今日の言葉は、”купаться”と”плавать”(クパッツァ、プラーヴァチ)
どちらも「泳ぐ」時に使えます。
以前、自分が海で泳いだということを伝えたくて辞書を調べて知ったのは ”плавать”という単語。
和露辞典でひくと最初に出て来ると思います。
でも、実際ロシア人との会話でよく出て来るのは"купаться"の方。
こちらを調べると「水浴びする」などと書いてあります。
確かに入浴する時にも使える単語のようです。
”плавать”は文字通り「泳ぐ」ことで、
「泳げる?」"Ты умеешь плавать?"
「うん、泳げるよ」"да, умею"
という感じになります。能力として泳げるということです。
”купаться”は、泳ぐことも含め、リゾート地など海に遊びに行って泳いだことを指すことが多いです。
「ブルターニュで休暇を過ごしてきたよ」"мы отдыхали в Бретани."
「そう、じゃあ毎日泳いだんじゃない?」"тогда каждый день купалась?"
「ううん、寒かったのよ。フランス人は泳いでたけどね」"нет, было холодно - хотя французы купались."
という感じです。ガンガン泳ぐというのではなく、海に遊びに行って泳ぐ、という感じです。
ちなみに、ブルターニュやコルシカに行った時も、ヤルタに行った時も、日本人の我々には寒くて羽織りものすら必要な気温でも、泳いでるのはフランス人とかロシア人ですね。。。
体感温度が違うのか、泳がなきゃ損と思ってるのか、、、
いや、ロシア人の友人に以前、上記のようなことを話したら「水温はどれくらい?」と聞かれて、「水温なんかいちいちチェックしてないよ…」と思ったことがありましたが、その後分かったのは、ヨーロッパでは気温より水温が高いことも多いようですね。
また、その時「水温はわかんなけど気温は25度くらいだよ、寒いよ」と言うと「それなら水温は十分泳げる温度だよ」と言われたんです。
確かに海外の天気予報サイトには、気温と共に水温も表示してあることがありますね。
瀬戸内で泳いでいた私としては、気温が30度ないと水温は低くて泳げない感覚があったのですが、関東やその他の地域だとどうなんだろう?
みなさん、今年の夏はどこかに泳ぎに行きますか?
Вы поедете купаться куда-нибудь?
<用法>
”плавать”の方は、人が泳ぐだけでなく、魚やアヒルなどが泳いでる時、さらには船が海や川を進む時にも使えます。
"мама, смотри! рыбки плавают!" 「ママ、見て!お魚が泳いでるよ!」
"мы плавали на лодке в пруду" 「私達は池でボートに乗った」
友人のダーチャ近くの池で舟遊び。