みなさんこんばんはー
さて、「18きっぷ」から少しお時間を頂きました。
今日から新シリーズに入りたいと思います。
ところで、9月25日、「今日は何の日」だと思われますか?
5年前、日本では5度目の国際博覧会となる「愛・地球博(愛知万博)」が6カ月の会期を終え、閉幕した日です。
「愛・地球博」とは、「自然の叡智(Nature's Wisdom)」をメインテーマに、愛知県・長久手と瀬戸丘陵をテーマ会場にして、2005(平成17)年3月25日から185日間の間開催された、正式には「2005年日本国際博覧会」という「万国博覧会」です。
実は私、「万博」と聞くとじっとしておれない性分でして、1990(平成2)年に大阪・鶴見緑地で開催された「国際花と緑の博覧会(花の万博)」へ親に連れられて幾度か行くうちに、「万博」の魅力にとりつかれてしまいまして、
「愛知で万博が開催される!」と聞きつけて何カ月も前から楽しみにしておりました。
「花の万博」当時は小学6年生、自分たちで自由に会場へ出かけることもままならず夜な夜な枕元で「花の万博」のガイドブックを眺め、「今度連れていってもらったらここに行きたい~」などと妄想していました(いまだにそれを親にグチっていたりする)
それから15年、私も社会人になり、自分のペースで自由に会場へ行ける…となると年甲斐もなく興奮してしまったことを思い出します。
ただし「(住んでいる)大阪から愛知…」そうです、「距離」があるのですがそこはどうとなれ、閉幕までつごう16回にわたり会場を訪れました。
今回の新シリーズ、その16回の訪問の様子などを、写真と当時のメモや記録を元に気ままに綴っていきたいと思っています。
また、閉幕後に、私の主観ありまくりでまとめた「各パビリオンの感想」も当時のまま記載していますのでご笑覧ください。
項目はこんなんです。
「パビリオン名」
(パビリオン名の読み方)
①出展:出展している会社名
②初来館日:
③観覧形式:
④初来館時の待ち時間:
⑤対象:子供向け、大人向け、万人向け…など
⑥もう一度行きたい度:☆5つが満点
⑦観覧困難度数:自身の場合 一般的に言われている場合
開催当時、待ち時間・予約の取りやすい・取りにくいなどの条件を総合的に
勘案したもの
☆が増えるごとに困難さが増す
⑧内容:☆5つが満点
⑨ハード面:☆5つが満点
⑩総合評価:☆5つが満点
⑪観覧した感想と何かひとこと
さっそくお詫びです:
銀塩カメラの画像をおんボロスキャナーで取り込んでいますので、お見苦しい画像になっています。その旨ご容赦くださいませ。改善に向けて取り組んでおります。。。
→10月1日、画像を差し替えています。
思い出が詰まっているこのアルバムが今回のシリーズの主役です。
それでははじまりはじまり~
「愛・地球博」 第1回目訪問
2005(平成17)年3月25日(金)
早朝の新大阪駅・新幹線コンコースです。
記念すべき「愛・地球博」の初日。
特に気合いを入れ(笑)、新大阪6時3分発の「臨時のぞみ200号東京ゆき」に乗り込みます。
車内はガラガラでしたが、関ヶ原のあたりで猛烈な吹雪になりどうなることかと…
しかし岐阜羽島を過ぎたあたりから車窓は快晴に。一安心。
名古屋駅で中央本線の「快速エキスポシャトル」に乗り換え。
(ちなみに、この「エキスポシャトル」の記念すべき一番列車でした)
高蔵寺から「愛知環状鉄道」に直通する列車で、乗り換え駅の「万博八草」へ向かいます。
10両編成という長い列車、最後部の車両に乗車。
意外にも空席が目立つ感じ。
周りにはネームタグを付けた万博関係者とおぼしき人々ばかりでした。
名古屋からおよそ50分ほどで「万博八草」に到着。
改札口へ大勢の人が向かいます。
ここで会場の最寄り駅である「万博会場」に向かうべく、「リニモ」に乗り換えです。
乗り換えた「リニモ」(名古屋東部丘陵線)の3両編成はすでに満員の状態。
車内でビデオカメラを回す人が多く、会場の建物が見えた瞬間あちこちから歓声が上がりました。
「万博会場」に到着。
ホームの端から趣向を凝らしたパビリオンが見え、いやがおうにも期待が高まります。
メインゲートである「北ゲート」前に到着。
すでに長蛇の列が出来ていますが、会期が進んで行くとこれくらいの人の出は大したことありませんでした(^^ゞ
開場までまだ50分ほど。
雲が空を覆い、ときどき小雪が舞う状態で、上空をひきもきらずヘリコプターが十数機旋回しています。
ゲートで開場を待つ間にも、リニモで観客がどんどん押し寄せて来ます。
8時40分ころから開会セレモニーが始まったようで、司会者の声が時折風にのって聞こえます。
9時の開場時間が10分繰り上げられ、8時50分に開場。
9時5分頃にゲートをくぐる。
ようやく開場…入場者が一斉にゲートへと殺到します。
ゲートをくぐり、会場に初めて足を踏み入れた瞬間。
印象に残っているショットです。
青い空が印象的でした。
北ゲートを入り右手へ進むと、前評判の高かった「JR東海超電導リニア館」に出ます。アテンダントの方々が勢ぞろいですね。
ここでぎりぎり「記念すべき一回目」の上映に間に合いました。
シアター上映の後は、山梨県のリニア試験線で実際に走行していた試験車両の展示がありました。
それでは主観だらけのパビリオン入場記録です。
「JR東海超電導リニア館」
(じぇいあーるとうかい ちょうでんどうりにあかん)
①出展:JR東海(東海旅客鉄道株式会社)
②初来館:2005.3.25
③観覧形式:シアター上映・自由観覧
④初来館時の待ち時間:0分
⑤対象:万人
⑥もう一度行きたい度:☆☆
⑦観覧困難度数:自身☆ 一般的☆☆☆
⑧内容:☆☆☆
⑨ハード面:☆☆☆
⑩総合評価:☆☆☆
⑪記念すべき「愛知万博」初入場のパビリオン。
初日に北ゲートからダッシュし、さっそく飛び込んだおかげで1回目の上映に
間に合う。
シアター上映前に「鉄道の変遷」という3三部構成(「1.鉄道の誕生 2.新幹線
3.リニアモーターカー」)の映像を見る。
実はこの映像の方が、あとのシアターのより興味をそそったりする。
次に隣にあるシアターへ入場する。
万博のこういうところでは座席がいちばん良かったと思う。
内容は山梨県のリニア試験場の走行映像が主であり、最高速度581㎞/時の
記録もさらっと流されている感じで、もっと専門的な話へ突っ込んでもよかった
のではないかと思う。
座席の件もあり、朝が早かったので睡魔との闘いになる。
シアター外には、その山梨実験線で581㎞/時を出した試験車両が展示されて
おり、実際に内部を見学することが出来た。
また、リニアモーターカーの技術的なことを説明した実演中心の「超電導ラボ」
なるものもあったが、磁石がくっつくはなれる、というリニアの基本についての
話であった。
「JR東海超電導リニア館」を出てゲートとは反対側へ、今度は外国パビリオンが建ち並ぶ「グローバルコモン
(1~6)」のうち、「東南アジア・オセアニア」のパビリオン群、「コモン6」に向かってみることにします。
会場の回廊、「グローバルループ」を走る「グローバルトラム」に出会います。
ほどなく、「グローバルコモン6」が見えて来ました。
次回に続きます。
今日はこんなところです。