群の拳術日記

群の拳術日記

拳の道に終わりなし!!

かつてプロレスの神様と言われたカール・ゴッチは、、


『私の得意技は、コンディショニングだ』


と言われていた。


あれだけ多彩な関節技やスープレックスを持っていたにも関わらず、得意技はそういった技系ではなく、コンディショニングである、と。。


そしてこう続く、、


『強くなるためには、正しいトレーニング、正しい食事、正しい休息が大切だ』


決してトレーニングだけ大切と言っているのではない。


正しい食事と休息があって、はじめて人は強くなる、と。。


まさしくコンディショニング。。


このことは、私も50歳を超えて、急速に体力が落ちて来ているので、身に詰まされる思い。。

😅😅😅


特に最近では、先月8月に死に掛けて、一命を取り留めたばかり。

(私の道場生や関係者は状況知ってますが😅😅)


私の場合は、完全なる暴飲暴食が原因であったので、食生活を見直し、まさしくコンディショニングしているところ。


食事も含めたコンディショニングの重要性を、改めて認識した。

(痛い目見ないと分からないタイプ😅)


確かに、しっかりトレーニングや稽古して、体調管理もしっかり行い、コンディショニングを整えておけば、いつでも戦える。


特に私の場合は、状態の武術『大成拳』も習得しているので、対人自由攻防の稽古を

やらなくても、そんなに組手感覚が落ちることはない。


よって、やらないことに対する焦りや不安は無い。


ところが、コンディションが崩れると、たちまち自信も崩れ去る。


人間、病気やケガをすると、気持ちにも大きく影響し、、


元気な時の心は、天気で言えば、雲一つ無い快晴の青空☀️、、


ところが、病気やケガがあると、心は曇り空☁️、、


その度合いが上がれば上がる程、真っ黒な暗雲が立ち込めたようになってしまう。

😱😱😱


ところが、である。


少しでも治る兆しが見えてくると、心の暗雲に一筋の光明がさすような状態となる。


治療に希望を見出すのである。


それくらい、身体の状態は、心に大きく影響する。


いかに良いコンディショニングを維持するか、、❓


若いうちは体力の回復も早いし、大病もしなかったので、全く気にならなかった。


ただただハードな稽古を重ねれば良いと思っていた。


しかしそれが出来るのは、30代まで、、


いや、30代半ばあたりからは、確実に衰える。


そして、40代、50代と年齢を重ねる程、それは益々加速する。


しかしそれでもなお、長い年月、死ぬまで稽古するには、やはり稽古以外の食事管理、体調管理が最も重要となる。


食べ過ぎない、飲み過ぎない、夜更かししない。。

(もちろん禁煙🚭。お酒は少々)


過去の偉人や達人の言葉の中で、若いうちは分からなくても、後になって胸に響く場合もある。


私も、『特技はコンディショニング』と言えるように、引き続き、これからも頑張りたい。


(了)


