こんにちは！
とうにゅうです
前回より
女医の私が自ら経験した
虐待寸前の日々をシェアしています。
何十冊の育児本を読んで
お手本のような育児をしていました。
教科書に基づいた正しい子育て
イライラを見せない冷静なママ
完璧な子育てをしていたはずなのに…
どうしてこうなっちゃったのかな…
この記事を書いた人
とうにゅう
医師/二児の母 1993年生まれ
2023年から渡米
産後うつ、虐待寸前から復活
日本の母親像に疑問を持ち
育児書80冊
自己啓発本200冊読み
自己分析オタクが見出した
独自の育児論を発信中
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最初から読みたい方はこちら
感情を見せ始めたママ
「何度言ったら分かるの！！」
「人を殴らないって言ったでしょ！」
渡米後から
息子の暴言暴力が始まりました。
酷いことを言ったり、誰かを殴れば、
相手や周りは怒る。
それを教えたくて
自分の感情を表に出すようにしました。
ママが感情を持って接さないと、
「自分が何しても相手は怒らない」と
勘違いされるのが嫌だった
そうしているうちに、
今まで溜め込んできたストレスを
発散するかのように
息子に辛く当たるようになりました。
誰だってこのくらいは
言っているだろう…と思ってた
息子に罵声罵倒、大声で怒鳴る
毎日40分の行き渋り
終わらない赤ちゃん返り
長引きすぎるイヤイヤ期
ついに始まった暴言暴力
それでも育児本に書いてある通りに
やっていれば…と期待して
対応していました。
でも、
そのストレスが爆発するようになりました。
「行かないと困るの！行ってくれよ！」
「早く早く早く！！！」
「あの子はあんなに落ち着いてて
聞き分けが良くて、優しいのに
なんであんたはできないのよ！」
「あーもう子育て失敗したわ！」
「子供なんて産まなきゃよかった！！」
「ママはもうママやめたい」
保育園の帰り道、車の中で
何度も何度も罵倒しました。
ママをやめたい
いくらやっても
どんなに我慢しても
どんなにお手本通りにやっても
何も解決しない。
状況は一向に好転しない。
育児書はきっと、
もっと素直でいい子のためにあるんだ。
こんな厄介な息子には
育児書なんて通用しないんだ。
こんな息子のママ、もう辞めたい
どうしてハズレくじを引いてしまったんだ…
育児から逃げたい
子育てから逃げたくてしょうがなくて
寝室に逃げ込み鍵をかけ
閉じこもりました。
辛い時はそうして良いと
育児書に書いてあったから。
泣き叫びながら
ドアを叩く息子。
「ママ出てきて」
「もうしないから」
「約束するからー！！！」
私も子供の前で奇声をあげてました。
「もうあっちへいけ！！！」
「ママをほっといてよ！」
「ああぁぁぁぁぁああああ！！！」
娘は可愛くて可愛くてしょうがないのに…
勉強しても報われない
育児書に書いてある通りに
真剣にやっているのに
なんにも状況は良くならない
わたしの我慢ばかり
ストレスが溜まるばかり
子供の発達や
心、甘えについても
あんなに勉強したのに
一向に満たされる気配のない息子
それどころか、どんどん力は強くなり
どんどんわがままになり
暴力暴言まで出てくる
私の頑張りはなんだったの？
ちゃんと子供の目線に合わせて
冷静に、分かりやすく簡潔に
1000回以上、いや2000回以上
説明してきた。
この子は何か障害があるんじゃ…
と発達障害の勉強もたくさんしました。
子供の困った行動には
無反応が良い
と書いてあったので、
その通りにやったけど
1ヶ月2ヶ月たっても
何も変わらない
狂っていくママ、ギャン泣きの息子
「もういやー！！！」
と何度も壁や布団やソファを殴りました。
「こんな子どもママの手に負えないから
他の人に頼んで引き取ってもらいます」
と言って、本気で相談所に
電話しようとしたこともありました。
もちろん息子は大泣き。
しゃくりあげながら
「どこにも行かないで」
「ママ一緒にいたいよ」
と毎回
この世の終わりかのように
泣き叫んでいました。
「もうしないから」
「約束するから」
「ママの言うこと聞くから」
と言われても
「そう言って何回約束破って来た？」
「嘘つき嘘つき嘘つき！！！！！」
と私のイライラをぶつけ続けました。
暗い記事すみません
長くなりました。
次に続きます
とうにゅう
