優勝しました(ロイヤルヒルテニスクラブ 中上級の部) | 京都から世界へ -藤田功博の京都日記-

京都から世界へ -藤田功博の京都日記-

「京都の魅力を日本へ、世界へ」をキーワードに活動する観光企画会社のぞみ代表・藤田 功博のblogです。アイデアとフットワークを武器にして、観光業界を盛り上げていきたいと思っています。

垂水市にある「ロイヤルヒル'81 テニスクラブ」で開催されたシングルス中上級の大会で優勝できました。

JR三ノ宮駅のバスターミナルが複雑すぎてわからず、1本乗り逃してしまったため、申し訳ないことに遅刻しての参戦となりました。

ウォーミングアップをする間もなく1試合目。

 

フォアハンドスピンで左右に散らして翻弄してくる方だったのと、久しぶりのハードコートの試合に目がついていかず、歯車が噛み合わないまま終盤に。5-4upでリードしたものの追いつかれ、そこから逆転されて5-6で負けてしまいました。

 

予選リーグはあと1試合、気を取り直して…… 相手はフットワークを武器に、とにかく1本でも多く返して相手のミスを誘うタイプの選手。  はい、苦手なタイプです……。   リスクを取ってボレーに出たりしながら、なんとか6-3で勝利。

 

そうすることでなんと、予選リーグを1位で通過できました。

 

ここで少し時間ができ、夕食をとり、ストレッチをして振り返りをすることができました。

今日はどこが調子が悪くて、何を修正しないといけないのか。

なぜミスが多発しているのか。

 

試合にたくさん出ると「自分の負けパターン」と言うものがよくわかってくるので、またいつもの失敗をしているなとか、ここはいつもよりうまくいっているなというような比較分析が上手になってきます。

 

この日は、ボールがいつもと違うこともあって、サーブの調子が良くなく、また夜の試合であることから、フォアハンドのミートするタイミングが微妙に違っている感じがありました。また、リターンゲームの時に、中途半端な気持ちになって、丁寧に返していくのか、攻めたリターンをするのかも曖昧になっていました。

 

自分の心の中をのぞいてみました。

 

初戦負けをしたくないと言う気持ちから、慎重になりすぎて、自分の持ち味がほとんど出ていないことに気づきました。時間をかけて遠くに来たからには上位入賞したい。せっかく遠くに来たので早く負けるのはもったいない。情けない。と言う気持ちが、プレーの邪魔をしていることに気づきました。

 

なんとか決勝トーナメントまで行けたので、後は心おきなく自分のプレーに徹しようと考え、それだけを意識して準決勝に臨みました。

 

気分的にも大変楽になり、最近の自分の中で最も良い試合となりました。要所でファーストサーブが入りほとんどがエースになり、リターンゲームも、勝負をかけた強気のリターンがほとんどノータッチエースでポイントを取ることができました。

フォアハンドで思いっきり打ち切ったボールが、しっかり伸びて相手のラケットを弾いているのがわかりました。

これ以上ないゲーム運びで、準決勝は6-0で圧勝することができました。

 

決勝の相手は、予選リーグで倒した相手でした。予選リーグの時は、リターンから入っていましたが、決勝ではサーブを先に取るなど、予選リーグの結果を生かして何らかの手を打ってきそうな気配がしました。

予想通り、ポジションをしっかり下げて粘りを重ねるスタイルで臨んできていました。こちらとしても、打ち急ぐのではなく打てるボールをしっかり選んで打って、相手の粘りの中からポイントを拾っていく意味イメージで試合に臨みました。

 

一進一退の攻防となり、なんとかブレイクして3-2とリードを取りました。自分のサーブをキープすれば4-2になるぞと言うところでなんと相手が、足をつってしまい、そこで試合終了となりました……。

あまりにも突然の幕切れに、少し戸惑いましたが、何とか優勝できたことを実感し嬉しさがこみ上げてきました。というのも、ベテラン10分などの試合で上位進出する事は増えてきましたが、しっかりと優勝できた事は久しぶりだったからです。

 

勝ちきって終われるのはやはり気分が良いものだと思いながら、垂水から京都までの長い旅路を経て帰宅しました。