分数の22/7(7分の22)=3.142857142857…が円周率に近い。
ちなみに7/22、つまり22分の7は0.318181818181818…である。
〔和から@大人のための数学・統計教室@wakara_nagomi〕
本日7月22日は「円周率近似値の日」です。 ヨーロッパ式に日にちを表すと22/7となります。 これを分数だと思うと、 22/7=3.142857…となり、円周率に非常に近いためそう言われています。 なお円周率が22/7よりも大きいことの証明として次の積分が有名です。 是非計算してみてください!
円周率(えんしゅうりつ)←圓周率(ゑんしうりつ)
7月22日は「円周率近似値の日」だそうだ。
22/7=22÷7=3.142857…が円周率π=3.14159265…に近いかららしい。
一方、7/22=7÷22は0.31818…である。
「円周率の日」は近似値3.14にちなんで3月14日とされているらしい。
日本語:圓周率(ゑんしうりつ) →円周率(えんしゅうりつ)
中国語:圓周率、圆周率(yuánzhōulǜ)
朝鮮語:원주률(weonjuryul)
韓国語:원주율(weonjuyul)
「円周率」は英語でどうなるか。
和英辞典を引くと「円周」がcircumferenceで、
「円周率」は the ratio of the circumference of a circle to its diameterとなる。
金田一春彦氏は岩波新書「日本語(上)」で日本語の発音の単純さに言及し、同音語が多いこと、不便であるが日本人は同音語を使って楽しんでいること、それで数字の語呂合わせが得意だと述べて(書いて)いた。
金田一氏の本には円周率の覚え方「産医師、異国に向こう…」も紹介されている。
西洋では円周率を覚える場合、文字数が3、1、4、1、5、9…である単語を並べて文を作るようだ。
>May I have a large container of coffee?
英語による円周率の覚え方。もう一つ。各単語のつづりの文字数を数えると3、1、4…になる。
コロンブスがアメリカ大陸に向かったのは1492年。
日本では「イヨクニ(意欲に)燃えて」と覚えるが、
英語圏では
In Fourteen Hundred and Ninety Two,
Columbus sailed the ocean blue.
という詩を暗唱するらしい。
これでは数字を直接、暗記するのと変わりがない。
Yes, I have a number.は各単語の字数が3-1-4-1-6になる。 円周率は3.14159265…。3.1416は円周率の小数点以下5桁目の9以降を四捨五入したもの。
前後一覧
〔2020年(令和2年、元禄333年)7月〕
関連語句
〔周率〕
〔円周率 @kyojitsurekishi〕〔圓周率 @kyojitsurekishi〕(twitter)
〔産医師 異国に向こう〕(twitter)
〔yes i have a number π〕〔yes i have a number 円周率〕(twitter)
参照