コロナがある程度落ち着いてきた現在、嬉しいことに宮崎市では以前よりも早いペースで新しいBARができてきているように思う。
これら写真の4店まだ1~2度しか行ってないので、もうちょっとしてからまた紹介できれば、と思う。
お店それぞれに当然ながら内装や置いてあるお酒、そしてマスターの違いというものがある。
どの店にも、同じジャパニーズウイスキーの『山崎』が置いてあるかもしれないが、飲む環境が違えば(自分の中の)その意味が変わってくる。
嗅覚と味覚だけでなく、周囲という環境から受け取る感覚・情報も飲み手の味わい方に影響を与える。
私は図書館で勉強できないタイプの人間だが、お酒を飲むならBARで飲みたいと思う。
そうした私の受け皿というか、某酒漫画でいうところの止まり木の選択枝が増えるのは単純にありがたいのである。
私は夜の街の人間ではない。
私の考え過ぎだろうけども、私は夜の街をブラブラしてそうな見た目やキャラではない。(外見上は多分)
私が妻の付き添いでイオンのアパレル通りを付き添うのは大変苦痛であるのと同様に、昔は街がなんとなく怖かった。
知らないことばかりで、どう振る舞えばいいのか分からない場所。
だれにも歓迎されていないし(と、自分では感じてしまう)、私自身も望んでは来ていない場所。
それが変わったのは、お酒への興味関心好奇心のため。
それが良いことかどうかは分からないが、私は自分のフィールドを一つ手に入れた気がする。
もちろんそれは私が専有できるものではなく、そこの場所へ集まる人達全員の共有財産みたいなもの。
崩すことなく、その場所を見守って、街の記憶として残っていけばいいと思うのである。
⇡なんとなく飲んでこなかったけど、やっぱり美味しい。