みなさんこんにちは。今日の話題です。



朝日大阪朝刊 2021(令和3)年4月25日付け 19面(大阪東部・河内地域面)より。



昨年、事業計画が正式に認可された「大阪モノレール」の南伸事業。延伸される区間、8.9kmの間に、合計4つの新駅が設置されることが、すでに公表されていました。


そんな中、南伸区間にあらたにいまひとつ、新駅を設ける基本合意が、沿線の「門真市(かどまし)」と、事業を計画している府との間で締結されたのだとのこと。



「大阪モノレール」の南伸計画は、先ほど触れたように、昨年に事業認可が下りました。

現在は「門真市駅(同)」が終点のものを、さらに南へ、総延長8.9kmほど延ばすものです。




これまでの、南伸計画で設置される予定の新駅は4つ。大部分のルートは「府道大阪中央環状線(中環)」と「近畿自動車道(近畿道)」に沿っています。出典後述。


「門真南駅(仮称、OsakaMetro長堀鶴見緑地線と接続)」

「鴻池新田駅(仮称、JR学研都市線と接続)」

「荒本駅(仮称、近鉄けいはんな線と接続)」

「瓜生堂駅(うりゅうどうえき。仮称、近鉄奈良線にも設置予定の新駅と接続)」



都合「門真南駅」以外は、おらが街「東大阪」の市域に当たります。
地元では、消えては浮かび、浮かんでは消え…
を繰り返して来た「モノレール構想」。



夢が現実になります(涙)

ただ、今回の記事は、東大阪に至るまでの門真市内の話題。あくまでも余談でした。



グーグル地図より。
その4新駅に加えて、今回「中間新駅」の設置計画が発表されたのは「門真市〜門真南」間。
南伸区間では、駅間距離が最長の2.6kmもあると言います。

このあたり「京阪電車」と「長堀鶴見緑地線」とにはさまれた地域。鉄道駅ならず、路線バスの停留所も近くにはありません。


そういった事情で、いずれの駅にも遠い上、路線バスの便もあまり良くないところなので、ここに新駅を設置すれば、長年の交通空白地帯の解消につながる…という期待があるようです。


ところで、中間新駅の設置計画に至ったのは、どうやらそれだけではないようで…


「松生町」で長年操業していた、パナソニック工場の広大な敷地を、最近になって三井不動産が買収。その跡地に、大型商業施設を建設するという計画も、大きく影響しているようです。



また、大阪日日新聞電子版 2021(令和3)年5月10日付け 20面(地域総合面)より。




こちらには、その詳細な経緯についての記事が載っていました。




記事にもありますが、その「松生町新駅(勝手に仮称!)」に隣接する、その再開発地には…



「三井不動産」が展開する「ららぽーと」


そして、なんとあの「コストコ」の新店舗も、ここに計画されているというのです。


関西では、現在4店舗(尼崎・京都八幡・神戸・和泉)しかないあの「コストコ」。

新駅予定地はまさに自分の生活範囲内ですので、実際にオープンするとなると、これはヨメハンともども、さぞかし入り浸ることになりそうです(笑)



そういったことで、今回発表された「松生町新駅(仮称)」というのは、いったいどのようなところにあるのか、そして「コストコ」や「ららぽーと」は本当にやって来るのか!


実際に、予定地を歩いて確かめて来ました。



次回に続きます。

今日はこんなところです。