京都から世界へ -藤田功博の京都日記-

京都から世界へ -藤田功博の京都日記-

「京都の魅力を日本へ、世界へ」をキーワードに活動する観光企画会社のぞみ代表・藤田 功博のblogです。アイデアとフットワークを武器にして、観光業界を盛り上げていきたいと思っています。

2022年も春シーズンが途中まで経過しました。小さな大会で優勝を重ねたものの、ポイントのかかったベテラン大会ではことごとく初戦負けとなり、苦いシーズンが続いています。わざわざ遠隔地に、時間もお金もかけて遠征して、初戦負け。ホテルをキャンセルして、予定を繰り上げ、帰宅します。1度ならいいですが、これが繰り返されると、正直、挑戦している意味とか理由を考えたくなるような気持ちになってきますね。  ですが、これはテニスと向き合う上で避けられない時間なのではないかと思います。2025年までの40-45歳までの期間は全力でテニスに取り組むと決めたので、コンスタントにどのランクの大会でも1-2回戦は突破できるような実力を身につけるため、努力を重ねていきたいと思います。

練習を重ねて、果たしてうまくなっているのか? 進歩しているのか? 時々考えてしまうことがあります。上達しているかどうかを推し量る方法のひとつは試合の結果なのですが、対戦相手は毎回変わり、レベルも様々です。いつも同じ相手と試合をしていれば、結果のスコアからそれがわかるのでしょうが、そうもいきません。 つまり、うまくなっているのかどうかは自分の感覚しかありません。進捗が測れないということは、自分の上達のために何が効率的で、何の練習が最も上達にインパクトがあるのか、もわからないということになります。このあたりがスポーツの難しいところですね。 

2022年5月度 日本テニス協会 ベテランランキング 40-45歳の部 全国73位 京都府1位

(今後の予定)
2022年
5/29 九州テニス選手権

(過去の結果)
2022年
1/15  プチシングルス大会上級者の部 優勝
1/23 ITF Hyogo 1R敗退
2/6  プチシングルス大会上級者の部 優勝
2/20  プチシングルス大会上級者の部 準優勝
2/26 奈良まほろばオープンベテラン 1R敗退
3/10 山陽ベテランオープン 1R敗退
3/12 京都市テニス選手権 1R敗退
4/2 プチシングルス大会上級者の部 準優勝
4/11 兵庫スプリングベテラン<I T F Seniors in Yamanashi WC 選手権> ベスト4
4/13 東海毎日ベテランテニス選手権 1R敗退
4/29 ITF Yamanashi 1R敗退
5/15 関西ハードコート選手権 1R敗退


2021年
1/2 京都東山正月トーナメント 京都新聞杯(京都)  ケガのため不出場
1/17 新体連 男子シングルスAランク(京都) ケガのため不出場
2/27 大和まほろばオープンベテランテニス選手権大会 ベスト4
4/18 京都新体連 シングルスAランク 優勝
5/2 プチシングルス大会上級者の部 準優勝
6/5 関西オープンテニス選手権 1R敗退
6/27 関西ハードコート選手権 ベスト16
7/18 プチシングルス大会上級者の部 優勝
8/21 プチシングルス大会上級者の部 優勝
9/4 加太鯛カップ(和歌山) 1R敗退
9/20 京都市長杯(京都) 35歳以上の部 リーグ戦1勝2敗(3位)
10/30 プチシングルス大会上級者の部 準優勝
11/20-21 近江の国 オープン ベテラン テニス トーナメント(滋賀) 1R敗退


2020年

6/7 新体連 男子シングルスAランク(京都) ベスト4

6/21 プチシングルス大会(京都) 優勝

6/27 プチシングルス大会(堺) 優勝

7/12 JFTP150 男子シングルス(奈良) 優勝

7/25 プチシングルス大会(堺) 優勝

8/16 大文字トーナメント(京都) 男子シングルスBランク ベスト8

9/6 新体連 男子シングルスSランク(京都) 予選リーグ敗退

9/21 オータムトーナメント(京都) 予選1R敗退

10/3 九州ベテランテニス選手権(福岡) ベスト16

10/17 プチシングルス大会(堺) 優勝

11/3 京都市長杯 シングルス(京都) 1R敗退

11/22 プチシングルス大会(京都) 優勝

12/5 ダンロップ選手権 (京都) 1R敗退
12/5 プチシングルス大会(堺) 優勝
12/19 兵庫クリスマスベテラン<ITF Seniors in Hyogo ワイルドカード選考大会>(兵庫) ケガで1R棄権

