お酒は楽しいー主にお酒や宮崎の美味しいもの、良い場所

お酒は楽しいー主にお酒や宮崎の美味しいもの、良い場所

飲酒初心者の、お酒ストック棚(主たるはジンやウィスキー)。お酒の紹介やbar、その他思ったこと

 

街で仕事をしていない私にとって、夕方の橘通りはもっともワクワクする場所の一つ。
車社会の宮崎、そして住んでいるエリアに極端に飲食店が少ないこともあり、「ちょっといっぱいひっかけてくる」の難易度の高さが異常なのだ。

自宅から街場のBARに徒歩で行こうものなら二時間はかかる。

しかしタクシーなんかで往復してはそもそもの飲み代が消えてしまう。

そういう状況なのでなんらかの用事で街にきた際は、その機会を最大限活かしたいと思うのは当然のことだろう。

 

しかし街に出てしまえば問題が消えるわけではない。

夕方くらいから飲もうとしたとき、宮崎では飲めるBARがほぼない。

食事ができるところはチラホラあるが、酒を中心に楽しみたい場合がなかなか大変なのだ。

 

そういうわけで最近は比較的早くから呑める場所を探している。
早い時間はお客さんが少ないし、バスで帰れればお金も節約できるので。

このブログを酒飲みかつ宮崎市民がどの程度みているのかと言うとほとんどいないだろうが、参考になれば幸いである。

 

まず探すのがちょっとだけ難しい場所から。

 

『Bar Giant Steps』 

Barジャイアントステップ

↑お店のインスタ

営業時間 

土曜日 15時00分~3時00分
日曜日 15時00分~3時00分
月曜日 17時00分~3時00分
火曜日 17時00分~3時00分
水曜日 定休日
木曜日 17時00分~3時00分
金曜日 17時00分~3時00分

 

場所:橘通西3丁目8−5 三輪ビル 1F

ビル1階にあるこじんまり、こざっぱりしたお店。

夕方5時よりカジュアルな雰囲気でお酒を楽しめる。
フードメニューも豊富だし、ウイスキーが飲めるのもありがたい。
このご時世、街場でラフロイグ10年が600円なのはすごい。(今後変わる可能性はあり)

飲み会の待ち合わせ前に利用したのでフードは頼まなかったが、次回は食べてみたい。
ほんとおいしそう。

 

店主さんはパンクロックなどが好きだそうで、私の好きなBad Religionをかけてもらったり。

ネグローニでしめて、飲み会に備える。

 

 

次はニシタチエリアではなく若草通り近くより。

 

『ALWAYS Mahalo ハイボールBar』

ALWAYS Mahalo ハイボールBar ... - Instagram

 

営業時間: 

土曜日 15時00分~0時00分
日曜日 13時00分~18時00分
月曜日 定休日
火曜日 15時00分~21時00分
水曜日 15時00分~21時00分
木曜日 15時00分~21時00分
金曜日 15時00分~0時00分

 

場所:橘通東3丁目3−4 201

 

15時とかなり早くから飲める場所。

カジュアルだけど落ち着いた内装で、0次会での利用を想定して営業されているようだ。
ハッピーアワーも設定されており、その時間内では
1000円コース(ちょっといいウイスキーのハイボール2杯+チャーム)と1500円コース(いいウイスキーのハイボール2杯+チャーム)がオーダーできる。
いやーハイボール2杯+チャームで1500円内に収まるのはお得。
私はイスラエルのウイスキーとクラガンモアのストレートを飲んだが、ハイボールぐいぐいでなく、ウイスキーバーとしての顔も持つこのお店の使い方は範囲が広いなあと思う。
カジュアルすぎず、暗すぎず。

ウイスキーだけど肩ひじ張らず。
こういうさらっとスピリッツが飲める店、実に良い。

 

 

最後、一番探しやすいカフェバー

 

『Cafe&Bar TASOGARE』

 

 

営業時間: 

土曜日 12時00分~0時00分
日曜日 12時00分~0時00分
月曜日 定休日
火曜日 12時00分~0時00分
水曜日 12時00分~0時00分
木曜日 12時00分~0時00分
金曜日 12時00分~0時00分

橘通東3丁目2−5 樹昇ビル 1階


 

宮崎のメインストリート、橘通りの路面店にある貴重なカフェバー。

カフェはちょくちょくできては消え、できては消えしてるがスピリッツ類が飲める場所ができたのは嬉しい。

ジン好きとしてはNo3が置かれていたらテンション上がるわけですよ。
バス待ちの20分だけの利用だったのが本当に悔やまれる。

県民の方には実感わかないかもしれないが、本当にこういうエリアでこういうお酒が飲める、

入りやすい場所って貴重なんだよ!

