みなさんこんにちは。前回からの続きです。

大阪日日新聞電子版 2021(令和3)年5月10日付け 20面(地域総合面)より。
昨年、事業計画が正式に認可された「大阪モノレール」の南伸事業。延伸される区間、8.9kmの間に、合計4つの新駅が設置されることが、すでに公表されていました。

そんな中、南伸区間の「大阪府門真市松生町(まつおちょう)」付近に、さらに新駅を設けるという基本合意が、沿線の「門真市(かどまし)」と、事業を計画している府との間で締結されたということについて取り上げています。
その「中間新駅」こと「松生町新駅(勝手に仮称!)」というのは、どのようなところかということで、先日、現地を探索して来ました。

まずやって来たのは「京阪電車 門真市駅(大阪府門真市)」。
大阪の東の玄関口「京橋駅(大阪市都島区)」からは、10分もかからぬ便利なところです。

京阪電車はこのあたり「高架複々線」です。
その真上、ホームの下り大阪方には、実に大柄な橋桁が架かっていまして…

ふと見上げますと、くだんのモノレールが「門真市駅」へと吸い込まれて行くところでした。
「大阪モノレール」ホームページより。
国内では「多摩都市モノレール」と並び、長い路線網を持つ「大阪モノレール」。
現在は「本線大阪空港(伊丹空港)〜門真市間(21.2km)」と「彩都線(さいとせん)万博記念公園〜彩都西間(6.8km)」の2路線を有しています。
北摂エリアが路線の大部分を占めていますが、
「南茨木〜門真市駅間延伸(1997年9月)」により、淀川を越えた、ここ北河内地域へも足を延ばすようになりました。
そして、2029年度開業を目標に「門真市〜瓜生堂(うりゅうどう、仮称。大阪府東大阪市)」までの南伸事業が認可。
これにより中河内地域まで路線が延びて来る…ということは、先日の記事でも触れました。
もともとは、大阪郊外の各衛星都市間を半環状形に結ぶ構想があり、将来的には「瓜生堂(仮称)」からさらに南の南河内、最終的には、西に折れて堺市方面へ完結するとされている、実に壮大なものです。

それでは、現地へ向かうことにします。
次回に続きます。
今日はこんなところです。