12/30 プチシングルス大会(京都) ケガのため棄権



 

先日初めての個人取引で車を購入した。
コロナ禍で「人生楽しめる時間は限られている」などとベタな感想を抱き、
ずっと欲しかった1台を手に入れた。納車以来、慣れない手付きで
毎回カバーをかけて保管している。

街で見て眺めるだけだった車が車庫に停まっていていつでも乗られるというのは

この上ない幸せである。こういう幸せの実感も多分コロナがなければ得られなかったのだろう。

 

次は秋冬のうちに船舶免許2級を取って、来年は琵琶湖でボートとジェットスキーを走らせたいと

すでに妄想中である。

余談はこれくらいにして、個人取引だと、車という買い物のリスクを全て自分で引き受ける必要がある。

今回は偶然にも、ある程度身元のわかる方から譲ってもらったのだが、それでも、
10年を超える年数が経ち、10万キロを超える走行距離、壊れやすいと噂の機構などから、
一定の不安もあった。しかしそういったものは価格の安さとトレードオフの関係にある。


そして何より、諸手続きを全て自分で行う必要があった。
手続きに関してgoogleを頼りに調べてみたものの、わかりやすくまとまった情報源はほとんどなかった。
世の中の大半の人は、ディーラーなり中古車屋なり、プロの手から買うわけなので、
完全に個人と個人で取引する機会はかなり少ないのだろうと推測した。

あくまで京都での例になるが、車を個人取引で入手した際の手続きについてメモとしてまとめておきたい。
主な流れは以下のステップだ。 時間はかかるしちょっとストレスに感じる部分もあるが、
一般人でもなんとかなる。

1)最寄りの警察署で、車庫証明を申請する
2)一定期間後に、同じ警察署にて車庫証明を受け取る
3)必要な書類を取り揃える
4)運輸支局に出向く
5)運輸支局で書類を確認してもらってからナンバーを外して返却する
6)書類が完成するので提出する  1時間程度待つ
7)承認されたら新しいナンバーを受け取って装着する
8)最終確認してもらって封印してもらう

以上だ。 上記4〜8のプロセスは1日(半日)で終わるけど落とし穴があるので以下、細かく説明していく。

1)最寄りの警察署で、車庫証明を申請する
2)一定期間後に、同じ警察署にて車庫証明を受け取る

この1-2はそれほど難しくない。
自宅の車庫など所有地に停めるのか、借りている駐車場に停めるのかで少し手間が変わる。

まずはソニー損保のサイトに詳しく解説されているのでそれを読み、
書式は全て警察署のサイトからダウンロードできる。
丁寧に記載例もある。

警察署に持っていったら簡単にチェックがあり、受理される。これは順番待ち含めて15分程度。
受理された際に「この日以降に受け取りに来てください」という連絡表を受け取る。
あとはその日に行けば良い。 平日しか受け取れないのと、昼休みがあったりするので注意。



3)必要な書類を取り揃える
4)運輸支局に出向く
5)運輸支局で書類を確認してもらってからナンバーを外して返却する
6)書類が完成するので提出する  1時間程度待つ
7)承認されたら新しいナンバーを受け取って装着する
8)最終確認してもらって封印してもらう

3の必要書類は以下の通り。

・申請書
これは支局の現地にある。鉛筆で書かないといけない謎の書類なので、
現地に行って書けば良いが、車検証がないと書けないので忘れないように。

・手数料印紙
これも支局で売っている。

・車検証
コピーではなく原本が必要

・譲渡証明書
これは書式が決まっているので要注意。ここからダウンロード
また、譲ってもらった旧オーナーの実印と、その実印を証明する印鑑証明書が必要。

・委任状
旧オーナーは原則として同行しないと思うのでこれも必要。
これにも旧オーナーの実印が必要。
書式は先程紹介した このページ からダウンロードできます。

・印鑑証明書
新オーナーの印鑑証明書と、上記にもありますが旧オーナーの印鑑証明書 それぞれ必要です。

市役所や区役所で発行。
マイナンバーカードが有ればコンビニでも取れるらしい。

・車庫証明
2で受け取ったもの。

以上

支局に到着後、まずは上記の書類のうち「申請書」を書く。10分。
そこから所定の窓口へ書類一式を提出。
内容を確認してもらうのに順番待ちがあり、30分程度は待たされる。
チェックが終わると、呼び出しがあり、「ナンバーを返却してからシールを受け取ってください」

