シンガポールの食の祭典、Savour2016、去年までは年一回の開催でしたが、今年は3回に分けての開催。2回目の今回のテーマは、ワイン!
20ドルで20種類のワインが試せるパスポート(時間帯毎に販売)は、早くも売り切れが続出とか。MRTベイフロント駅から徒歩2分ほどの会場へ。
屋内では、ワインや、牡蠣やチーズなどの生鮮食品が売られています。
特に気になったのが、このオーストラリアのフレーバーウォッカ。ぶどうを原料に5回蒸留たウォッカに、人工香料などは一切使わず、天然香料のみで香りと味を出しているそう。キャラメルやメロン、チョコミントなど、飲みやすいデザートタイプの味が揃っています。
小さいボトルには、ハンドペイントで花が描かれています。
スペインのワインを扱っているお店。「Cavaは、スペインでボトリングされたものなら、少なくとも1年は樽熟成したものを指すんだ」と、教えてもらいました。シャンパーニュ製法で作られたお手頃なカタルーニャのCavaや、上質のぶどうを使ったサングリアが飲みやすく、特に美味しかったです。
先日のCuisine & Wine Asia のワインテイスティング以来、久しぶりに会ったPierluigi Ferrari さんもイタリアワインを出展していました。
イタリアのプロセッコ。
「プロセッコは、ヴェネト州のグララ(glera)という葡萄を使わないとプロセッコと呼べないんだよ」フレッシュな葡萄の香りが際立つスパークリングでした!
こんな風に、色々教えてもらえるのがこういったイベントの楽しさでもあります。
外のフードスペースでは、レストランによるワインに合うメニューが目白押し。
Stellar at 1-Altitudeでは、スーシェフのWendyさんによるスモークハウス、というテーマで、グリルした和牛や牛の蒸し煮、牛肉とフォワグラのソーセージなどの盛り合わせ(S$30)提供されています。
参加者はボールをもらい、美味しかったお店に投票するという仕組み。インスタグラムなどでも投稿を呼びかけています。
スモークハウスだけに、干し草でスモークした牡蠣と鮭も(S$6)。
こんな風に目の前で焼いてくれます!
Chrisシェフも来ていました!
そして、こちらはAngela May シェフのロブスターロール(S$26)。食べ応えのあるロブスターと、サイドの生姜の効いたドレッシングが美味しかった!
先日ミシュラン1ツ星を取ったMural シェフのSong of Indiaも出店していて、ちょっと立ち話。今年でオープンして11年、モダンインド料理の先駆けというべきお店。
ミシュランを取って、お客様は2割ほど増えたそうですが、味の部分は変えずに、正統派のインド料理を出していく、辛いだけではなく、辛さはあくまでも味の構成要素のひとつ、味わい深いインド料理を作っていきたい、ということでした。
シェフが替わってからお邪魔しておらず気になっていたEmberも試食。フォワグラと桃の一皿(S$12)は、五香粉がしっかり効いて、重めのスパイス感のあるワインと合わせたい味でした。
この、ワインとそれに合う料理を心ゆくまで楽しめるSavour Wine、あす、明後日も開催されます!
10日、11日ともに11:00〜16:00、18:00〜23:00 の開催、
場所は
Bayfront Avenue
Next to Marina Bay Sands Exhibition Centre
(ベイフロント駅A出口を出て左を見ると、テントが見えます!)
レストランエリアへは入場無料、ぜひ気軽に訪れてみてくださいね。
詳しくは公式サイト
http://www.savour.sg
を、ご覧下さい!