2025年大阪・関西万博開催!その57〜ついに開業!「OsakaMetro中央線 夢洲駅」その9 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。


「2025年大阪・関西万博」開幕まで80日余り。19日、大阪湾に浮かぶ会場の人工島「夢洲(ゆめしま)」に直接乗り入れる唯一のアクセス鉄道「OsakaMetro中央線」が延伸開業。同日、これに初乗りした際の様子をお送りしています。



いよいよ「夢洲駅(大阪市此花区)」にやって来ました。大阪ベイエリアには3つの人工島がありますが、駅名通り、まさにそのひとつ「夢洲」への初上陸です。


出入り口は一箇所。万博会場東ゲートに直結しているという、まさに観客輸送の要になるであろうことがわかります。


時間は、朝の8時を回ったところ。
海上の会場(!?)ですので、晴れ渡った青空に対して海風が強く吹き付けます。
やはり、この季節は少々寒くもあります。


それでは、開業したばかりのこの新駅の周りを探索してみることにいたします。

さながらロシア伝統建築のような煙突は、清掃工場のそれ。ということは、「夢洲」北側に浮かぶ「舞洲(まいしま)」。手前は「夢舞大橋(ゆめまいおおはし)」だとわかります。


大屋根と階段・エスカレーターの裏側にはエレベーター。わかりにくいようですが、これを降りるとすぐに改札口横に出られます。


駅の西側に出ました。これですと「夢洲駅」と奥の東ゲートとの位置関係がよくわかります。

まさにがらんどうですが、会期中はお店やら案内所やら、そういったものが出来るのでしょうか。「愛知万博(2005年)」ではそうでした。



そして、東ゲートの躯体。
後は自動改札を取り付けるくらいでしょうか。さすがに開幕まで3ヶ月を切りましたから、作業はすぐに進むのでしょう。


駅周辺はあちこちで会場関連の工事がさかんで近づくことは出来なかったのですが、それを外れると意外にもあちこち移動出来ることがわかりました。



先ほど発見した「夢舞大橋」へアプローチする道路。夢洲の目抜き通りです。この下を地下鉄は走っています。



道路の向こうは、まさに「港湾地区」という光景が広がります。夢洲の東側ですが、このあたりは国際コンテナヤードです。

うず高く積まれたコンテナの向こうには、超高層ビルが。「WTCコスモタワー(大阪府咲洲庁舎)」。


地図では、このような位置関係になります。
「咲洲(さきしま)」は昭和40年代から埋め立て造成がはじまっていたため、3人工島のうち最も開発が進んでいます。グーグル地図を加工。


「咲洲」のうちで最も目立つ「WTCコスモタワー」の高さは256.0m、地上55階・地下3階建て。大阪ベイエリアの象徴と知られています。

「ニュートラム(南港ポートタウン線)トレードセンター前駅」より。


ちなみに、そこから「夢洲」はこのように俯瞰出来ます。見る限り巨大クレーンと、コンテナ以外にはなにもなかったのですが。

左側の「ニュートラム」は地下に入り、右方向に大きくカーブ。「コスモスクエア駅(同)」に至ります。2023(令和5)年1月撮影。


そういったことで、関係者以外にはなじみのなかった「夢洲」。万博開催で、開発も本格的になるのでしょうね。その後には、国内初だという「IR(統合型リゾート)」が控えていますし。




ところで、駅前と東ゲートにまたがる大きな広場の端には、たくさんのポールが立っているではないですか。はてこれはと思ったのですが…



万博参加国や機関、団体の旗を掲揚するためのもの!喜び勇んで訪問した「愛知万博」開幕初日の様子から。

2005(平成17)年3月25日、長久手会場にて。



このように、まさに満艦飾の様相になるのでしょうね。この光景を愛知で見た時、思わず身震いしたのを思い出しました。同。

実は20年前に愛知県東部丘陵で開催された「愛知万博(愛・地球博)」には、大阪から16回通うほどだったのでした。よろしければこちらもどうぞ↑2010(平成12)年9月25日アップ。



とにもかくにも、国際的な一大イベントの直前までやって来ているのだなということを肌で感じました。


次回に続きます。

今日はこんなところです。