と指示される。 明らかに説明不足である。

どうしたらいいかというと、別の窓口に行って、「ナンバーを外したい」旨を告げる。
すると、1,000円くらいの保証金と引き換えに、工具を貸してくれる。
どこにでもあるドライバーだ。

それを持って車に行き、前後のナンバーを外す。
封印がしてある箇所があって、それを外すのだけ(厳密にはドライバーを突き刺して穴を開ける)

ちょっと苦労する。というのもあまり力づくでやると車に傷がいく気がするからだ。
コツが分かればできるのだが、それなりに力も要るので、女性ひとりだと厳しい場面もあるかもしれない。
けれど、多数行き来しているのは車のプロばかりだから、通りすがりのおっちゃんにでも
やり方を聞けば良いだろう。

封印さえ外れれば、どの部分もただのネジで止まっているだけなので
簡単に外すことができる。 合計20分ほど。

はずしたら、工具を借りたところにプレートを持っていく。
するとシールをもらえるので、先程いったん返却された書類に貼る。

ふたたび最初の窓口に戻る。
もちろんここでも順番待ちがある。約30分。

で、書類のチェックが完了したら「番号でお呼びします」とだけ言われる。
ここも説明不足で、実際に番号が呼ばれるのは45分〜60分後である。
なので食事にでも行くかコーヒーでも、と思うのだが、
京都の支局の場合はコロナの影響で食堂が閉まっており、
時間をつぶすところが周囲になかった。まずこれが落とし穴である。
本でも持っていき、また、ランチを持参する必要がある。
(ナンバープレートを外してしまっているので車で出かけるわけにもいかない)

で、順番が呼ばれる。ここでようやく新しい車検証を受け取られる!

終わりかと思いきや、今度は新しいナンバープレートをつけるようにと指示が。
 

そのために、また別の窓口に行き、書類を書いて、「重量税の申告書」とやらを提出する。
これは窓口に書類が備え付けてあるので、車検証を見ながら書く。

書いてチェックを受けたら、ナンバープレートを返却した窓口に再度行く。
再び工具を借りる。車に行き、新しいナンバーを付ける。これは簡単だ。

ここに最大の落とし穴がある。こちらの事情におかまいなく、窓口が昼休みに突入するのだ。
最初に書類を提出する窓口の営業時間は「8:30から11:30」などのようにサイトで表記されているが、
11:00などに行くのは避けた方が良い。なぜなら、11:00に行っても、上記6)まで終了したら

12:00過ぎ。この段階で、新しいナンバープレートをもらえる窓口が昼休みに入るからだ。
そうすると13:00以降しか受け取れない。 待機時間60分と昼休み60分、合計2時間も
何もない支局の敷地内で待たされることになるからだ。

なので申請に午前中に行くなら、「絶対に10時頃までに到着したほうが良い」ということになる。

僕の場合はナンバープレートを受け取るのが本当にギリギリだった。
プレートを付け終わって工具を返しに行ったときには窓口が完全に閉まっていた。
返金だけだったので何とか声をかけて終わらせたが、冷たい職員さんなら工具返却のためだけに
1時間待機しないといけなかった。


工具を返却したら車を動かして、敷地内の最終チェックの場所に行く。
新しい車検証を見ながら、ボンネットを開けたりして慎重な検査があり、
OKであればナンバープレートに封印をしてもらえる。

ようやく以上で終了である。
終わってみれば車庫証明を取り、支局に行って手続きを2時間ほどするだけなので、
こんなことに5万も10万も手数料を払うのは無駄ということになる。
十分自分でできるし、手続きのミスでトラブルが起きることもない。

いずれも、デジタル技術を活用すればもっともっと時間が短縮できることは明白で、
いつまでこんなアナログなことを、「受付は平日のみ」みたいなやり方で続けるのだろうと、
帰り道でため息。


