ノルマのように売上が伸しかかってしまいます。そうやってお金とのバランスをはかっていると、お金のためにやりたくないことをしなければいけません。

 

それよりも、どんな仕事でも良いから定期収入を得ておいて、余った時間で、好きなことを仕事にしたら良いと思うのです。

 

特にクリエイティブ業界は、今の時代、不景気でみんな予算がないので、ギャラが安い。逆手に取れば、ギャラが安くても良ければ仕事はどんどん取れます。まずは腕をしっかり磨き、「本業の収入があるから安いギャラでも良いこと」を武器にして、仕事を取りまくるということができるでしょう。

 

ライターでもカメラマンでも、DJでもダンサーでも、司会者でもデザイナーでもなんでもそうです。「組織や装置」が必要ない仕事なら、副業にすれば、好きを仕事にするチャンスはかつてないほど大きくなっています。

 

発注側も、フリーランスだから信用できないとか、個人だから発注しないということはほとんどなくなってきています。大きな企業でも、いち個人に普通に仕事を頼むようになってきました。

 

かつて編集業界でも、旦那さんの稼ぎで食べているからギャラはほとんど要らないという「主婦ライター」や「読者モデル」がプロの仕事をどんどん奪うということが起きました。最初は腕前も全然だったのですが、面白いもので、予算がない編集部などはどんどん発注するようになり、そういったアマチュアの方々が仕事を重ねているうちにスキルも上がっていって、ギャラも安いのに腕もそこそこという状況になったのです。

 

さらには、得たギャラを貯める必要もないため、自由に高級店も食べ歩き、いつしかそこらのライターよりもお店を良く知っているということが起きたりしました。

 

仕事を頼む側から見ていて「こんな反則みたいなやり方があるのか」と感心していました。

 

たとえばDJを目指しているなら、きっちりYoutubeなどで腕を磨き、知り合いのパーティーなどで練習したら、あとは「ギャラは要らない」といって営業をかければ、そこそこのクラブで前座くらいにはすぐに起用してくれます。

 

京都の観光業界における「観光ガイド」も同じような状況で、もともと大きな会社などで働いていて退職金もしっかりもらったシニアのみなさんが、好きを生かして副業的に取り組んでおり、ギャラも安いし知識もあるし、真面目だし、ということで、良くも悪くもプロの職業ガイドではほとんど成り立たない相場となっています。

プロのフリーランスからすると「素人のショバ荒らし」でしかないのですが、昔と違ってネットで腕を磨くことができるので、一般企業の副業解禁の流れとも相まって、相場はさらに荒れることになるでしょう。むしろピンチにさらされているのは、プロの方ですね。

 

それが逆手に取れたら、アマチュアの方にはチャンスしかない時代でしょうね。くれぐれも、好きを本業にしないことが、最強の戦略となるでしょう。

会う前から、今夜は長くなりそうだなぁという予感がするときがありますよね。久しぶりに会う友人だったり、何かの記念日だったり、ときには大きな相談ごとも。騒がしくない場所で、じっくり語りたいというシチュエーションにぴったりなのが、こちらのワインダイニングです。

 

京都にナチュラルワインの魅力を伝えたオーナーが、醸造家を京都に迎えるときのために用意した場所。そのコンセプトに基づいて、木や石など、できるだけ自然の素材で空間が構成されています。とても温かみがあり、一歩入るだけで、この空間がいかに心を込めて作られたかが体感できます。

 

肝心のワインは、フランス・イタリアのみならず各国のものが揃います。日によって様々に入れ替わりますが、好みを伝えたらぴったりとセレクトしてもらえます。予算に合わせてグラスでもボトルでも。造り手・品種・熟成方法など個性があるものばかりで、ワインが好きな方ほど面白いはず。料理は自家製のハムや炭火焼きのジビエなど広く揃います。ワインの味わいを引き立たせるような、ややあっさり目の味わいです。

 

あくまで美味しいワインを主に考えられているからか、料理自体に強いインパクトがあるわけではないので、レストランとしてよりも、2軒目のワインバーとして訪れるのがおすすめです。

 

カウンターもあり、テーブルもあるので、会う方との距離感に合わせて使い分けもできます。穏やかに流れるレコードが、隣席の会話をほどよく消してくれるので、目の前の人との会話をじっくり楽しめることでしょう。

 

場所は岡崎、主要駅などからは離れていますが、その分、上品なお客さんが集い、店内はとても静かです。席間も広く取られているので、まさに迎賓館として使えます。


このお店のとっておきの使い方は貸切パーティーで、20名ほど集めれば、独自にセレクトされたワインを飲み放題で用意していただけます。ワイン好きにはたまらないイベントができるはず。着席・立食などアレンジも相談できるので、いつもと違う小規模なパーティーを計画される場合のひとつの候補となるはずです。特に外国人の方が含まれているなら、貴重な選択肢になりますね。
 

 

1軒目からしっかりと料理も、ワインも! を求める方には、新町にある「ドゥ・コション」や木屋町四条下るの「鶉亭」をおすすめします。こちらも落ち着いた雰囲気で、じっくり語るには最適のワインバーです。