ファッションを味方につける②  の続き

 

前回の記事では、

ファッションを自分の味方につけるには、

 

(A)「自分の顔はこれが好き」

と思えるヘアメイクを見つける。

 

(B)自分に何が見合うかを

見極める目を養う。

 

以上の2点が重要。

 

そして、そのためには、

自分と対峙すること。

とにかく鏡の中の自分と向き合うこと、

という話をしました。

 

次のステップは、

「何を着たらいいのかわからない」

という問題の解決方法です。

 

ここで重要なのが、

「どういう自分になりたいか」という

イメージング。

 

じつは、自分と対峙する時間を持つことで、

「どういう自分になりたいか」が

ある程度、見えてきているはず。

 

スピリチュアル的に言うとしたら、

ハイアーセルフからの

メッセージを受け取った状態です。

 

これを、上の(A)(B)でつかんだ

本当の自分自身とつながった

自分の姿とリンクさせていく。

 

たとえば、もし、こうなりたいという

ロールモデルがいるなら、

その人に寄せていくというのが

ひとつの方法。

 

極端な話、その人が

金髪だったら染めればいいし

職場の先輩だったら、

その人のスタイルを真似するのもいい。

 

イメージがはっきりするまで

待ってもいいし、

ぼんやりとでも見えてきたところで、

動き出してもいい。

 

逆に、曖昧ながらもいろいろやっていると、

自分がどうなりたいか、

もしくは、何があっているのかが、

自分の外見が教えてくれることもある。

 

このプロセスでも、

たとえば、新しく選んだ髪の色や服が

自分に似合うのか、

自分のなりたい自分のイメージに

合っているのか、

自分との対話は続きます。

 

トライ&エラーの繰り返しかも

しれません。

 

でも、この経験を積んでいくと、

「これは違う」「これはOK」と、

スムーズに判断が下せるようになります。

 

 

話は少しそれますが、

本来、私の仕事は

「服の流行を作ること」です。

 

ところが、いまは街を歩いていると、

「流行を追っている人」よりも、

「自分流のおしゃれを楽しんでいる人」

の方が圧倒的に多い気がします。

 

「ファッションよりもスタイル」の

時代になったと言われるこのごろ。

 

私には、

「自分流のおしゃれを楽しんでいる人」

ひとりひとりが、

「こうなりたい自分」を見つけて、

自己実現をしていった結果

思えるのです。

 

 

写真は、目黒のスタジオで。

撮影が終わった後の私。

 

私はいちおう、

ファションのプロなので、

自分のメンズライクなスタイルに

流行を取り入れています。

 

ストール/ジョンストンズ

ジャケット/OPTIONS

ニット、パンツ、シャツ/J.CREW

靴/ニューバランス

バッグ/ジヴァンシィ