 

感染予防に最大限配慮しながら、堺で行われたプチシングルス大会に出場。
この大会は待ち時間も接触を最小限にする工夫がなされているのでコロナ禍でも出場している。

エントリー数は16名。中級・上級者も多く集まっていて、また、インドアコートがかなり蒸し暑かったので

体力を消耗しましたが、ぶじに優勝できました。 
予算3試合は全て4-0。準決勝は5-0。決勝は4-1でした。
連覇は以前途切れましたが、通算10回目の優勝となりました。

インドアかつハードコートということもあり、風もなく、バウンドも規則的。
日頃練習している屋外のオムニコートとは全く違います。
とてもやりやすいコート。

そのおかげか、試合をしていても、かつてないほどに自分が落ち着いていること、
左右に振られても冷静に対応できていること、ラリーしながらも相手がどこに立っていて次にどこに打つべきかを
実感しました。これが、今までにないとても新しい感覚でした。

脱力して、落ち着いて自分のペースで試合を進められている実感。
これが6月から始めているシングルス特化の練習の成果なのか……と、うれしくなりました。

何事も、集中して、3ヶ月取り組めば、効果が実感できるものなんですね。

最初の頃は練習の内容や質に関してあれこれと考えてしまうこともありましたが、
無事に結果に結びついてきてとても良い感触です。

前哨戦を経て、夏のトレーニングの成果を試す秋の試合シーズンが、いよいよ始まります。
9月から11月まで、1ヶ月に2試合ずつ。全てがポイント対象の試合です。

少しでもポイントを重ね、来年の全国大会に出られるように、がんばっていきたいと思います。

今夏の強化のポイントはバックハンドとサーブです。

今後の試合出場予定としては9月1週目にグレードF(いちばん下の大会)がありますのでこれに向けての準備となります。来年の全国大会に向けてのポイント対象期間のちょうど始まりになります。
全国大会は32名が出場できます。24名が本戦から、残り8名は予選で決まり、1-2試合あることから予選出場可能なのは16名程度。 ということは、ランキング40位くらいに入っていることが必要です。 現在は100位前後なので、あと60名抜いていかねばなりません。まだまだ高い壁です。

現時点での状況と見通しは、

フォアハンド……フォーム改良の成果が少しずつ出てきました。ラケットヘッドを立てて引き、体重を乗せて打つ ということができるようになってきました。最大の武器にすべく、エンドライン付近のラリーでも多様なコースに打てるよう、目的意識を持ってラリー練習したいと思います。

バックハンド……両手打ちに転向して2ヶ月経ちました。かなり慣れてきましたが、ネットプレーへの移行を考えて片手でもいいのでは?というご意見もあり、保留中です。両手打ちはサービスリターンなどの安心感が強いです。スライスもかなり安定してきました。

サーブ……目下の課題です。エースの取れるフラットサーブはありますがそれだけだと3セットマッチなどで相手が慣れて来るので、他の球種が必要になります。スライス/トップスピンサーブを練習中ですが、まだ自分の中でしっくり来る当たりが出せていません。 無理に打つと手首や肘が痛いときもあるので、スイングから要調整です。 強く打とうとして高くジャンプしすぎているのも、パワーロスのように感じていますので、もう少し前方向への体重移動を意識しながら効率の良い体の使い方を身につけたいです。夏の大きなテーマです。

ボレー……こちらも定点からのボレーや決めのボレーはコーチの指導で少しずつ当たりがつかめてきましたが、サーブから、あるいはアプローチからネットに詰めたときの当たりやコースがまだ不安定なのでこれも夏の課題です。原因のひとつはスプリットステップのあとに重心が上がっていることとコーチに指摘を受けたので、低く柔らかくボールにコンタクトできるように練習です。ボレー自体の当たりの感覚はかなりつかめてきました。

週に2回は東山テニスクラブでフルコート(シングルスコート)での練習、週1回はノアのインドアコートでグループレッスンに参加と、週3回ペースでテニスの練習をし、週に1回はコート外での筋力トレーニングを重ねています。