おねがいおねがい{emoji:005_char3.png.おねがい}

対人の自由攻防や自由組手、、


やはりこれ無くして、自身の成長度合いは測れない。


約束組手や受け返し、、これらをたくさん繰り返し、身体が自然に受け、攻撃出来るようにするため、非常に大事な稽古ではある。


しかしながら、、


はて❓

自由組手で、いつ使えば良いのか❓

ホントに使えるのか❓

🧐🧐🧐


などの疑問が湧くだろう。


この疑問を解消するためにも、やはり自由組手を数多く重ねるしかない。


そういう意味でも、対人自由攻防は、学べるものが豊富にある。


それに何より、スリリングでドキドキ💓ハラハラして楽しい。

爆笑爆笑爆笑


自身の技が上手く決まれば嬉しいし、上手くディフェンス出来ても嬉しい。

🤣🤣🤣


逆に相手からの技をもらえば、痛いし、悔しい気持ちになるが、、


それがまた明日からの稽古へと、やる気を掻き立ててくれる。


くそ〜❗️

次はもらわないぞ〜❗️

チューチューチュー


というように。。


そういった意味でも、自由組手はやる価値があるし、楽しいものであり、ここから自分の多くの技術、体力、精神力の欠点や長所を知り、それがまた次の稽古の指針となる。


そしてもう一つ、自由攻防から何を学ぶか、というと、、


それは哲学的に言えば、、



そう、、



それは、『思い通りにならない』ということを知ること。



これが何より大切。


お約束ではない、お互いに自分の意思で、攻防し合う訳だから、当然のことながら、中々上手く行かないことの方が多い。


実力が伯仲すれば、なおのこと、思い通りにならない。


だがそれがいい。


戦いとは理不尽なもの、、


戦いとは上手くいかなくて当たり前のもの、、


これを知るのである。


これが一番の目的と言える。


かつて、高名な空手家の先生が、弟子から『スピードを付けるためにはどうすれば良いですか❓』と聞かれ、


『スピードが無いことを自覚しなさい』


と、答えたという。


禅問答のようだが、これが真理だと思う。


実力を付けたいなら、実力が無いことをまず自覚すること。


初級、中級者であれば、言われなくても当然そう思うだろうけど、、


これは上級者や手練れ、百戦錬磨の猛者であっても同じこと。


何年修行しようと、この自覚があれば、いつまでも始めたころの真っ白な気持ちでいられる。


ということはつまり、いつまでも伸び代があるということ。


少々強くなったからと言って、自惚れたり、驕り昂ぶることは無くなる。


また、特に私のような人様に伝えるような立場になると、やれ先生だ、やれ師範だ、と周りから言われ、知らず知らず、自分は偉いとか、強いとか、勘違いすることがある。


ゆめゆめ、そのような勘違いはするまい。


常に上には上がいるのだから。


ーーーーー

古武術などで、約束の技の打ち込みや型稽古のみで、自由攻防をほとんどやらない流派も多々ある。


それはそれで自由だし、それなりには強くなるかもしれない。


しかしながら、この『思い通りにならない』という経験が、圧倒的に足りない。


それで果たして、何かトラブルがあったり、暴漢に襲われたり、殺意を持った相手に対応出来るのだろうか、、❓


もちろん我々とて、どうなるか分からない。


だから、日々、自由攻防で試している。


こう言うと、


いや、その代わり私達は、目つきや金的蹴りなど、組手では出来ない禁じ手も練習しているから、と言うかもしれない。


しかし正直言って、そんな打ち込みや約束ばかりやっていても、つまらないな、と思う。


やっぱり競い合いの楽しさやゲーム性があるから、おもしろくて続けられる。


そういうところが、自由攻防の醍醐味。


もちろんお互いにルールを守って、ケガの無いように行う。


極真空手の自由組手は、まさに強くなるために適した組手、、


思い通りにならないからこそ、おもしろくて、やめられないのである。


(了)。


爆笑爆笑{emoji:001_char3.png.爆笑}

【中秋の拳舞❗️】

今回もリハビリ練功にて、、

中秋の拳舞です❗️

最近、朝晩はようやく涼しくなって来た気がします。。
😊😊😊

実りの秋🍂、、

しっかり稽古しましょう❗️
😃😃😃

『群の拳術チャンネル』
https://youtu.be/Vsb9dY5pVfA?si=UcS2Xgd_mpKGSEkS
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ここ数年、レスポンスという言葉が主にビジネスシーンなどで使われているが、、


意味を調べると、『反応』『返事』『応答』ということらしい。


それで、仕事や交友関係の中でのメールなどで、その返信の速遅について、『レスポンスが速い(遅い)』と言う。


これは誰しも思い当たると思うが、、


私も稽古中や空手指導中などで、相手へのレスポンスが度々遅れてしまうことがある。😅😅😅


また、後回しにして、そのまま忘れてしまったり。。(反省)

ガーンガーンガーン


なので、これはあくまでも自戒を込めて書いているが、、


やはりレスポンスが遅いと話が前に進まない。


それも友人関係の他愛もない会話ならまだ良いが、、


仕事関係においては、それが同じ職場であってもそうだし、ましてや他社との折衝などでは、レスポンスの良し悪しは、仕事が上手く行くかどうかの命運に関わって来る。


これが良ければ、相手からも好感を持たれ、スムーズに進むが、、


レスポンスが良くないと、う〜む、大丈夫かな、、❓😥😥😥と、信用問題となる。


『実践なくんば証明されず。証明なくんば信用されず。信用なくんば尊敬されない』

by大山総裁


とは、我が師、大山総裁のお言葉であるが、仕事であれ、友人関係であれ、やはり信用がなければ、一緒に仕事や遊びが出来ない。


そして、実はこのレスポンスと全く共通しているものがある。



そう、、



それは、、



極真空手の受け返し、である。



相手の技を受けて返す、という受け返しも、出来る限り受けたら速く返すのが良い。


速く返せれば返せるほど、相手に効くから。


そしてこれが更に一歩先んずれば、相手の攻撃と同時に返す『合わせ技』となる。


これも、日常生活において、相手が何を望んでいるのか❓を、いち早く察知して動けば、それは気配り、心配りということになる。


そしてこれが更に先に進むと、相手が動く前に察知して動く、という『先の先』というものになり、、


日常においては、例えばこちらから先に挨拶やお礼を言ったり、ということとなる。


そう、、


極真空手の稽古では、こういった日常でのレスポンスの重要性も、受け返しや組手などを通じて、実は学んでいるのである(深い❗️🤣)。


そんな訳で、、


今回は、自戒も込めて、レスポンスの大切さについて述べました。


参考にして、これからも稽古を頑張りましょう〜❗️


爆笑爆笑{emoji:001_char3.png.爆笑}

【独立椿の拳舞❗️】

今回もリハビリ練功にて、、

独立椿の拳舞です❗️

瞬時に片足重心で立つ、、

打拳、蹴り、投げ、受け、、など全ての局面において活きる站椿であり、練功。。

『群の拳術チャンネル』
https://youtu.be/vNSRtvcQGaY?si=jIdv7dbdU8KhUjMx
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