みなさんこんにちは。前回からの続きです。
先月、8日まで「阪急百貨店うめだ本店(大阪市北区)」で開催されていた「鉄道模型フェスティバル」を訪問した際の様子を、シリーズでお送りしています。
今年のテーマが「阪急宝塚線」ということで、その沿線の風景を切り取った、精巧に再現されたジオラマ展示の数々を拝見しています。
前回の「石橋阪大前駅(大阪府池田市)」の隣駅、今日取り上げますのは「蛍池駅(ほたるがいけえき、同豊中市)」です。
「宝塚線」は、大阪方面へ引き続き地上線を走行。さらに、その東側には別の高架駅が併設されています。「大阪モノレール 蛍池駅」です。グーグル地図より。

そして、隣には別のカット。駅から北側のものですが、ここでモノレールは阪急の地上線を跨いでいます。
地図では、ここに当たります。
しかし、交差したモノレールはその先、ものすごいカーブで、南北から東西へと方角を変えています。モノレール車中からのショットがないのが残念なのですが、すごい車窓です。

ところでこういった、特徴のある構造というのは気になって仕方がありません。
目を凝らしてみますと、交差は緩やかながら、橋脚は結構にずれた配置具合です。
下には営業中の「宝塚線」がありますから、建設工事の際などには、さぞかし大変だったのでは…などと、勝手に推察してしまいます(汗)
さて、この「蛍池駅」をはさんだ南側というのも、モノレールは阪急からまたも急カーブで離れ、西へ進んで行きます。
そして、その先には「伊丹空港(大阪空港)」があります。ご存知、関西の空の玄関口です。
では、そちらへ少し寄り道をしてみます。
モノレール線路のどん突き(終端部)。
想像よりえらくあっさり?していますが、太鼓のようなものは、万一逸走した際の衝撃防止装置です。インパクトがあります。
これを下から覗いたらどんなものなのか?ということについては、こちらもどうぞ↑
大阪外郭部を半環状に路線を延ばす「大阪モノレール」が「大阪空港」まで乗り入れるようになったのは、1997(平成9)年のことでした。
それまで、大阪市内中心部から20km弱離れていたこの空港への主要アクセスというのは「リムジンバス」がその重要な存在でした。
ところでこの時には、伊丹にはまだこの、板が反転するタイプの行き先表示器が現役でした。
一斉に、パタパタパタ…とこれが回りだすのが楽しくて、ずっと眺めていたい代物でしたが、この後ほどなくLCD式に取り替えられてしまいました。余談でした。