春シーズンもいったん終了。2時間を超える大激戦の末に敗れてしまった「関西ハードコート選手権」が良い振り返りの機会となりました。相手は全国大会の常連の第3シードの選手。1セットオールで迎えた最終セット。相手のサーブをブレイクして5-4アップとなり、サービス。ここで、40-30となり、2本のマッチポイントがありました。
結論から言うと、1本目はダブルフォルト、もう1本は相手のウイナーでゲームを失い、5-5に。
ここからタイブレークにもつれて敗れてしまいました。

ゲームが終わった直後は、なぜ2本もマッチポイントがあったのに取れなかったのだろう……と単純に悔しかったのですが、むしろそこまでいけたのが上出来すぎるくらいで、そのときに自分の中にポイントを取れる引き出しがもう残っていませんでした。たとえば、

・ワイドへスピンサーブを打ち、リターンを乱れさせてからアプローチで前に出る
・ワイドへ切れていくスピードサーブでエースを狙う
・スピードを落としてサーブアンドボレーで決着をつけに行く
・ミスを誘発するような回転多めのスライスサーブを打つ

などが選択肢としてあったかと思いますが、疲れ果てたそのタイミングで、取りうる選択肢ではありませんでした。
自分の中の引き出しを増やせるように、サーブの球種や、サーブからの展開をもっともっと磨いていかねばなりません。

勝ってればランキングが60位くらいまで行けたのに……とまだ悔しいですが。



と、上記のように、負けてしまった後や、負けている試合中でも、意識が「自分」に向かってしまいます。
よくよく考えるとこれは、正しいようで、実は誤った方向性のように感じています。

シングルスは、結局のところ差し向かった相手との勝負なので、もっと意識を相手に向けねばなりません。

この試合での問題点は、一番突き詰めていくと、自分の中に引き出しが少なかったことではありませんでした。
2時間を超える間試合をしていたのに、相手の強み・弱みが把握しきれていないこと。
どうやったら最も確率高くポイントが取れるのか。どういうときに相手に攻められているのか。
が、きっちりとつかめていなかったことにあります。

暑さもありましたが、結局、来たボールに反応し、反射的に思いついたコースに返球していたにすぎません。
バウンドを見て、自分の打ちやすいコースに漫然と打っていただけなのです。
それが「たまたま」相手がミスしたり、エースになったりしていただけです。

相手側フォアだけ考えても、
・スピードボールへの反応はどうか?

・回転の多いスライスへの反応はどうか?
・遅いボールはどうか?
・深いボールの返球はうまいか?
・浅いボールはどうか?
・中ロブの処理はどうか?
・アプローチはどうか?
・どういうところで強振してくるか? どういうボールは返球が弱くなるか?
・最も多くミスしているショットは何か?
・ランニングショットはどうか?

といったチェックポイントがあるはずです。3セットマッチならまるまる1セットこの分析に
費やすことさえできるでしょう。

「自分」にしか意識がいかないと、上記が目に入らず、結局どこまでいっても
独り相撲なテニスになってしまいます。

テニス経験も20年を超えますが、やっと、競技としてのテニスの本質的な部分が
見えてきました。

この夏は、Youtubeを見るにしても、リアルの試合を見るにしてもプレイするにしても、
その面をかなり意識して取り組んでみたいです。

 

コロナ禍が続く中、blogの更新が止まっていた。

先日、うちの会社で働いてくれていた男性スタッフの結婚式があり、

その宴席で、そのスタッフのご両親と久しぶりにお会いした。
お二人は、会社で主催しているイベントに、息子の応援もかねてよく来てくださっていた。
そのご両親がふと、「なかなか大変な時間が続きますね。がんばってください。blogもたまに見ています」

とおっしゃった。

そうか、僕や会社の生存確認をしたい人も、この世の中にわずかながらいてくださるんだなぁと
ありがたいような、申し訳ない気持ちになったので久しぶりに書いている。

会社や個人の状態が良くないだろう、と、高い確率で推測できるとき、

文字通り「声をかけてくれる」人は決して多くない。
このご両親のような方はほとんどいないのだ。

「大丈夫ですか?」などと声をかけるのは銀行くらいのもの。
取引先でも、知人の経営者でも、

声をかけて、「もう限界です……助けてください……」といった返答が来ても
リアクションに困るだけだとわかっている。
だから結論として「声をかけない」という選択をする。

