みなさんこんにちは。前回からの続きです。
暫定ながら、ついに完乗を果たしたJR東日本の全路線。その続編ということで、引き続き「キュンパス」を使い、北東北からあちこち寄り道しながら、帰阪の途に就こうという旅日記をお送りしています。


旅の第2日目(2024年3月12日)は、いよいよ「東京駅(東京都千代田区)」から帰阪の途に就くところです。
大阪に帰るのですが、乗り込むのは東京16:32発「北陸新幹線 はくたか571号金沢ゆき」。

指定を取っておいた7号車は、がらがらでした。10分ほど前、大宮を出ると長野・富山のみ停車という速達列車の「かがやき511号」が発車して行ったからでしょう。

さて、赤基調の座席は普通車でもゆったりとしたもの。さすがに最新型車両、と感心します。

座席ポケットに入っていたのは、JR東日本の広報誌「トランヴェール」。これは昨日から、先々の新幹線車中で見かけたもの。
「北陸新幹線敦賀開業」を控えた特集が載っていて、楽しく拝読したのですが…

なんと、その隣には「西Navi」でないですか!名称通り、これはJR西日本のそれ。体裁は違いますが、通勤途中に地元駅でも見かけるもの。
いや、これを見つけただけでもほっとします。
まだ、東京駅から一歩も動いていないのですが(苦笑)

さて、大阪に帰るのにも関わらず乗り込んだ「北陸新幹線 はくたか571号金沢ゆき」。この先進むに当たって、事前に乗車券類の準備をしておきました。

まずは「キュンパス」を用いた「東京〜上越妙高間(新潟県上越市)」の、この「はくたか571号」の新幹線指定席券。1日(一枚)につき2回まで発券出来る指定席券の、二回目です。
ただし「上越妙高駅」で下車する訳ではないのですが、座席の指定はそこまでです。
「北陸新幹線」はその「上越妙高駅」から西側「金沢駅(当時)」までは「JR西日本」の管轄に変わるため、有効区間外になるためです。JR東日本ホームページより。

そのために、上越妙高から金沢までの特急券が別に必要になりました。おのずから上越妙高からは自由席に移動することと、乗車券の精算が必要になります。先ほど購入しておきました。

そして、金沢からはおなじみ「特急サンダーバード」で一気に帰阪。金沢・福井・敦賀から京都・大阪に日着する最終便、50号です。
これはe5489サイトで予約して、大阪駅で事前に引き取りしたもの。
そういったことで「東京(東北・上越・北陸新幹線)上越妙高(北陸新幹線)金沢(北陸本線・湖西線・JR京都線)大阪」という、超大回りの帰路を楽しんで行こうと思います。その総延長距離、実に718.1km。グーグル地図より。
https://www.fnn.jp/articles/-/732447?display=full
ところで先月の22日、蒲郡(愛知県)の東海道新幹線で夜間工事中に保守用車の事故が発生。その影響で名古屋〜浜松間が丸一日、運休するということがありました。
ところで先月の22日、蒲郡(愛知県)の東海道新幹線で夜間工事中に保守用車の事故が発生。その影響で名古屋〜浜松間が丸一日、運休するということがありました。
作業員の方が怪我をされたということで、心よりお見舞い申し上げます。FNNプライムオンラインニュースより。
東京・大阪間という大動脈が寸断されたことでにわかに注目されたのが、この「北陸新幹線」を経由する迂回ルートでした。
普段ですと「のぞみ」で2時間半弱のところ、敦賀乗り換えで、約5時間半要す道のりです。

なるほど、このようなルートもあるのだなと感心したのですが、これをまさに辿って行くことになるのでした。金沢にて。
奇しくも「北陸新幹線 金沢〜敦賀間開業」の4日前のこと。以前にもシリーズで取り上げましたが、この帰路が「特急街道」と呼ばれた北陸本線との、まさに最後の乗り鉄になりました。2024(令和6)年2月10日アップ。
次回に続きます。
今日はこんなところです。
(出典①「JTB時刻表 2022年3月号」JTBパブリッシング発行)