さらば北陸特急街道「特急サンダーバード」で金沢へ!北陸鉄道乗り鉄日帰り旅〜その7 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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みなさんこんにちは。前回からの続きです。
来月16日の「北陸新幹線 敦賀〜金沢間開業」と入れ替わり、長年親しまれた在来線特急が姿を消す、敦賀から先の「北陸本線」。

全国的にも稀少な「特急街道」を最後に味わいたいと、大阪発「特急サンダーバード」に乗り、昨年11月に石川・金沢周辺をさまざま日帰り乗り鉄した際の道中記をお送りしています。



さて、例によって!さんざん前置きが長くなってしまいました。いよいよ「特急サンダーバード1号 金沢ゆき」に乗り込みます。



大阪から出発する「サンダーバード」ですが、最終便は49号。30分に1本やって来るほどの頻発さはまさに「北陸特急街道」と呼べるもの。


これから乗車する1号は、主要駅のみに停車する速達便。金沢には9:13着、2時間43分を要します。ヤフー乗り換えアプリより。



いつもお世話になっているこのアプリですが、先日からは、北陸新幹線敦賀開業に合わせた時刻の検索が出来るようになりました。ダイヤ改正後はどうなるのか、これは気になります。


1号の、大阪6:30発は変わらずです。

新大阪・高槻・京都と停まるのも同じで、湖西線を経由して敦賀には7:54着。これから乗車する改正前の列車では59分着ですので、スピードアップされることがわかります。


敦賀で新幹線「つるぎ2号 富山ゆき」に12分の待ち時間で乗り換え。やはり、これも速達便で途中停車駅は福井のみ。金沢には8:48着。

ということは、朝イチのこの列車に関しては25分の短縮。全区間の所要時間は、2時間18分。写真は、上田(長野県上田市)にて。


確かに、25分といえば速いものだと感じるのですが、ひとつ気になるのが、ニュースなどで話題になっている、敦賀で「サンダーバード」や岐阜・名古屋・米原方面からの「しらさぎ」と新幹線との乗り換えでしょうか。出典①。



大阪・京都・名古屋方面の特急は新幹線直下の地上階に発着、コンコース階を経て3階の新幹線ホームへ。



相互の乗り換え時間は最低8分、とJRは想定しているということですが、果たして、わかりやすく乗り換えは出来るのかななどと感じます。

さらに、新幹線開業による所要時間短縮がこの接続時間で相殺されてしまうことも考えると…なかなか、難しい問題です。


地元の方々にとっては、東京方面に乗り換えなしで往復出来る、念願の敦賀延伸。


ただ、長年「サンダーバード」や前身の「雷鳥」で乗り換えなしで、福井や金沢などに行けた関西の人間としては、です。




敦賀から西方向には、やはり新大阪までの全線開業が成ってこその「北陸新幹線」ではないか、と感じます。


しかし、敦賀以西はまだおおまかなルートしか決まっていませんし、なにより「2031年着工・2046年開業予定」と、遥か先の話しですが。


https://ameblo.jp/kyle-of-lochalsh/entry-12477834061.html 


京都府内では、学研都市のある南部を経由することは決まりました。こちらもどうぞ↑



さて、いよいよ発車。

今回の旅も、動画を交えながらお送りします。



ようやく明るくなった、梅田のビル群を抜ける中、「サンダーバード」に乗るといつも聴ける、あの車内チャイムが流れます。



伝説的な3人組グループで人気を博し、その後はシンガーソングライターとして長年活躍された、大阪で生まれ育ったこの方によるものでした。出典②。


次回に続きます。

今日はこんなところです。


(出典①NHK大阪「ほっと関西」2024年1月18日放送)

(出典②朝日大阪夕刊 2024年2月10日付 5面)