阪急うめだ本店「鉄道模型フェスティバル2022」訪問記〜その28 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。


先月、8日まで「阪急百貨店うめだ本店(大阪市北区)」で開催されていた「鉄道模型フェスティバル」を訪問した際の様子を、シリーズでお送りしています。



今年のテーマが「阪急宝塚線」ということで、その沿線の風景を切り取った、精巧に再現されたジオラマ展示の数々を拝見しています。



前回の「石橋阪大前駅(大阪府池田市)」の隣駅、今日取り上げますのは「蛍池駅(ほたるがいけえき、同豊中市)」です。


「宝塚線」は、大阪方面へ引き続き地上線を走行。さらに、その東側には別の高架駅が併設されています。「大阪モノレール 蛍池駅」です。グーグル地図より。



そして、隣には別のカット。駅から北側のものですが、ここでモノレールは阪急の地上線を跨いでいます。


地図では、ここに当たります。
しかし、交差したモノレールはその先、ものすごいカーブで、南北から東西へと方角を変えています。モノレール車中からのショットがないのが残念なのですが、すごい車窓です。


ところでこういった、特徴のある構造というのは気になって仕方がありません。


目を凝らしてみますと、交差は緩やかながら、橋脚は結構にずれた配置具合です。

下には営業中の「宝塚線」がありますから、建設工事の際などには、さぞかし大変だったのでは…などと、勝手に推察してしまいます(汗)


さて、この「蛍池駅」をはさんだ南側というのも、モノレールは阪急からまたも急カーブで離れ、西へ進んで行きます。



そして、その先には「伊丹空港(大阪空港)」があります。ご存知、関西の空の玄関口です。

では、そちらへ少し寄り道をしてみます。


「空港に乗り入れているモノレール」というのは、国内では「那覇空港(沖縄県那覇市)」の「ゆいレール」が他に例があります。

コンコース階は空港ターミナルビルに直結しているので、大変便利なものです。



モノレール線路のどん突き(終端部)。
想像よりえらくあっさり?していますが、太鼓のようなものは、万一逸走した際の衝撃防止装置です。インパクトがあります。


これを下から覗いたらどんなものなのか?ということについては、こちらもどうぞ↑


大阪外郭部を半環状に路線を延ばす「大阪モノレール」が「大阪空港」まで乗り入れるようになったのは、1997(平成9)年のことでした。

それまで、大阪市内中心部から20km弱離れていたこの空港への主要アクセスというのは「リムジンバス」がその重要な存在でした。



画像を探していましたら、4年前の春に「ハービス大阪」から伊丹発の早朝便を利用した時のものを発見しました。ちょっとご覧頂きます。


「ハービス大阪」とは「JR大阪駅(大阪市北区)」から道路をはさんで西側、「阪神電車大阪梅田駅(同)」のさらに西端にある、大きな商業施設です。その一角がリムジンバス乗り場になっています。


確か、このリムジンバスも始発便でした。
しかし、梅田周辺の停留所を回る間に満席に。まだ、朝の6時になるかならんかでしたから、これにはビックリしました。


梅田を出ますと、すぐに「阪神高速11号池田線」へ。そこからは30分も要せずの道のりでした。朝焼けの車窓は快適でしたが、それはこのように道が空いていたら、ですが…

ラジオの道路情報では「池田線」は、渋滞を必ずと言ってよいほど耳にする路線です。



ところでこの時には、伊丹にはまだこの、板が反転するタイプの行き先表示器が現役でした。

一斉に、パタパタパタ…とこれが回りだすのが楽しくて、ずっと眺めていたい代物でしたが、この後ほどなくLCD式に取り替えられてしまいました。余談でした。


本題に戻りますが、モノレールがこの「蛍池駅」で接続するようになって以来、阪急側でも優等列車があらたに停車するようになったと言います。



バスは乗り換え不要で便利ではありますが、渋滞に巻き込まれたらどないしよう…という一抹の不安は、関空が出来るまで、空港にはバスで行くことが多かった大阪人には、多少なりともあったように感じます。

そういった点を解消してくれた、蛍池の阪急とモノレールでした。

次回に続きます。
今日はこんなところです。