みなさんこんにちは。前回からの続きです。
先月、8日まで「阪急百貨店うめだ本店(大阪市北区)」で開催されていた「鉄道模型フェスティバル」を訪問した際の様子を、シリーズでお送りしています。
今年のテーマが「阪急宝塚線」ということで、分割式のレイアウトに沿線各所の情景が再現されていました。楽しみながら拝見しています。
大阪府内に入りこちら、同線では主要駅のひとつ「石橋阪大前駅(大阪府池田市)」。


開業から長らく「石橋駅」でしたが、こちらも歴史の深い「大阪大学」のキャンパスが近接していることから、令和に入ってから改称されました(大学自体は豊中市に所在)。
駅前には長い商店街があり、このあたりでも活気ある地域だと言います。従って乗降客も多く営業列車はすべて停車するという規模です。

さて、レイアウトを観察していますと、直線で進む「宝塚線」に対して、別の線路がさらに分岐しています。
それも本線に当たる「宝塚線」に、複線のまま直通出来る配線だというのが目に留まります。
「石橋阪大前駅」から分岐しているのは「箕面線(みのおせん)」という支線です。グーグル地図より。
先日のこの記事↑でも触れたのですが「宝塚線」「箕面線」の前身は「箕面有馬電気軌道」という、路面電車規格の鉄道会社でした。
日本を代表する名湯「有馬温泉」(延伸は実現せず、手前の宝塚が終着駅となった)と、紅葉の名所、大滝で有名な「箕面」を当初は輸送の目的地にしていたことが社名から窺えるのですが、その分岐点であったのがこの駅でした。

ところで、その分岐点すぐ東側で、昔ながらの幅狭な道路(大阪府道10号線)が跨いでいる、このシーンにも目を留めてしまいました。
電車や阪急バスもさることながら、雑居ビルに「池田泉州銀行」!ちょっとビックリします。いつもお世話になっておりますんで(笑)
次回に続きます。
今日はこんなところです。