キョンキョンと

初代林家三平師匠ではありません。

私、ヒラクとモッズ・ヘア田村哲也さんの

懐かしのツーショットです。

 

これぞ80年代トレンドのリアルな記録!

 

(田村さんについては、↓こちらを)

『流行通信』⑥/刈り上げの洗礼

 

女子大生っぽかった私の髪型を

ベリーショートの刈り上げにしたのが

この方です。

 

あれから1年半あまりの時が流れた

1985年の春。

私は初めてパリロケを任されるまでに

成長しておりました。

 

デスパレートな体験だった

スリランカロケや、

(↓詳しくはこちら)

初めての海外/スリランカロケ①

 

毎月のファッションページ作りの

積み重ねが経験値となり、

(↓詳しくはこちら)

撮影はインプロビゼーション

 

顔にもすっかり自信が溢れていますね。

↓なぜか、宮尾すすむのポーズですが。

 

 

髪型も80年代を象徴するような

「ザ・刈り上げ」ヘアに。

 

青山のモッズヘアのサロンに

あしげく通い、

お店の看板ヘアスタイリストさんに

カットしてもらっておりました。

(前髪がザンバラなのも、

こだわりだったのでしょうか…。

ちょっと謎です)

 

この時代は眉毛が太いのもトレンド。

 

私の行動半径にいる女の子たちは

全員、太眉だったくらい。

みんな、自前の眉の

3倍くらいの太さに描いていました。

身に覚えのある方もいらっしゃるのでは?

 

なにせ『流行通信』のエディターですから、

当時は、流行ってことで、

深くは考えずにやっていましたけど。

 

いま、考えると、

80年代は女性の社会進出が本格化して

キャリアウーマンという言葉が

使われ始めた時代。

 

刈り上げと太眉は仕事を持った

強い女性像を象徴していたように思います。

 

とはいえ、男性社会はまだ揺るぎなく。

男性として生まれたからには

一生、何とか社会が守ってくれていた。

 

なので、男性側にもまだ余裕があり、

こういう素っ頓狂な女たちの存在を

興味本位にでも

受け入れていた気がします。

 

いまは昔、の話ですね。

 

写真は、2点ともに、

パリ撮影初日の朝に撮影したもの。

 

この続きは、

初めてのパリ②/ホテルは五つ星で。