大阪モノレール 延伸への道!その25〜門真・松生町の中間新駅予定地を歩く | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。



「大阪モノレール」ホームページより。

現在は「門真市駅(大阪府門真市)」が終点の路線を南伸区間させる事業計画の中、「大阪府門真市松生町(まつおちょう)」付近に、さらに新駅を設けるという基本合意が、沿線の「門真市(かどまし)」と、事業を計画している府との間で締結されたということについて取り上げています。


その「中間新駅」こと「松生町新駅(勝手に仮称!)」というのは、どのようなところかということで、先日、現地を探索して来ました。
その訪問記をお送りしています。



さて、駅から歩道へ降りたところにある、始発終発の時刻案内。

思ったより遅くまで走っているのだな、と感じるのですが、連絡通路で接続している「京阪電車」のそれも、モノレールのものと同じフォント、というのが興味深いものです。



ところで、この駅の周辺には、近年になって複数のビジネスホテルが相次いでオープンしました。「リブマックス」に「スーパーホテル」…


この反対側(西側)には「東横イン」。

「大阪伊丹空港」まで乗り換えなしの30分、さらに京阪で大阪市内中心部まで15分ほど、となると、あらためて立地条件の良さを感じます。


その、真新しいビジネスホテル群の前に、モノレールの重厚な高架線が南へ延びています。


「モノレール門真市駅」構内にあった周辺地図より。南が上に当たります。
この駅が、現在のところ終点となっている、と
先ほど来、申し上げて来たのですが…


「門真市駅」の先にまで、線路が百、いや二百メートルほど延びている様子がわかります。



ところ変わって、ホームからその先を眺めた様子。終点ではあるものの、線路はそのまま南へと延びているのは、将来的な延伸に備えた構造である証。すでにこの駅が開業した1997年時点で、この態様が採られていました。

現在は、中間に設けられた引き上げ線を用いて列車の折り返し作業がなされています。
両端2線は、延伸時には本線路となるものです。


地上からの様子は、このような感じ。
ちょうど「大阪空港駅」へと折り返し待ちの列車がひと休みしていました。



しかし、このようにして、真下から車両、それもモノレールを覗くとは、なかなかどうして、貴重な体験でもあります。


車両は、一本のコンクリート製軌道(モノレールの語源は「mono=単一」から来ています)に乗っかっていまして、それに沿うように、走行用のゴムタイヤが取り付けられているのがよくわかります。


別角度から。いや、このゴムタイヤ、たくさん取り付けられているんですね。
これは観察していてなかなか楽しいものです。


さて、そこから先へと進みます。駅のホームからは、二、三百メートルほどでしょうか。


このあたりで、重厚な高架はぶつりと途切れています。現在のところ正真正銘の終端部です。


頭上に目を遣りますと、なんとも特徴的な車止めです。
よしんば、暴走などしたら大変な事故になりますから、見たことがないほどの大きさです。



これが、さらに南へと延びて来る…

地元民としては、感慨深いものがあります。


次回に続きます。

今日はこんなところです。