お話を聞いた感じだとカクテルも気になったので次は時間をもって楽しみたい……!

 

 

以上の三店をさらっと紹介。まだ1~2回しか利用していないので、今後より詳しく紹介していけたらと思う。

 

 

 

↑普通に美味しかった。ジャパニーズ追うよりこういうの探すほうが懐には優しい。

 

 

↑通常のジンに親しんだら、一回は飲んで欲しいジン。

 スタンダードも良いけど、値段が上がればそれだけ味わいの良さも変わってくる。

 


 

 

 

 

日頃政治ネタは書かない(書けないし)のだが、流石に地元の知事が決まるとなると少し書き残して置きたい。

なにより今回は出馬されている三名の方それぞれが面白く、選挙終わってすぐ名前を忘れられるような候補者がいないのだ。(少なくとも県民には)

 

まずは現職の河野 俊嗣 氏。(58)

この方は東国原知事が現職だったころの副知事であり、上司と部下のような関係。(実際の職務上の関係は公務員でないのでわからん)
東国原氏の次に、彼の路線を継承する者として出馬し当選した記憶があり、そこから長いこと知事をされている。
特別全国的目立ったなにかをしたというよりは、堅実に仕事をされ、宮崎の生産品のブランド化、付加価値の創出などを「宮崎フードビジネス振興構想」のもとに行ってきた。

これまで特に悪いことで報道されることもなく、基本的に知事選は「河野さんでいいんじゃない?」と安定感や存在感はある。

 

 

二人目は新人のスーパークレイジー君 氏。(36)

当初は、正直「どなたですか?」という感じでどこかのユーチューバーでも出馬したのかなと冷ややかな目で見ていたのだが、過去にも別県で出馬されており、気概がすごいなと感じた。

地元テレビのインタビューを見た感じでは、名前とは裏腹に正直で誠実な印象。
「できないこともあるけど、みなさんに教えてもらいながら、育ててもらいながらやっていきたい」

「若者に選挙に興味を持ってもらいたい」

といった趣旨の発言をされており、少なくとも過去最低らしかった前回の投票率を変えてしまう存在になっている気がする。

東国原知事も当時の選挙時は色々と叩かれる意見もでていたので、政治経験が少なくてもこういう方も出馬できる状況が健全だと思うし、結果は分からないが個人的には出馬してくれてありがたいと感じている。

 

 

三人目は前職の東国原 英夫 氏。(65)

説明不要、前知事であり1期で辞めた、知名度がとても高い人だ。

それ故誤解されている部分も多くあると感じている人でもある。

 

この方が知事になったタイミングは良くも悪くも宮崎が騒がしい、あるいは騒がしくなる時期だった。

前知事の汚職事件があり、その結果行われた知事選ということもあり、

「しがらみがない候補者」像を全面に出し、実際知事に就任すると業界に慢性的に行われていた談合を破壊。
「ずっと持ち回りで仕事をやっていたものをよくも」、とその方面からは恨まれたりしたかもしれない。

とりあえず世間一般的には、金銭に関する面を洗浄した。
どれほど良くなったかはその業界でも公務員でもない私には肌感覚は分からない。

申し訳ないがこっち方面では説明ができないので次に行く。

 

他にも口蹄疫問題の対応やインフラ整備を訴えたりと様々なことをされたが一番の功績といえば間違いなく「宮崎のセールスマン」だろう。

連日報道メディアにジャージ姿を見せ、マンゴーやら地鶏やらをPR。
宮崎の観光名所として県庁が選ばれるなど通常ではありえない事態が起きた。
当時横浜に住んでいた私だが、そこのスーパーにすら、知事イラストのシールがはられた鶏肉が売られていたので驚いた。
よく宮城県と宮崎県を横浜の友人に間違われたが、流石にそれはもうないだろうと信じたい。

 

ここから彼をよいしょするような文言が増えるので、ご容赦いただきたい。

 

アピールとは裏腹にメディアに出過ぎといった意見もあった。

が、逆に問いたい。

彼以外がどうやって、テレビ局チャンネルも2つしかないような情報発信力が低い県のアピールができるのか?と。

いい商品や生産品、サービスがあっても、知られなければ買われないのだ。

マンゴーが高くなったというがそもそももともと県民が昔から食べていたものでないし、もっといえば初めからそういう需要のもとで生まれたブランドなわけで。

メディアに出てギャラを稼いで、商品宣伝や政策を訴えたり、それが悪で県をないがしろにしていると思っている方は、今回は彼にいれなければよい。
ほんとうにメディアに露出するって、言うほど簡単じゃないので。

