主に乳製品アレルギーの
小1長男
5歳より0.06ml経口免疫療法
今の目標は1.0ml
母のわたしはフルタイムワーママ
ご訪問ありがとうございます
第二弾
前回に引き続き
小学校での
食物アレルギーに関わる事柄の
複数回行った面談などの内容について
まとめました。
今回は給食開始前に行なった
1回目と2回目の面談で
家庭と学校で決めた
給食に関する
より具体的な内容
について示します
2回目の面談は…
校長先生・教頭先生・
養護の先生・栄養の先生
担任の先生・学年主任の先生
自治体の教育委員会の方
と私とで面談致しました。
時間はまぁまぁかかりました。
給食について
〜献立表のこと〜
- 次の月の献立表はどのように確認するのか?
- 献立表は説明を受けなくても一目瞭然な形式になっているのか?
1.について
次の月の献立表の確認
献立表は栄養の先生から担任の先生を介して封書で子供に渡され家庭に持ち帰られます。
ここで渡されるアレルギー用の献立表は2種類
①A4一枚にひと月の献立と材料が並列で記入してある表
(アレルギー食材は赤字で表示とその食材を用いた食事は赤色塗りつぶしで表示、ちなみに赤字は手書きサインペンではなくワードによる)
赤塗りつぶし:提供しないことを表す
日付のところの塗りつぶしは全提供なし=弁当持参であることを表す
(一部持参の人は日付の塗りつぶしはないはず)
下のハンガリアンシチューのピザチーズはよく見たら赤色脱落してましたね。
でも赤塗りつぶしされて乳使用と認識されていたし、主食がパンでお弁当持参確定の日なのでよしとします。
②各献立についての食材の詳細
私はあまりこれはチェックしていません
自分の該当食材の情報だけでなくその日のアレルギー対象がわかる
「弁当持参」
「除去」
「代替品持参」
と対応別に記載されています
また
その月に今まで用いられたことのない
初めての食材を使用するとき
その食材のパッケージ(情報)をコピーして添付してくださっています。
2.について
献立表は一目瞭然か
1.で渡される
「アレルギー児確認用の献立表」とは別に
全校生徒用の一般用の献立表もあります。
以前の記事
(就学前健診についての記事)にも書いたのですが、一般用のものは並列に箇条書きになっておらず、
どのおかずにどの食材を用いて料理しているのか
わかりません
バター使用のためカレーライスは食べられません。
でもこの献立表ではバターがカレーライスに使用なのかサラダに使用なのかはっきりしない
ですが1の形式をいただいているのでほぼ心配なく明確です。
※一部持参にするかどうかのチェックするためにはどのおかずにどの食材が使われているかはっきりしている必要がある
また1回目の面談で
材料についての不安を伝えたら、
主な
使用食材の
アレルギー物質一覧表と
更にCD-Rに
すべての食材の情報を入れて家庭にくださいました。
(全350食材分)
一覧表
例えば肉加工品のように
献立表を見ただけではその製品が
本当に乳・卵・小麦等使用されていないかどうか判断できないものも、
商品情報を紙とデータでいただいているので安心です。
※上のベーコンの写真のような情報を全食材分くださいました。
〜給食の提供について〜
弁当のこと
実は1 回目の面談では
一部持参でやっていこう
と聞いていました。
(除去食は間違いやコンタミの危険があるので当面は対応せず)
ですが学校側も考えが変わったのか
乳製品を用いた献立がある日は弁当
ということでお互い合意しました。
おそらくうちの経口免疫療法の量だったり、過去の症状起きたときの話をくんで変更したと思われます
→それも当初、
1学期のみ乳使用の日は弁当
2学期以降は徐々に緩和
一部持参も考慮
の話だったのですが
なんとなく今年度は乳製品ありの日はすべて弁当の形式に。
それにより
配膳間違いの心配はありません。
当初、もし一部持参の場合の日は
- 担任の先生
- 本人
- 給食当番の子への周知
がいかに間違いなく行われるかを
どのようしたらよいのか悩みましたが
その必要がないのは
弁当の最大のメリットだと思います。
このおかずは配膳、それ以外は持ってきたものを食べるつもりが間違えて配膳されて食べてしまったりがミスなく完璧に行われるか心配でした。
ただし
★うちの対象物質である乳製品を含む献立がある日の中でも
『この献立は給食室で調理されておらず、既製品の提供で危険が限りなく低いのではないか?』
というケースが一度あり
その際面談を経て例外的に一部持参にしてもらった日もあります
その根拠・経緯についてはこちらの記事をご覧ください
ちなみに…
入学前、就学前健診時にいただいた
A4一枚の当校のアレルギーに関する案内によると以下のような場合は給食対応困難と記載がありました。
・調味料・だし等の除去が必要な場合
・原材料表記以外の欄外表記でも除去が必要な場合(製造ラインのこと、コンタミの可能性などのことですね)
・多項目の除去が必要なとき
・食器等の共有ができないとき
・油の共有ができないとき
※もしも担任の先生がお休みだったら※
安全は保たれるのか
これについてもうちは今年度
一部持参や除去食ではないので
そんなには徹底する事項はなかったです。
でも念の為今後のためにどうしているのかを聞いたら、
