「三丁目の夕日」におけるレトロは、大体、東京タワー竣工(1958)から東京五輪(1964)までのレトロだったが、その後、レトロが1970年代、1980年代、'90年代を経て、2000年代のレトロにまで拡大している。

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「三丁目の夕日」におけるレトロは、大体、東京タワー竣工(1958)から東京五輪(1964)までのレトロだった。

大正15年・昭和元年(1926年)から昭和64年・平成元年(1989年)まで63年間。

ここで、63年という長さをそのままにして、始まりの年をずらしてみる。

戦後63年間は昭和20年(1945年)から平成20年(2008年)まで63年。北京夏季五輪の年まで。または金融危機まで。20世紀後期から21世紀初期の2000年代までに相当する。

高度経済成長期以降の63年間はどうか。昭和30年(1955年)から63年後は平成30年(2018年)。西日本豪雨と平昌五輪の年まで。昭和レトロが高度経済成長期以降のレトロであれば、平成レトロが続くのは当然。

次に東京タワー竣工後63年間はどうか。これは昭和33年(1958年)から令和3年(2021年)まで。令和3年は2回目の東京五輪が開催された年だ。

「三丁目の夕日」は東京タワー竣工(1958)から最初の東京五輪(1964)までの10年間のレトロだったようだが、この10年間を63年間に拡大すると、東京タワー竣工(1958)から2度目の東京五輪(2021年、令和3年)までになる。

 

【画像】東京タワー(1958)~東京五輪(2021)の63年間

 

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令和5年7月

Twilog>〔2023年07月02日(日)

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Twilog>〔2023年07月04日

Twilog>〔2023年07月05日(水)

 

参照

令和4年BLOG

20世紀後半

 

令和5年BLOG

戦前~戦後レトロ、19~20~21世紀レトロ

 

三丁目/あまちゃん/半分青い【作品】

 

戦後レトロ、高度経済成長期以降レトロ

 

戦前~戦後、19~20~21世紀レトロ(続き)

 

>「昭和ブーム」は3分の2だけ

 

平成中期の「昭和レトロ」の戦前排除と末期排除

 

「東京タワー時代」レトロ

 

平成20年頃までのレトロ

 

「東京タワー~スカイツリー」レトロ

 

 

【画像】「東京タワー~スカイツリー」レトロ

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