つまり、ある時を境にして、急に周囲からの連絡が途絶え、スケジュールに空きができ、
孤立したような状態となる。

過去に会社に訪れた危機。大手クライアントの仕事を一挙に失った2008年頃。

2011年の東日本大震災の直後。そして立て直しに失敗して

表通りのオフィスから撤退した2015年頃。いずれのときもそうだった。

朝、目が覚めたら、それまで夜中には誰なりとから届いていたメールやメッセージが0になり、

そういう日が続き、いずれそれが当たり前になる。

「勉強会」や「交流会」、ならびにそう称した飲み会などの誘いもなくなる。


今回もまさにそのような状況が起き、「あぁ、またこんな感じか」と思いながらも、

それをありのままに受け入れられる自分がいる。


こういう状況で何が大切なのかも、すでに理解している。
自分で制御できない外部環境に一喜一憂しないこと。
自分で制御できる要素だけを把握し、資源を磨くこと。
仕事に備えるなら手持ちの資産、すなわちスキル・知識を高め、

既存のつながりを見直すことだ。
焦らず着実にその取組をすることで、霧が晴れたときに今までより強い歩みができる。

 

そういったことが「なんとなく正しい」のではなく、
「確実に正しい」と強く断言できる。
すべきことに大きな自信と確信が持てる。

経験は確実に人を強くする。

世の中が動く限り、それが自粛という世界であろうと、

人の営みが動く限り、仕事が生まれ、担い手を必要とする。

需給により価格が決まり、目利きをすれば、利ざやが生まれる。

 

企業にとっての方向転換は、身体の問題よりも心の問題である。

既存事業への執着、思い入れ、過去の成功体験が心をとらえ、違う一歩を踏み出すことを拒む。

 


危機の時、大切なことはなにか?
冷静に理解し、行動が取れる。
思い切って切り替えれば、新たな可能性が目に止まる。

可能性が見えたら、そこを掘るだけだ。



様々な方の支援で、昨年度の決算はマイナス100万円程度の軽症におさまった。
今期努力すればいくらでも取り返せる数字だ。
 

着実に、計画を進めていく。

 

「白足袋に逆らうな」は、京都で仕事をする上での鉄則です。白足袋とは、普段から白い足袋を履いておられる、お坊さんや、女将さん、お茶やお花の先生、舞妓さんに芸妓さん、などなどを指します。意外なところでは、着物屋さんや帯屋さんもそうですね。要はこういった方々と仕事やプライベートで関わるときには、失礼がないようにくれぐれも気を遣う必要があるという格言ですね。

 

京都に本社のある大きな企業の社長さんでも、この白足袋のみなさんには最大限の敬意を持って接しています。仕事でこれらの方に「お願い」をすることが生命線の僕にとっても、まさに絶対的ルールです。

 

「白足袋」のみなさんがやっかい、いや、丁重な対応が必要な理由は主に2つ。1つは、普段から様々な方と会われていて、振る舞いをよく見極める目を持っておられるため、失礼がないよう心して対応せねばならないから。

 

もう1つは、京都は狭い街ゆえに、異文化のお偉いさんどうしがつながっているから。あるお坊さんの前で粗相をしてしまえば、それが他のお寺のお坊さん、そこから華道家の先生、そこからお茶屋の女将さん、舞妓さんという風に広がってしまうわけです。先述の「着物屋さん」が白足袋族に入るのはそこで、良い着物や帯を作る会社の偉いさんともなれば、仕事やプライベートで街のあらゆる人とつながっています。

「白足袋の皆様」は「一般庶民」を招いての食事会や飲み会をホストされる機会も多く、本当に誰とつながっているかわかりません。

 

いくら稼いでいるとかフォロワーが何人とか、現代資本主義のステイタスと異なる次元の「ご身分」があり、それをきっちり理解して行動しないといけません。

 

さらに余談を言うと、よく笑い、にぎやかな「白足袋」の方はさらに注意です。感情表現が豊かということは、怒ったときにはそれだけ、強い炎になるということですから、あまり感情を表に出さない大人しい方よりも、社交的でハキハキとされている方と接する時に、特に気を払うようにしています。

 

