来月16日の「北陸新幹線 敦賀〜金沢間開業」と入れ替わり、長年親しまれた在来線特急が姿を消す、敦賀から先の「北陸本線」。
全国的にも稀少な「特急街道」を最後に味わいたいと、大阪発「特急サンダーバード」に乗り、昨年11月に石川・金沢周辺をさまざま日帰り乗り鉄した際の道中記をお送りしています。
さて、例によって!さんざん前置きが長くなってしまいました。いよいよ「特急サンダーバード1号 金沢ゆき」に乗り込みます。
大阪から出発する「サンダーバード」ですが、最終便は49号。30分に1本やって来るほどの頻発さはまさに「北陸特急街道」と呼べるもの。
これから乗車する1号は、主要駅のみに停車する速達便。金沢には9:13着、2時間43分を要します。ヤフー乗り換えアプリより。

地元の方々にとっては、東京方面に乗り換えなしで往復出来る、念願の敦賀延伸。
ただ、長年「サンダーバード」や前身の「雷鳥」で乗り換えなしで、福井や金沢などに行けた関西の人間としては、です。
敦賀から西方向には、やはり新大阪までの全線開業が成ってこその「北陸新幹線」ではないか、と感じます。
しかし、敦賀以西はまだおおまかなルートしか決まっていませんし、なにより「2031年着工・2046年開業予定」と、遥か先の話しですが。
https://ameblo.jp/kyle-of-lochalsh/entry-12477834061.html
京都府内では、学研都市のある南部を経由することは決まりました。こちらもどうぞ↑
さて、いよいよ発車。
今回の旅も、動画を交えながらお送りします。
ようやく明るくなった、梅田のビル群を抜ける中、「サンダーバード」に乗るといつも聴ける、あの車内チャイムが流れます。
伝説的な3人組グループで人気を博し、その後はシンガーソングライターとして長年活躍された、大阪で生まれ育ったこの方によるものでした。出典②。
次回に続きます。
今日はこんなところです。
(出典①NHK大阪「ほっと関西」2024年1月18日放送)
(出典②朝日大阪夕刊 2024年2月10日付 5面)