息子は、雨の中裸足で逃げて行った。~家庭内暴力編~ | 「自分も子どもも愛せるママになれる」新宿御苑前子育て相談室

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● 息子は、雨の中裸足で逃げて行った。~家庭内暴力編~

【前回】息子の自信のなさが、現実逃避させた。

こんにちは、仲村ゆりかです。

現実逃避し続ける、息子。


どうしていいのか?

息子も葛藤していたと思います。

息子は、自分の気持ちを相談できる人がいなかったのでしょう。

行くところもなく、夜のショッピングモールのベンチで座っていることもあったようです。

そんな息子と話してほしいと頼んだのが、娘の彼氏でした。

破壊行為していた時、一度息子と話しています。

その時、彼は息子に

「今度こんな事をしたら、また来るからな!」

と、伝えていました。

息子にしてみれば「どうせ来ないだろう!」と思っていたと思います。

私は、彼に「本当に来るんだ」という事を、行動で見せて貰いたいと頼みました。

何故かというと、私から見て、息子の心がとても孤独に感じたからです。

そんな息子に「気にかけているんだ」という意思表示をしてほしかったのです。

親を信頼していない息子には、第三者が必要だと思いました。

その夜、息子は部屋でゴロゴロしていました。

娘が彼氏を連れて帰ってきました。

彼は、すぐに息子の部屋に向かいました。

「○○くん・・・」

と、彼が声をかけた瞬間、息子の表情がガラッと変わりました。

彼が話そうとすると、息子は家から出て行こうとしました。

「ちょっと待て!」と、彼が止めるのも聞かず、息子は裸足のまま、雨の中飛び出していきました。



そして、彼も裸足のまま追いかけていきました。

息子の思いもかけない行動に、私と娘は唖然としてしました。

数分後、彼は息子の腕を掴んで帰ってきました。

「離せ!お前に関係ないだろ!」

と、息子は声を荒げて抵抗していました。

大の男が力づくで揉み合っているのは、とても怖かった。

明らかに、いつもの息子ではありませんでした。

そこにいたのは、穏やかな息子ではなく、私が知らない、見た事もない息子の姿でした。

「お母さん向こうに行ってください」

と、彼は私に指示しました。

彼は、息子を部屋に入れ「落ち着け!」と、息子を落ち着かせていました。

家の中にピーンと緊張が走りました。

私と娘は、リビングで待っていました。

今、目の前に起きたことは、夢?現実?

イヤイヤ、まぎれもない現実でした。

予期せぬ出来事に、娘も不安で泣き出しそうな表情をしていました。

息子が、彼を傷つけるようなことはないだろうか?

そんな最悪な場面が浮かんだりして、心臓がバクバクしていました。

数分後、(息子の部屋から)彼と息子が落ち着いて話している声が聞こえてきました。

その声のトーンを聞いて、娘と二人ホッとした事を覚えています。

暫くして、彼がリビングにきました。

「お母さん、今色々話しました。

落ち着いたから、ちょっと来てください。

○○くんと、三人で話しましょう」

私は、誘導されるまま息子の部屋に行きました。

息子がずっと抑えていた感情の蓋が爆発したのは、この時でした。

続きは、次回です。


★息子の家庭内暴力に至るまでの家庭内環境&私の心の葛藤については、コチラをご覧ください。

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