誰とつながっているかわからないゆえに、白足袋の先生から何か頼まれたり、手伝いを依頼されたら返事は一択。仕事で直接関係があろうがなかろうが、関係ありません。むしろそうやって平時からお手伝いを重ねてポイントを貯めておくと、いつか困った時に思わぬ形で事が進む場合があるのです。何かしてほしいから、何かする。ではなくて、何かしておくと、何かしてほしいときになんとかなるかも、といった感じでしょうか。

企画の「内容」(何名来てどんな時間割で……)よりも、はるかに、大義名分の話が大切です。「このイベントにどんな社会的意義があるのか」という建前について、しっかり風呂敷を広げることが大切です。加えて、「そのような意義のある会を、なぜここで開催したいと考えているのか」という理由の部分。 この2点が非常に重要なポイントです。

大きなお寺や神社ほど、意味や意義、そして社会的な役割について考えて続けておられます。お寺や神社は自分たちが作ったものではなく、「先祖からの借り物」であり、今の代を預かっているに過ぎないという認識を持っておられます。 ですから、悪しき前例を作ってしまうことに対する心配があるのです。「お金目的でビジネス利用を受け入れた」という誤解を生んだり、そう思われるような利用のされ方はしたくない。誤解を生むくらいなら、なんぼ大金を積まれても断るべきだ。と考えておられるのです。この点をよく理解することが大切です。

 

と言いながらも、洋モノのブランド力には弱かったりするので、あっさり貸してたりするのがお茶目なところですが……。くれぐれも、先方の美学を理解して寄り添うことが実現の可能性を高めます。

 

お金の話をしないわけにもいかないので、最後にします。話がきちんと進めば、予算の話は、あまり大きな問題になりません。価格表もないですし、企画がよければ「お金はどうでも良い」「支払いのことは係のものと適当に決めといて」となるケースも多いからです。なにより、僧侶や神主さんは、面と向かってお金の話をするのは嫌い(苦手)な方が大半です。

 

そうやって、節度を保った話し方をしながらも熱意を伝えて交渉するわけですが、最大のポイントは、自分の提案を伝えるだけでは不十分ということです。話しているときの相手のうなづき方、反応などを見て、見込みがありそうかを判断せねばなりません。なぜなら、京都のほとんどのお偉いさんは、明確に断ることがまずないからです。訪問が終わって、待てど暮らせど何にも返事がないということが、一般的です。

 

もし駄目だったら別の会場候補を探して交渉を始めねばなりません。会場がないとなればツアーの依頼者に迷惑をかけてしまいます。一方で、別のお寺を交渉しておいて、元々のお寺がOKになったので途中で提案を取り下げる、なんていうのは最もやってはいけません。今度はお寺さんから自分に対する信用が失われてしまいます。読み違えは自分の看板に関わることですから、くれぐれも慎重に可能性を読まねばなりません。

 

「金曜日にもういっぺん来てもらえますか」は8割見込みあり、「来週末くらいまでにお返事しますわ」は7割OK、「いつまでに返事をしたらよろしいんですか?」は五分五分。「係のもん(者)とも相談してみますわ」は7割アウト。「ちょうどその時期は別のお茶会がありましてな、調整が必要ですねん」はほぼ見込みなし。といった感じです。

アポが取れたら訪問をします。京都時間という概念があって、約束した時間よりも早く行くのは無礼だというものです。相手は約束時間を意識して準備をしているので、それより早く行くと、相手の予定を崩してしまい、慌てさせてしまうというような考え方から来ています。

とは言え、時間に対する感覚は人によって違うため、相手の考え方が見えないうちには時間ぴったりが良いでしょう。

 

まず、ピッシリとしたスーツなどは避けた方が無難です。過度に硬い服装で行くと、ビジネス的な空気が出すぎてしまい、先方からの警戒感が高まるからです。昔は「白靴下」が基本でしたが最近はそこまで色についてはうるさく言われなくなりました。女性は靴下を忘れる方もおられるので要注意です。もちろん、すごく厳しいところもあり、玄関で、持参した白靴下に履き替えないと入れていただけない場所もあります。

 

