モード誌編集者歴35年の平工京子です。

 

1983年に『流行通信』に入社してから

1985年のパリロケまでの

私の変化をまとめてみました!

 

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プロローグ

 

プロフィールにも書いておりますが、

私の座右の銘は

デヴィッド・ボウイの

「チェンジズ」です。

 

彼の話は、

はじめるときりがないので、

今日のところはポイントだけ

簡潔に触れますと、

 

「チェンジズ」は

1971年にリリースされたアルバム

「ハンキー・ドリー」の中の収録曲で

その後、変化し続けたボウイの

テーマソングとも言える曲。

 

むかし観に行った何度目かの

来日公演の時に、

背景のマルチスクリーンが分割されて、

さまざまな時代、

さまざまなルックスのボウイの

膨大な量の映像が

一度に映し出されるシーンがありました。

 

ちょっとそれを真似して、

自分の写真を

並べてみたくなったわけです。

僭越ではございますが。

 

 

ボウイ様は「チェンジズ」の歌詞で、

 

「個性に向き合って変化しろ、

他のやつとは違う人間になるんだ」

 

というような事を言っています。

 

 

1983-1985の私は

自主的に変化、と言うよりは、

足を突っ込んでしまった仕事と

流行に巻き込まれての変化、

でしたけれど。

 

それでも、今あらためて、

当時の私の髪型やファッションや

顔つきの変化を見ていると、

一瞬一瞬を一生懸命生きていた

自分が見えます。

 

流行をきっちり生きたというのも、

まんざら悪いことではなかった。

 

年代の早い順に、

それぞれの写真にまつわる

記事を以下にまとめておきますね。

 

『流行通信』④/『流通』の“おしん”と呼ばれて

 

『流行通信』番外編/かぜ薬と告白②

 

初めての海外/スリランカロケ①

 

初めてのパリ①/刈り上げと太眉

 

 

ボウイ様のこの歌詞を読み直して

もうひとつ気がついたことがありました。

 

以下は、2019年2月17日の投稿、

ファッションを自分の味方につける③

の記事から。

 

私には、それが、ひとりひとりが

「こうなりたい自分」を見つけて、

自己実現をしていった結果に

思えるのです。

 

 

1971年から

じつに50年あまりの時を経て、

私もボウイ様と

同じ意見に至ったというのも

たいへん感慨深いことです。

 

↑こちらが1971年にリリースされた

「ハンキー・ドリー」のアルバム

https://www.amazon.co.jp/Hunky-Dory-David-Bowie/dp/B00001OH7O

 

“Ch-ch-ch-ch-changes”

Turn and face the strange

Ch-ch-changes…”

 

ボウイの歌声が聞こえます。