 

ここ数年、宮崎で生きてきて情報発信力の強さは重要だとますます感じるようになった。

酒ブログらしく一応お酒に触れとこうと思うが、宮崎は多くの焼酎蔵を持っており、さらにそこから近年のスピリッツ類ブームのもとウイスキーやジン、ウォッカを製造している。

(ジン5銘柄、ウォッカ1、ウイスキー2箇所)※バリエーション違いはノーカウント

各酒造、特に尾鈴山蒸留所はブランディングや海外販路にもかなり力を入れている。

にも関わらず、県外はもとより、県内ですら「県産ジン」の存在をほぼ知られていない。

5銘柄もあるのに、だ。

もっといえば焼酎ですら代表的な霧島や木挽以外あまり知られていない状態である。

東国原氏がお酒関連のプロダクトに焦点を当ててくれるかは分からないが、今現状よりは注目度があがると予想される。

 

私が不満なのは、本当に商品宣伝がなかなか全国に浸透しないという点で、そもそも宣伝もあまりされていないという現状。

宮崎県は京屋酒造の「油津吟」をもって国産クラフトジンの初期組でありながら、話題性は他県のジンに埋もれがち。

これまでも焼酎イベントを開催しているがジンのイベントはないし専門店もない。

焼酎イベントも大々的に公費も(おそらく)絡んだ上で行われたこともあったが、視聴再生数は悲惨なものだったと記憶している。

 

そうした状況を変えられるのは、その点に限って言えば彼しかないだろうと思っている。

 

彼の著作や話によると一期でやめたのは、インフラ整備やら何か訴えたところで結局さらに上の部分が障壁となって実行できない。だから中央に行く。

みたいなことを言っていた。

逃げとか県を捨てたと言われたりした。

あの口蹄疫で駆り出される彼の仕事を見ていると、たとえ一期であっても逃げだとか捨てたとか私は言えない。

報酬カットしたり不必要な設備の利用をやめたりしていたのだから、仮にメディア出演で金銭を得ていたとしても、別にそれは裏金でもなんでもないのだからどうでもいい。

 

 

メディアは文言だとか使えそうなところを探して叩くことにやっきにならず(犯罪行為はもちろん暴かれる必要があるが)、各候補者の素養やできることに焦点をあてて、どの候補者が知事になっても功績を評価し分析し、宮崎の優れているところ足りないところを表出させて、色々な人が関われるような導線を作ってほしいと切に願う。

 

 

 

宮崎に新たな光があたりますように。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ずっと宮崎の飲食事情を追っているわけではないが、私が子供の頃からくらべると随分と多種多様な飲食店が増えた。

イタリアンやフレンチは当然ながら、アジアンにマイナーな国籍料理、特にカレー系の店は勢いが盛んである。

 

個人的な嗜好として、料理とその国のお酒を楽しみたい、というものがあるので、そうしたお酒も扱っているお店は本当にありがたいのである。

 

 

『TACOS&CAFE marcy’s』

 

所在地:宮崎県宮崎市橘通東1丁目8−1 橘通ビル 1階

定休日:日曜

営業時間:11時~22時(今現在は22時までらしい)

駐車場:街中なので専用のものはないと思われる。

 

外観や内装の写真を取り忘れてていて、読者に不親切きわまりなく申し訳ない……。

 

県庁に近い、新しい飲食店がぼつぼつできているエリア。

タコスやタコライス、ピザがあり、ありがたいことにテキーラもおいてある

サウザやクエルボが悪いという意味ではないが、それ以外の銘柄が置かれているとちょっと嬉しい。

 

全体的にお値段お手頃かつ美味しい。

ツレはピザが気に入っていた。

まだ店主さんも試行錯誤されているとのことで、営業形態やメニューが変わるかもしれないが、そんなこと関係なく、美味しい料理とテキーラをまたいただきに行くのである。

 

ほんとうに美味しそうに撮るのが下手である。

 

 

私にとっての欠点は飲み屋街から少し離れているということだが、まあタクシーをぎりぎりまで安いところで乗ろうと思ってここまで散歩するのも悪くない。
そしてちょっと寄ってさっと帰る。

そういうお店が増えるのは、ありがたい。

 

『カブラボック ジン』

 

最初香りを嗅いだとき、「あ、これは!」と思った。

そう、ハーブオイルで使っていたフェンネルの香り。

材料に使われていて、香りが良いがクドすぎない。

スペイン産のジンはほんと、美味しいの多いね。

 

ちなみに数が少ないのでネットじゃ買えなさそう?