玄関での靴の脱ぎ方(お尻を相手に向けない)、和室の上座下座、ふすまの開け方、忘れられがちなのはお菓子とお茶の頂き方です。こういったものは事前に本を読んだり料亭へ行ったりして練習しておくと、慌てなくて良いですね。下足棚に靴を入れるときも、靴をどちらに向けて入れるかにこだわりのあるお寺などもあります。

 

で、いざ対面した際には、用件をいきなり切り出さず、「世間話」から始めます。世間話といっても、銭湯で隣のおっちゃんと話すような、天気や相撲の話ではありません。由縁、つまりそのお寺や神社と自分がどう関係あるのかというのを、こじつけでもなんでも良いから丁寧に説明するのです。自分史の中にそのお寺がどう関係あるのかという話ですね。

 

たとえば出身の高校が近くにあり、いつも部活帰りに境内を通っていたとか、受験生のときにこの神社で合格祈願に来たとか、知人の結婚式で参拝したとか。何もないなら、ガイドブックで○○というエピソードを拝見してからずっと興味を持っていたとか、なんでも良いので話します。

 

そうやって、「縁」というものを前に出すことが重要で、だからこそ、知人の紹介やツテがあるとこの部分の話がスムーズに進むのです。知人からの紹介の場合は、自分と知人の関係を丁寧に説明することが大切ですね。(もちろん、その知人の方を大いに立てます)

 

有名寺社の僧侶や神主ともなれば、対面しただけで感じる圧というか、オーラ・威厳のようなものがあり、緊張感が高まります。慣れていないと会話をつなぐのも大変ではありますが、この導入部分を焦らないことです。

 

数分経つと、お茶とお菓子などが運ばれてきます。間違っても、いきなり飲んではいけません。話の切れ目に、先方から「まぁお茶でもどうぞ」と言われてから口にします。

 

そうやって、ほんの少し空気がほぐれた頃、ようやく提案のタイミングが訪れます。その時機も、自分から切り出すべきなのか、「ほんで、今日はどんな御用ですか?」と聞かれてから切り出した方が良いのかは、場の状況によります。場を読む力こそが、経験によって培われるものですね。

通常非公開の庭園を見学させてもらうツアーをしたり、ライトアップをしていないお寺に1晩だけの特別企画を頼んだり、広い神社で飲食を伴うパーティーをさせてもらったり。そういった依頼がお客さんから入ったときには、代わりに交渉をします。
 

東京なら代表アドレスに企画書を添付したメールを送って返事待ち、といった感じでしょうが、京都ではそういう方法は使えません。だいたいの場合、電話しても「今はいない」と言われ、メールにも返信がありません。
 

ですので、実際には企画書を持参して実際に出向くことになります。厳密には、企画を提案するためのアポイントを取りに、実際に寺社に出向きます。会ったいきなり最初の日に提案するのは「拙速」とみなされます。

 

そのときに手ぶらではいけないので、何を持っていくか?を考えねばなりません。気に入られるために、何か豪華なお菓子でも?と考えがちですが、京都では手みやげを持っていく際にあまり豪華なものは避けた方が良いのです。

 

なぜかというと、今回のように依頼をするケースで、1回目がご不在なら手みやげだけ渡して2回目、下手したら3回目……と何度も行かねばなりません。

 

1回目で豪華なものを持っていったとしたら、2回目も同じかそれ以上の品にしないといけない。グレードダウンしようものなら、「やる気がない」と思われる可能性があるからです。そうやってエスカレートしていく(気張る)のはお互い疲れるので、豪華な手みやげは「これっきり」の時だけです。たとえば、とんでもなく大きいトラブルを起こして、取引停止が明確なとき、そのお別れとお詫びの際に持っていくなどです。

 

逆に、相手と長く関係を続けたいと思うときには、豪華すぎず、かといって駅前で適当に買ってきたようなものを選びます。価格で言うと1,500円から2,000円くらいでしょうか。自分の生まれ育った街のお菓子屋さんとか、凄く気に入っているとか、何か語れるエピソードがあればベストです。要は配慮がなされた(気の利いた)ものが必要になるのですね。

 

そういう「大したことがないもの」を手みやげに持っていくことが、最も相手のことを考えた行動ということになるわけです。あー、ややこしいですね。

 

そしてアポが取れたら、いよいよ交渉です。ここに最大限の注意を払って臨まねばなりません。