重力と共存する。。 | 群の拳術日記

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拳の道に終わりなし!!

【重力と共存する】


この年齢になって来ると(アラフィフ)、腰や膝の関節が痛くなって来る。


私の場合は、もちろん長年の激しいトレーニングや激しい対人稽古の影響があるのは、言うまでもない。


しかしあまり運動してなかったとしても、一定の年齢を過ぎると、みんな一様に腰や膝が痛くなって来る。


これは長年、日常生活で曲げ伸ばしを行ったせいもあるが、、


一番の原因は重力。。


そう、、体重そのものが身体に負担を掛けている。


一節によると、地球上の重力が6分の1になると、関節の痛みはほとんど無くなるらしい。


なるほど、確かに。。


でも、まあそれは現実ではあり得無い。


しかし不思議なことがある。


生まれてこのかた、地球に掛かる重力は変わらない。


子供の頃は体重が軽いこともあるが、しかし成人してからも、何一つ変わらない。


年齢ごとに、重力が増して行く、、ということは無い。


にも関わらず、年を取ると、膝や腰が痛くなって来る。


もちろん体重の増加が大きな原因。


それから関節の消耗。


しかし、、


一番の原因は、筋力の衰え。。


神が創りたもうたこの世界、、


それは確かに厳しい面もあるが、そんなに意地悪ではい。


であるなら、原因はやはり自分にあると考える。


『若い頃のトレーニングはshouldだが年をとってからのトレーニングはmustだ。嘘をつくなごまかすな途中でやめるな。』


とは、あるトップボディビルダーの言葉。


一般の人達に、そこまで追い込めとは言わない。


週一回でも二回でも良いから、道場に行って稽古し、足腰を鍛え、補助として軽く筋トレすれば充分と思う。


大切なことは続けること。


重力からは、死ぬまで逃れることは出来ない。


であるなら、


やはり自分自身が衰えないように、成長を続けるのみ。。


無理の無い程度に続けてさえいれば、


必ず良いことがある。


(了)。


照れ照れ照れ