職員室に
本日の献立とアレルギー児童一覧が掲載されている場所があるらしく
そこで確認されるとのこと。
どの教員が代理で入ってもわかるようにしている。
おそらく
この資料が掲示されているのではないかと思います
★弁当持参以外の一般的なアレルギー対応給食について
・給食室の一角の
アレルギー調理スペース
で基本的には調理される。
ただし配膳は共有スペースになる可能性もあるとのこと。
・提供は一般のメニューの子供とトレーの色を別にし、除去食のおかずには赤色のラップをかけて提供。
・トレーには除去対応カードをつける。
・家庭から持参のものを忘れた場合は他のものを増量するなどで対応
・お皿は全員共通。
アレルギー児用と分けたりはしないのでその日その日で丁寧に洗浄することとする
(これに不安な場合は完全に弁当と言われました)
〜給食中〜
※弁当対応の我が家の場合
・補助の先生がクラスに入ってくださる。
・長男は給食当番には参加しない。
(コロナにより児童の配膳は完全になし)
・長男は普段の授業とは異なる座席(教室最後列)に移動
補助の先生と並んで食べる。
・コロナにより長男以外の生徒も机をくっつけて食べることはしていない
・飛び散りなどによる乳製品飛沫を防ぐため給食の配膳・片付けは長男が一番最初に行う。
・食べ終わったら一番に片付けて一番に手洗いうがいをしにいく。
長男は給食後はトイレで手洗い、他の児童は流しでとゾーン分けの指導は一応してくれている
〜弁当持参の日について〜
・朝、登校したら自分で校長室にお弁当を持っていく。
・給食の時間、皆が配膳されている間に自分で校長室に取りに行く。
・もしお弁当忘れたら…
→気付いた時点で親に電話
自分で校長室に持っていくので担任は気づかない可能性もアリ。
(本人・担任の先生の話を聞く限りでは「今から校長室に行ってきます」と声はかけているらしい)
だけど校長先生が弁当の日を確認してくださっているので
朝、長男が校長室に来なければ気づくとのこと。
もしも校長先生不在でも副校長先生が対応だったり、栄養の先生が巡回はしてくれているとのこと。
今は朝、私の出勤と長男の登校が同時なので弁当を忘れることはないが、そのうち学年が上がったら玄関に忘れたとかってことが出てきそうで心配。
〜給食後・その他〜
☆長男の学年は牛乳パックを潰して洗浄の片付けは行わない
この事の決定権は教育委員会だったみたいです。
長男が通う学校は1.2年生のみワンフロア使用
3〜6年生は違う学年とフロアを共有するため、1.2年生の間は学年全体が洗浄を行わないことで心配がいらないが、3年生以降は若干不安が残る。
流し周囲が危険にさらされますよね。
容易に発疹だったりの症状が起きそう
学校の先生からはもし心配だったら…
と提案していただいた案もあり…
・掃除当番はほうきと黒板消しのみ。
※雑巾がけとゴミ捨ては牛乳付着の可能性のリスクを避けるため行わない
・また学級内で牛乳がこぼれた場合は水拭きし、使用した雑巾・ペーパーは洗わずビニール袋に廃棄
★食後の昼休みは長男は校庭で遊ばず中遊びとする。
理由は↓
- 食後激しい運動を避ける
- 牛乳接種後の他の児童との接触を避ける
→これについては最初聞いたとき
少し抵抗があった
・お友達に誘われて断れるのかな…?
・いつも外で遊べなかったら誘われなくなっちゃうなぁ…と
でも危険を避けるためにはかなり徹底した対応ではありますよね。
どうしてそこまでするのか?
質問したら給食後の休み時間激しく遊ぶことにより結構な確率で軽く嘔吐する児童が多いそうです
学校生活が始まってからもこの昼休みの様子を守って生活しているのかモヤモヤしていました。
↓
現状はコロナのせいで校庭の密を避けるために
アレルギーのことと関係なく
中休み・昼休みともに
全学年が一度には校庭には出られません。
1学年1日のうち片方の休み時間、限られた場所時間だけしか遊べないそう。
だから長男だけが校庭に出られないというわけではない。
それと先生も大目にみてくれて
『走らなければ外に出てもいいよ』ってことにしてくれている
さらに長男の場合はとにかく動いていないとダメなタイプではなく、読書したり内向的なので本人もストレスを感じてはいない様子
〜給食費について〜
・わが家は牛乳アレルギーなので牛乳代金は支払わない
・わが家は除去食、一部持参ではないけれど…
その日の給食のうち一品でも提供され食べていれば1食分徴収される。
→うちのように弁当(提供なし)か全提供かの場合は提供された日数ぶんの給食費を支払う。
・他の児童と同じタイミングで給食費は引き落としされ3学期の最後あたりに
今年度の食べなかった日&牛乳のぶんが返金される(現金にて返金)
〜牛乳アレルギーなうちの子が月のうちどれくらいお弁当だったか?や
詳しい献立の統計などは以前の記事にまとめましたので良かったらご覧ください〜
ここに書いたこと
私が抱いた疑問・質問・不安を投げかけ、どのような根拠で学校側が対応策を考えて実行になったのか?
については面談のたびに議事録を作成し記録してあります。
これで進級しても関わる先生が変わっても小学校のうちは心配いらなそうです

次回は…
学校生活が始まってみて準備したこと、一年間終わってみて…に触れたいと思います。