宮崎にお住まいの方は山形屋の男市でどうぞ。

(26日の夕方5時まで!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『筑豊ラーメン 山小屋』小松店

 

所在地:宮崎県宮崎市小松245−1

定休日:なし

営業時間:11時~23時(今現在は22時までらしい)

駐車場:それなりあって利用しやすい

 

 

 

 

いやあ、超久しぶりに『山小屋』。

宮崎でもここ数年で多数のラーメン屋が生まれいくつかのラーメン店は消えた。
次第に私が行くラーメン店も固定化されていくが、それはやはり700~1000円払って食べるものなので、浅ましくも失敗したくないという動機が働いてしまう。

実際には今の飲食店で「味がまずい」店というのはほとんどないと思うが、ラーメンは「同じ路線ならあっちのほうが旨い(あるいは安い)」という比較が免れず、グルメライターというわけではない私はラーメンに関しては開拓の意欲が少ないかもしれない。

 

ただ単純に数年単位で行ってなかったここにお邪魔した。

 

店内は比較的広めで、接客も良かった。(別に評価の目で見てるわけでなく、単純に良かった)

テーブルに座るとレトロなものを発見。

 

 

なんか山道にあるレストランが置いてたよな~って感じのおみくじマシーン。

ツレが引いて大吉。
これ中身の補充ってできるんだろうか。

 

メニューはけっこういろいろあって迷ったが、最近選ぶことが多いこれを選択。

 

 

つけ麺  980円

 

つけ汁がぬるめで猫舌の私に非常に優しい。

ラーメンって熱いうちに食べたいけど、熱いの我慢するのに必死で味がよくわからないときがあるのよ。

 

このつけ麺は麺はもっちりで美味しいし汁も濃すぎることなくいい塩梅。

 

ついでに半セットも。

唐揚げも美味しかった。

添えつけの辛子高菜も辛さが少なくマイルドで美味しかった。

 

いやー、普通に美味しかったし、サイドで量も調節できるから貴重なラーメン屋だと思う。

一応唐揚げやチキン南蛮がメインの定食もある。

しばらく来なかったのがもったいない。

 

 

『バイユ シングルバレル ラム』

 

まだ開けてないが、アメリカ産のラム。

アメリカ産ラムってラム大全でも数ページしか扱われていないだけに、非常に飲める機会が少ない。

今から開栓が楽しみだ。

 

 

年4回の楽天スーパーSALE開催!9月4日~11日まで!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今年、といっても既に8月。

適当にジンやウイスキーを買って飲んできた。

Barやお店、SNSなどで情報を集め、いただき、それなりに充実したお酒ライフを楽しんできたと思う。

 

しかしここ最近は飲み方にこだわりがないもんだから、体系的に飲めていない、というか単発をずっと繰り返している気がする。

お酒は趣味であり嗜好品なので、それが悪いってわけじゃないが、せっかくブログをやっているのでできれば考えたり比較しながら飲んだ方が長い目で見たときに行動の無駄が少ないと思えてきたわけで。

 

宮崎は専門BARが少ないが(流石に焼酎やワインはあるが)、ラム酒が他より揃ってるお店もあるので、今年の残りはラム酒に力を入れて楽しんでいけたら、と考えた。

他にもちょっとラム酒を飲む必要性がでてきたこともある。

 

 

ラム酒は4大スピリッツの中ではジンについで国産の動きがあるジャンル。

といってもテキーラは単純に国内生産が難しく、ウォッカも動きがないわけではないがよほど注意深く情報を探さないと手に入らない。

そこと比較してラムは国内でいくつか製造されており、特に「ナインリーヴズ」は宮崎の酒屋でもよく見かけるほど取り扱いが良い。

また沖縄もラム酒生産の地として動きが活発で、ジン同様に注目しているエリアである。

 

 

他の酒類を貶める意図はないが、ウイスキーは値上げ、終売、品薄が続き、ジンは動きが活発すぎてそれを試すべく場所も機会も少ない。

そういう意味ではラム酒くらいの動きが一番追いやすく、値段の幅や熟成の幅もあり、味わいも飽きにくい気がしている。

 

 

私の交友関係の狭さの問題だろうが、まわりにラム酒を飲んでいる人は少ない。

リアルな情報交換ができないのは寂しいが、ちょっとずつわかっていきたいと思う。

 

 

 

 

↑リカマンさんが扱っているためか結構BARに置いてあって、無難においしい。
 とりあえず頼める一杯として心強い銘柄。